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REST Client は、RESTful サービスの機能をチェックするツールです。シナリオに REST Client を追加し、テストのニーズに合わせて構成できます。適切な環境をテストアップしてテスト シナリオを実行するジョブを作成し、実行することもできます。特定のコンポーネントの健康状態環をチェックしたり、セットアップ時に自動テストを行う際にも、これらのテストを使用できます。
CTP の REST Client インターフェイスは、新規 REST Client ツールをすばやく作成するために提供されています。より高度な機能 (カスタム スクリプトを使用したメッセージペイロードの定義など) を使用するには、SOAtest デスクトップでツールを使用します。 「REST Client」を参照してください。
トラフィックからの REST Client の作成
RESTful サービスのトラフィックをキャプチャしたトラフィック ファイルがある場合、REST Client を含むテスト シナリオを生成し、記録されたトラフィックをテストするよう構成できます。詳細は「新規テスト シナリオおよびテスト スイートの作成」を参照してください。
REST Client の追加
- 左側のペインで、新規 REST Client を追加する .tst またはテスト スイートを選択します。
- ページレベルのアクション メニューの [REST Client の追加] をクリックします。
- (任意) 新しく作成されるツールの名前を変更します。
- 下の説明に従ってツールを構成し、[保存] をクリックします。
選択されたテスト スイートの末尾に新しいツールが追加されます。
REST Client の構成
- (任意) [Work item] フィールドでクライアントと要求、タスク、その他の作業アイテムを関連付けることができます。詳細については、「テストと作業アイテムの関連付け」 を参照してください。
- REST Client が配置されたテスト スイートに複数のデータ ソースがある場合、REST Client のパラメータライズに使用するデータ ソースを参照して変更できます。詳細については「データ ソースおよびデータ バンクの値を使用したパラメータライズ 」を参照してください。
- [メソッド] ドロップダウン メニューから HTTP メソッドを選択します。
クエリーも含め、リソースにアクセスするための URL を指定します。
ヒント: {$var_name} の使用
SOAtest と同様に、${var_name} という標準的な表記法を使用して環境変数、テスト スイート変数、テスト シナリオに定義されたデータ ソースの値を参照できます。この表記は URL およびペイロードのどちらでも使用できます。
JSON を処理する場合、JSON メッセージ内の数値またはブール値をパラメータライズするには、次の特別な表記法を使用します。${number:<value>} or ${boolean:<value>}.たとえば、Count 列の数値をパラメータライズするには、${number:Count} を使用します。
- (任意) クライアントをカスタマイズし、200 番台以外のHTTPレスポンス コードを成功とすることができます。[Valid response] フィールドにコードおよび/またはコードの範囲をカンマで区切って入力します。たとえば「302, 500-599」を使用した場合、「302 のコード」 または「500 番台の任意のコード」が許容されます。 データ ソースに格納された値を使用する場合も、必ず同じフォーマットを使用してください (「302, 500-599」 など)。
- (任意) レスポンスが受信されなかった場合にタイムアウトするまでの時間をミリ秒単位で指定します。
(任意) サービスが認証を必要とする場合、[HTTP 認証の有効化] オプションをオンにし、ログイン認証情報を指定します。
(任意) デフォルトの HTTP ヘッダーを上書きするには、ヘッダーを追加します。詳細については「HTTP ヘッダー」を参照してください。 [HTTP ヘッダー] ドロップダウン メニューから [リテラル] または [テーブル] を選択し、テキスト エリアに値を入力するか、テーブル形式でヘッダーを構築します。
リテラル モードテーブル モード- リクエストを送信する前にクッキーをリセットするには、[リクエストの送信前に既存のクッキーをリセットします] オプションをオンにします。
- データを送信するメソッド (PUT、POST など) を選択した場合、[ペイロード] コントロールが表示され、送信するメッセージを指定できます。
- 適切なペイロードのフォーマットとメディア タイプが選択されていること ([フォーマット] および [コンテンツ タイプ] ボックスで) を確認してください。
- リテラル テキスト エディター、JSON エディター、または XML エディターでペイロードを指定します (詳細とヒントについては「JSON メッセージの編集」および「XML メッセージの編集」を参照してください)。