Selenic に以下の更新を加えました:

JUnit 5 のサポート

JUnit 5 テストの実行、生成、および自己修復のサポートを追加しました。また、テストを作成する方法を設定するための新しいコントロールを IDE プラグインに追加しました。

IntelliJ のサポート

Selenic は、IntelliJ IDEA にプラグインできるようになりました。このプラグインには、以前は Eclipse でしか利用できなかったすべての機能のサポートが含まれています:

IntelliJ 2020.1 はサポート対象外です。

DTP へのソースのパブリッシュ

テスト結果を DTP にパブリッシュする時にテストソースを含めるように Selenic を構成できます。これにより、結果を表示するときに、テストエクスプローラービューなどの DTP インターフェイスでソースを表示できます。

DTP とソースを共有する方法は2つあります:

  1. ソース管理:ソース管理リポジトリへの接続を構成して、DTP に情報を渡すと、DTP でソースを直接読み取る事ができるようになります。詳細については、ソース管理の設定 をご覧ください。
  2. 実行時にコピーをパブリッシュ:.properties ファイルで report.dtp.publish パラメータが有効になっている場合、またはコマンドで -publish フラグが使用されている場合、ソースのコピーが含まれます。詳細については、DTP に結果を公開 をご覧ください。

テストトレーサビリティのサポート

Selenic は、テストをアプリケーションライフサイクル管理(ALM)およびエンタープライズアジャイルプランニング(EAP)システム(Jira、Xray、VersionOneなど)の作業項目にリンクさせるソースコードアノテーションをサポートするようになりました。テスト結果を Parasoft DTP にパブリッシュすると、ソフトウェア要件がテストでどの程度カバーされているかを可視化するトレーサビリティレポートを生成できます。詳しくは、テストトレーサビリティ をご覧ください。

パフォーマンスベンチマーク

テストメソッドの実行時間が過去の実行に基づく平均実行時間よりも長い場合、それをレポートするように Selenic を構成できるようになりました。この機能は、テストが成功し続けている場合でも、発生する可能性のある潜在的なパフォーマンスの低下を即座に特定するのに役立ちます。 詳細については、コマンドライン の -performanceBenchmarking をご覧ください。

Applitools のサポート

Selenic は、Applitools と連携できるようになりました。Applitools は、テスト実行中にスクリーンショットまたは「チェックポイント」をキャプチャし、それらを Web アプリケーションに表示して、UI の変更を視覚的に確認できるようにします。Applitools の結果はHTMLレポートにも表示されます。詳細については、コマンドライン の Applitools との連携 をご覧ください。

HTML レポートのアップデート

Selenic HTMLレポートに、テストの成功と失敗、テストの実行時間、視覚的な変化(Applitools と連携している場合)が表示されるようになりました。

その他のアップデート

PRs & FRs

次の PR および FR が対処されました:

SEL-1625License module hangs in specific environment