DTP には、新しい データベース スキーマ DTP for Report Center と DTP for Project Center が導入されました。Concerto から DTP への移行が完了したら、「データベースのインストールと構成」の「MySQL データベース サーバーのインストール: Windows」の説明に従ってこの新しいデータベース スキーマを作成してください。
Concerto から DTP に移行する前に、必ず次の章を読み、必要なすべての調整を行ってください。
Windows での移行
- Parasoft サービスを停止します。「Concerto サービスの停止」を参照してください。
DTP インストール ファイルを実行します。
ライセンス使用許諾を承認します。
インストール ディレクトリを選択し、ショートカット オプションを設定します。
インストール設定を確認し、[インストール] をクリックします。新規にインストーラーのダイアログが開き、Concerto のアンインストール処理に進みます。
ユーザーが作成したファイルは DTP に移行されます。Concerto に関連するデータを削除するよう促される場合があります。Yes を選択すると、Concerto インストール ディレクトリにあるすべての物が削除されます。データベースの内容など、インストール ディレクトリに保管されていないデータには影響しません。構成ファイルは、Concerto ファイルを削除する前に、インストール中に DTP にコピーされます。ただし、念のために Concerto インストール ディレクトリをあらかじめ必ずバックアップしてください。Concerto のアンインストールを促されたら、[削除] を選択します。
Linux および Solaris での移行
- Parasoft サービスを停止します。「DTP サービスの停止」を参照してください。
-u オプションを使ってDTP インストール スクリプトを実行します。
./DTP.sh -u DTP_HOME
DTP_HOME には、現在の Concerto のインストール ディレクトリを指定します。重要! 相対パスではなく、フル パスで入力する必要があります。
例:
./parasoft/dtp ではなく
/home/parasoft/dtp
DTP.sh -u
が完了したら、dtpconsole.sh を実行して DTP と Data Collector を起動します。「DTP サービスの開始」を参照してください。