[テスト シナリオ] ページから直接 SOAtest サーバーにテスト シナリオおよびテスト スイートを追加できます。[テスト シナリオ] ページにアクセスするには、API Testing モジュールを開きます。

新規テスト シナリオ (.tst ファイル) の作成

テスト シナリオは、ジョブまたはセットアップ中に実行できる最小の単位です。テスト シナリオは、.tst ファイルとして SOAtest のワークスペースに格納されます。

CTP から新規 .tst ファイルを追加するには、次の操作を行います。

  1. 左側のペインで新規テスト シナリオを追加するサーバーまたはフォルダーを選択します。
  2. ページレベルのアクション メニューの [テスト シナリオの作成] をクリックします。
  3. (オプション) シナリオの名前を指定し、説明を追加します。
  4. [作成] メニューからテスト シナリオのタイプを選択します。シナリオ タイプの詳細については「テスト シナリオ作成オプション」を参照してください。
  5. (オプション) テスト シナリオにALM システムの作業アイテムを関連付けます。詳細については「Work Item Associations」を参照してください。
  6. [保存] をクリックします。

.tst (生成された SOAP Client ツールを含む) が、指定された SOAtest サーバーに追加されます。該当するツリー ノードを選択すると、追加された SOAP Client を参照できます。 

WSDL の定義ファイルからテスト シナリオを作成した場合、ツールの名前、リクエスト メッセージ、エンドポイント、SOAP アクションが自動的に設定されます。エンドポイント値を表す変数が作成されます。ハードコードされた値ではなく、柔軟な変数を使用してエンドポイントが設定されるため、テスト時代と変更することなく同じテストを別の環境で実行できます。生成された変数は、生成された変数セットに定義されます。

RAML または OpenAPI の定義ファイルからテスト シナリオを作成した場合、テスト シナリオには、定義に含まれるリソース/メソッドのペアごとに 1 つの REST Client が追加されます。各 REST Client のリソース URL、HTTP メソッド、ペイロード (該当する場合) も定義に従って設定されます。

サービスのベース URL は、"BASEURL" 変数を使用して設定されます。各リソースは "BASEURL" 変数を使用してパラメータライズされます。クエリー パラメーターには、サービス定義で定義されたとおりのデフォルト値またはサンプル値 (該当する場合) が設定されます。レスポンスにはサンプル ペイロードが含まれます (利用可能な場合)。サービス定義に JSON スキーマが含まれている場合、JSON スキーマからサンプル ペイロードが構築されます。

変数の値は、テスト ジョブ レベルやコンポーネント インスタンス レベルで変更できます。

テスト シナリオ作成オプション 

テスト シナリオ作成画面では、以下の入力からシナリオを作成できます。

スケルトン シナリオを作成し、後で手動でテストを追加するには、[] を選択します。 

既存のテスト シナリオ (.tst ファイル) にスケルトン テスト スイートを追加するには、次の操作を行います。

  1. 左側のペインで新規テスト スイートを追加する .tst またはテスト スイートを選択します。
  2. ページレベルのアクション メニューの [テスト スイートの追加] をクリックします。
     
  3. (任意) 新しく作成されるテスト スイートの名前を変更します。

指定された SOAtest サーバーの指定された .tst ファイルにテスト スイートが追加されます。

RAML

RAML 定義のエンドポイントに基づいてテスト シナリオを自動生成する場合、[RAML] を選択し、RAML 定義の場所の絶対 URI を入力します。RAML 0.8 および 1.0 がサポートされています。

OpenAPI (Swagger)

Swagger 定義のエンドポイントに基づいてテスト シナリオを自動生成する場合、[OpenAPI (Swagger)] を選択し、OpenAPI 定義の場所の絶対 URI を入力します。OpenAPI1.0 から 2.0 がサポートされています。

WSDL

WSDL 定義のエンドポイントに基づいてテスト シナリオを自動生成する場合、[WSDL] を選択し、WSDL 定義の場所の絶対 URI を入力します。 

トラフィック

Parasoft プロキシまたはその他のユーティリティを使用してキャプチャしたトラフィックに基づいてテスト シナリオを生成できます。実行中の Parasoft Data Repository へのアクセスおよび VirtualAssets プロジェクトに保存された少なくとも 1 つのトラフィック ファイルが必要です。トラフィックのメッセージ コンテンツは整形式でなければなりません (たとえば、XML の場合は整形式であること)。SOAP メッセージには、最上位の XML 要素が 1 つだけ存在しなければなりません。

  1. [作成] ドロップダウン メニューから [トラフィックからの作成] を選択し、トラフィック ファイルを参照します。
  2. (オプション) テンプレートにしたがってシナリオを作成する場合、ドロップダウン メニューからテンプレート ファイルを選択します。CTP は SOAtest サーバーの traffic_templates フォルダーにあるテンプレートを選択肢として表示します。テンプレート ファイルがない場合、このオプションは利用できません。 
  3. [リポジトリ サーバー] ドロップダウン メニューからデータ リポジトリを選択します。テスト シナリオを接続するデータ リポジトリ サーバーは、CTP に登録され、実行中である必要があります。
  4. [リポジトリ名] ドロップダウン メニューからリポジトリを選択するか、シナリオのために新規リポジトリを作成する場合は、名前を入力します。既存のリポジトリを指定すると、既存のデータは上書きされます。

ツールは自動的に設定され、指定された Parasoft Data Repository に格納された値でパラメータライズされます。

作業アイテムの関連付け

新規シナリオのテストとアプリケーション ライフサイクル管理 (ALM) または要求管理システム (RMS) に保存された作業アイテムを関連付けることができます。

  1. [Work items] セクションで [追加] ボタンをクリックし、テーブルに新規行を追加します。
  2. 作業アイテムと関連付ける成果物のタイプを指定します。ALM/RMS によって使われる用語は異なりますが、デフォルトでは以下のタイプがサポートされています。
    • @fr - フィーチャー リクエスト作業アイテムとテストを関連付けます。
    • @pr  - 欠陥作業アイテムとテストを関連付けます。
    • @req  - 要求またはユーザー ストーリー作業アイテムとテストを関連付けます。
    • @task - タスク作業アイテムとテストを関連付けます。
    • @test  - テスト作業アイテムとテストを関連付けます。 
  3. 作業アイテム ID を指定します。
  4. ALM/RMS の URL を指定します。
  5. チェック ボタンをクリックして関連付けを承認します。

既存の関連付けを削除するには、ゴミ箱アイコンをクリックします。 

ツールの追加

よく使用される API Testing ツール (REST Client、SOAP Client、Diff、XML/JSON Assertor、XML/JSON Data Bank など) を CTP のインターフェイスから直接に追加できます。その他のツールを追加するには、デスクトップ版の SOAtest を使用します。
詳細については以下を参照してください。

データ ソースまたは抽出された値を使用してツールの値をパラメータライズできます。詳細については、「データ ソースおよびデータ バンクの値を使用したパラメータライズ」 を参照してください。

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