DOORS Next は、要件管理のための高度なプラットフォームであり、テストを処理するための品質管理サーバーと緊密に統合されており、どちらも Jazz プラットフォーム上で実行されます。一方、Parasoft テスト ツールと DTP は、ソフトウェア プロジェクトで品質上の問題を検出したりテストを実行したりする包括的な自動テスト ツールを提供します。DOORS Next を Parasoft DTP と統合することで、2 つの重要なシステム要素間のトレーサビリティを強化し、プロジェクトのワークフローを強化できます。
- DOORS Next および統合された品質管理サーバーは、要件とテストの定義を担当します。
- Parasoft テストツールは、自動テストを実行し、ソフトウェアの欠陥や違反を検出します。Parasoft DTP は、レポートと解析のダッシュボードです。
Parasoft DTP は、DOORS Next 7.0 との統合をサポートします。
Parasoft ツールを DOORS Next と統合すると、以下の機能が提供されます。
Parasoft テスト結果の DOORS Next 要件およびテスト定義への送信
ソフトウェア要件は DOORS Next で定義され、Parasoft ツールと DTP はこれらの要件の実装をテストするために使用されます。Parasoft DTP から DOORS Next にテスト結果を送信することで、DOORS Next のトレーサビリティ レポートを使用して、DOORS Next のこれらの要件と Parasoft DTP のテスト結果の間のトレーサビリティを追跡できます。「DOORS Next へのテスト データの送信と結果の参照」を参照してください。
Parasoft DTP レポートのテスト結果に対する DOORS Next 要件のトレーサビリティの監視
このユースケースは前述の機能と似ています。DOORS Next 要件から Parasoft テスト結果までのトレーサビリティを監視することを目的とします。しかし、違いはレポートのソースにあります。前述の機能では DOORS Next にトレーサビリティ情報を提供していましたが、この機能は Parasoft DTP のレポートを利用します。「Parasoft から DOORS Next のトレーサビリティ レポート」を参照してください。
設定
これらの機能を利用するには、事前にいくつかの設定が必要です。「DOORS Next との統合設定」を参照してください。
さらに、前述の「Parasoft DTP レポートのテスト結果に対する DOORS Next 要件のトレーサビリティの監視」機能を使用する場合は、いくつかの追加構成が必要です。「Parasoft から DOORS Next のトレーサビリティ設定」を参照してください。