Selenic に以下の更新を加えました:

エンタープライズアプリケーションへの最適化

Selenic は、Salesforce および Guidewire エンタープライズ アプリケーション ソフトウェア(EAS)用に最適化されたロケーター戦略を適用できるようになりました。Parasoft Recorder でアクションを記録するときにオプションリストから EAS を選択すると、Selenic は記録から Selenium テストとテストプロジェクトを作成するときに最適なロケーター戦略を適用します。

改善されたロケーター戦略

Selenic がテストの生成や修復で使用するロケーター戦略が改善されました。次の改善が施されました:

  • マルチタブインターフェイスなどの複雑な UI で類似した要素を明確にする事を可能にするロケーターの作成
  • アクセシビリティ標準の活用による、より保守しやすく、より人間が理解可能なロケーターの作成
  • 動的なページタイトルの検証
  • 要素にフォーカスが合っていることを確認するため自動でページ内をスクロール
  • Chrome オプションをテストに自動的に追加し、再生の信頼性を向上

テキストアサーションのサポート

Parasoft Recorder は Selenic で自動生成するテストに含まれるテキストアサーションもUIアクションの記録時に記録できるようになりました。

TestNG を使用したテスト作成

TestNG を使用した Selenium テストの作成が可能になりました。以前のバージョンでは、TestNG を使用したテスト実行のみがサポートされていました。プロジェクトにテストを追加する時、Selenic は、JUnit または TestNG ライブラリが存在するかどうかを検出し、適切なフレームワークを使用してテストを作成します。

IDE サポート

  • Selenic は Eclipse 2020-06 へのプラグインが可能になりました。
  • Selenic は IntelliJ IDEA 2020.2 へのプラグインが可能になりました。

IDE からパフォーマンスベンチマーク機能の有効化

IDE からパフォーマンスベンチマーク機能を有効化する新しいライセンス機能が追加されました。  

その他のアップデート

  • Windows 7 がサポート対象外になりました
  • Eclipse 4.4-4.7 がサポート対象外になりました

PRs & FRs

次の PR および FR が対処されました:

IDDescription
SEL-1914Failed to create tst when AUT contains an https URL
SEL-1796No recommendations reported
SEL-1760Selenic Performance Benchmarking in IDE
  • No labels