Virtualize は、データベース クエリーおよびレスポンス、または HTTP、 JMS、 MQ を介したトラフィックなど、依存するシステム コンポーネントの実行中の振る舞いを記録できます。そして、記録した振る舞いを仮想アセットとして表現します。仮想アセットが作成され、デプロイされると、キャプチャした振る舞いをエミュレートできます。そのため、アクセスが難しいシステム コンポーネントの依存性を断つことができます。
データベースの記録は Parasoft JDBC ドライバーから行われます。詳細については、「データベースの記録」を参照してください。
HTTP、 JMS、または MQ のライブ トラフィックを記録するには、 2 通りの方法があります。
- 推奨するアプローチは、メッセージ プロキシを設定し、それらのプロキシから記録することです。この方法は、テスト対象アプリケーションがプロキシを指すように 1 度だけ変更する必要があります。その後、 GUI を使用して記録を開始および停止したり、トラフィックを指定の仮想アセットに移動したりできます。メッセージ プロキシの作成および構成方法の詳細については、「メッセージ プロキシの設定」を参照してください。これらのプロキシから記録する方法については、「メッセージ プロキシからのトラフィックの記録」を参照してください。
- メッセージ プロキシを使用したくない場合、記録ウィザードを使用してライブ トラフィックをキャプチャし、そのトラフィックに基づいて仮想アセットの作成およびデプロイをして、テスト対象アプリケーションを仮想アセットに向けることができます。 この記録方法の詳細については、「トラフィックの記録」を参照してください。