このセクションは、Maven 用 Jtest ゴールおよびパラメーターの情報を提供します。以下のゴールがあります。
jtest:jtest
完全名: com.parasoft.jtest:jtest-maven-plugin:2020.1.0:jtest
このゴールは、Maven のレポートとして使用する必要があります。ビルド データを収集し、指定されたパラメーターを使用して Jtest を実行します (「Jtest Plugin for Maven の設定」を参照)。ビルド セッションの最後に呼び出され、すべてのプロジェクトの集約されたデータを収集します。ゴールはアグリゲータとして機能します。つまり、ゴールの実行はビルド ライフサイクルのフェーズに紐付けされません。
属性
- 実行するには Maven プロジェクトが必要です。
- アグリゲータ プラグインとして実行されます。
- スコープ: compile の成果物の依存関係を解決する必要があります。
- 導入されたバージョン: 1.0.0
パラメーター
名前 | 設定可能な値/データ型 | 導入されたバージョン | 説明 |
---|---|---|---|
compilation | PlexusConfiguration | 1.0.4 | 手動コンパイル データの記述です。詳細については「コンパイル データの手動カスタマイズ」を参照してください。 |
compilations | PlexusConfiguration | 1.0.4 | 手動コンパイル データの記述のリストです。詳細については「コンパイル データの手動カスタマイズ」を参照してください。 |
config | String | 1.0.0 | ビルトイン/DTP/ユーザー定義テスト コンフィギュレーション名です。 ユーザー プロパティ: |
dataUpdate | String | 1.2.9 | ビルドから収集されたコンパイル データを手動で更新できます。 ユーザー プロパティ: |
exclude | String | 1.0.0 | 選択されたリソースのうち、解析対象から除外するファイルまたはパッケージのサブセットを指定します。修飾名または複数のファイル名に一致する Ant glob パターンを指定できます。 ユーザー プロパティ: |
excludes | 1.1.0 | exclude パラメーターの List です。 ユーザー プロパティ: | |
excludeTestSources | true | false | 1.1.0 | テスト ソースを解析対象から除外します。 デフォルト値: ユーザー プロパティ: |
fail | true | false | 1.0.0 | 違反がレポートされた場合、ビルドを失敗させます。 デフォルト値: ユーザー プロパティ: |
forceTestReportsImport | true | false | 1.0.0 | Maven 環境で Jtest プラグインが既存のテスト プラグイン (Surefire など) を認識できない場合、デフォルトの場所からテスト結果をインポートします。 デフォルト値: ユーザー プロパティ: |
home | Path | 1.1.0 | Jtest のインストール ディレクトリです。 ユーザー プロパティ: |
ignoredIds | 1.0.4 | 無視するコンパイル ID の List です。 ユーザー プロパティ: | |
include | String | 1.0.0 | 選択された リソースの中から、解析対象に含めるファイルまたはパッケージのサブセットを指定します。 ユーザー プロパティ: |
includes | 1.1.0 | include パラメーターのリストです。 ユーザー プロパティ: | |
projectNameTemplate | String | 1.0.0 | プロジェクト名のテンプレートです。[groupId]、[artifactId]、[version] および [basedir] オプションを使用してパターンを構成できます。 ユーザー プロパティ: |
publish | true | false | 1.0.0 | ローカル解析の結果を DTP サーバーにパブリッシュするかどうかを指定します。 ユーザー プロパティ: |
report | Path | 1.0.0 | レポートが作成されるディレクトリを指定します。 ユーザー プロパティ: |
resource | String | 1.0.0 | 解析の入力スコープを指定します。リソースが指定されていない場合、ビルドされたすべてのプロジェクトのリソースが解析されます。 ユーザー プロパティ: |
resources | 1.1.0 | resource パラメーターの List です。 ユーザー プロパティ: | |
settings | Path | 1.0.0 | カスタム設定が保存された *.properties ファイルへの絶対パスまたは相対パスです。 ユーザー プロパティ: jtest.settings |
settingsList | 1.0.0 | settings パラメーターのリストです。 ユーザー プロパティ: | |
showDetails | true | false | 1.0.0 | より詳細な進捗情報を表示します。 ユーザー プロパティ: jtest.showdetails |
showSettings | true | false | 1.0.0 | 現在の設定とカスタマイズの内容を出力します。 ユーザー プロパティ: jtest.showsettings |
skip | true | false | 1.1.0 | Jtest の実行のスキップを有効または無効にします。 デフォルト値: false ユーザー プロパティ: jtest.skip |
パラメーターの詳細
compilation
手動コンパイル データの記述です。詳細については「POM ファイルでのコンパイル データの手動カスタマイズ」ページを参照してください。
- 型: org.codehaus.plexus.configuration.PlexusConfiguration
- 導入されたバージョン: 1.0.4
- 必須: いいえ
compilations
手動コンパイル データの記述のリストです。詳細については「コンパイル データの手動カスタマイズ」を参照してください。
- 型: org.codehaus.plexus.configuration.PlexusConfiguration
- 導入されたバージョン: 1.0.4
- 必須: いいえ
config
テスト コンフィギュレーション名です。次のタイプがサポートされています。
- ビルトイン テスト コンフィギュレーション 例:
"builtin://Recommended Rules"
- DTP テスト コンフィギュレーション 例:
"dtp://New Config"
- ユーザー定義テスト コンフィギュレーション 例:
"user://Your Config"
ユーザー定義コンフィギュレーションは [INSTALL_DIR]/configs/user ディレクトリに *.properties ファイルとして格納する必要があります。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.config
dataUpdate
ビルドから収集されたコンパイル データを手動で更新できます。
- サポートされるアクション: prepend, append, and set.
