このリリースに関する情報:
リリース日: 2024年10月31日
拡張
License Server の機能拡張
- ツール ライセンスは、OS ユーザー名ではなく、ユーザーのログイン ユーザー名にリリースできるようになりました。このオプションを有効にする方法については、「License Server の設定」を参照してください。
- ツールがライセンスを要求すると、ユーザーのログイン ユーザー名と OS ユーザー名の両方が記録されます。
- 複数のネームドユーザー ライセンスを同じユーザー名に割り当てることができるようになりました。詳細については「ライセンスの種類」を参照してください。
- API ドキュメントと使用方法 API マニュアルのページが分離され、ヘルプ メニューからアクセスできるようになりました。
- ライセンス トークンのリストを返す GET /tokens API が、パブリック API として公開されました。
- ツールの使用状況をツール バージョン、ユーザー、ホスト別にグループ化できる新しい GET /usage API が追加されました。詳細については「ツールのライセンス使用の表示」を参照してください。
- ツール ライセンス ページからツール ライセンスを要求する機能が追加されました。詳細については「ツール ライセンスの管理」を参照してください。
DOORS Next との統合
- IBM の要件管理システムである DOORS Next のサポートが追加されました。詳細については「DOORS Next との統合」を参照してください。
- DOORS Next Requirements Traceability レポートが Traceability Pack で利用できるようになりました。
- ユーザーは、/syncTestCases API を使用して、DTP から DOORS Next にテスト データを送信できます。
- DOORS Next 要件は、Parasoft C/C++test および SOAtestの [要件] ビューで参照できます。
OpenID Connect (OIDC) の機能拡張
- OIDC モードでベーシック認証を有効にすることで、オートメーション ユーザーが DTP で認証を行う方法をより簡潔にすることができます。詳細については「OpenID Connect の設定」を参照してください。
- ログイン エラーまたは構成エラーが発生した場合、ユーザーはエラー ページにリダイレクトされます。
エクスプローラーの機能拡張
- 違反エクスプローラーで、違反メッセージ内でのキーワード検索が可能になりました。詳細については「違反の検索」を参照してください。
- 違反エクスプローラーでは、違反が 0 の場合に、より明確なメッセージが表示されるようになりました。
- テスト エクスプローラーでは、テストが 0 の場合に、より明確なメッセージが表示されるようになりました。
- 違反エクスプローラーとカバレッジ エクスプローラーでは、リソースグループがフィルターに適用されている場合に、その旨が表示されるようになりました。
その他の注意事項
- DTP に Java 17 と Tomcat 10 が同梱されました。
- MySQL 8.4 と utf8mb4 文字セットのサポートが追加されました。バージョン 2024.2 で作成された DTP データベースは、utf8mb4 文字セットと utf8mb4_general_ci 照合を使用します。以前のバージョンの DTP で作成されたデータベースの文字セットと照合は、アップグレード プロセス中も変更されません。
- PUT /globalToolSettings API は、text/plain ペイロードのみを受け入れるようになりました。
- テクニカル サポート アーカイブに Tomcat ログ ファイルが含まれるようになりました。
- ユーザー管理で、ユーザーがグループに追加またはグループから削除されたときに、ログが記録されるようになりました。
- License Server のサポート対象ツールデータベースで、Parasoft がサポートしなくなったツールは表示されなくなりました。
- Helm Chart で、Persistent Volume Claims (PVC) の構成がサポートされるようになりました。
- 管理者権限を持つユーザーのみが Extension Designer にアクセスできます。
- DTP セッション タイムアウトを設定できるようになり、ユーザー セッションの時間をより細かく制御できるようになりました。セッション タイムアウトの設定については、「DTP セッション タイムアウトの構成」をご覧ください。
- CSV ファイルからデータを取得する Requirements Traceability レポートが、Traceability Pack で利用できるようになりました。
- DTP ライセンス ページからツール ライセンスを要求する機能が追加されました。詳細については「DTP の起動とライセンス設定」を参照してください。
- CWE バージョン 4.15 のサポートが追加されました。
- OWASP Dependency-Check 11.0.0 のサポートが追加されました。
非推奨またはサポート終了
- Oracle 18c のサポートは非推奨になりました。
- MySQL 5.7 のサポートは非推奨になりました。
- Extension Designer のサーバー設定ページから匿名アクセス オプションが削除されました。
DTP に同梱のソフトウェア
DTP 2024.2 には以下のソフトウェアが同梱されています。
- Apache Tomcat 10.1.31
- Java Azul OpenJDK 17.0.13+11 (17.54.21)
解決された PR と FR
ID | 説明 |
---|---|
LS-2375 | 米国以外のロケールでは、upgrade.bat は名前に "/" が含まれるバックアップ フォルダーを使用 |
DTP-27316 | レポートのダウンロードに失敗した場合のビルド監査レポートのエラー メッセージを改善 |
日本語版での制限事項
日本語版では組込みデータベースはサポートされていません。