- サポートされるデータ型: classpath、bootpath、sourcepath、resourcepath、binarypath、sourcecode (set のみ)、encoding (set のみ)
- スコープ: 収集されたすべてのプロジェクト データが更新されます。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.2.9
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.dataUpdate
コンパイル データ モデルの詳細については「POM ファイルでのコンパイル データの手動カスタマイズ」を参照してください。
exclude
選択されたリソースのうち、解析対象から除外するファイルまたはパッケージのサブセットを指定します。修飾名を指定できます。複数のファイル名に一致する glob パターンを使用できます。
例 1: 次のパターンは、com.parasoft パッケージおよびそのサブパッケージのすべてのファイルを除外します: /com/parasoft/**
例 2: 次のパターンは、com.parasoft.jtest パッケージのすべてのファイルを除外しますが、サブパッケージのファイルは除外しません: /com/parasoft/jtest/*
例 3: 次のパターンは、指定されたディレクトリおよびそのサブディレクトリにあるすべてのファイルを除外します: path:/home/user/project/src/test/java/**
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.exclude
excludeTestSources
テスト ソースを解析対象から除外します。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- デフォルト値: true
- ユーザー プロパティ: jtest.excludeTestSources
excludes
exclude パラメーターの List です。Maven 3.0.3 以降では、プロパティを使用して設定できます。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.excludes
fail
違反がレポートされた場合、ビルドを失敗させます。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- デフォルト値: false
- ユーザー プロパティ:
jtest.fail
forceTestReportsImport
Maven 環境で Jtest プラグインが既存のテスト プラグイン (Surefire など) を認識できない場合、デフォルトの場所からテスト結果をインポートします。
- 型: java.lang.Boolean
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- デフォルト値: false
- ユーザー プロパティ:
jtest.forceTestReportsImport
home
Jtest のインストール ディレクトリです。
- 型: java.io.File
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.home
ignoredIds
無視するコンパイル ID の List です。Maven 3.0.3 以降でサポートされます。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.0.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.ignoredids
include
選択された リソースの中から、解析対象に含めるファイルまたはパッケージのサブセットを指定します。複数のファイル名に一致する glob パターンを使用できます。
例 1: 次のパターンは、com.parasoft パッケージおよびそのサブパッケージのすべてのファイルを含めます: /com/parasoft/**
例 2: 次のパターンは、com.parasoft.jtest パッケージのすべてのファイルを含めますが、サブパッケージのファイルは含めません: /com/parasoft/jtest/*
例 3: 次のパターンは、指定されたディレクトリおよびそのサブディレクトリにあるすべてのファイルを含めます: path:/home/user/project/src/test/java/**
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.include
includes
include パラメーターのリストです。Maven 3.0.3 以降では、プロパティを使用して設定できます。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.includes
projectNameTemplate
プロジェクト名のテンプレートです。デフォルトでは、次のパターンを使用して json 中のプロジェクト名が作成されます:"groupId:artifactId "このパラメーターを指定すると、[groupId]、[artifactId]、[version] および [basedir] オプションを使用してパターンを設定できます。たとえば、プロジェクト名を Eclipse のプロジェクト名と合わせることができます。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.projectNameTemplate
publish
ローカル解析の結果を DTP サーバーにパブリッシュするかどうかを指定します。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.publish
report
レポートが作成されるディレクトリを指定します。デフォルト値は ${project.build.directory}/jtest
です。
- 型: java.io.File
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.report
resource
解析の入力スコープを指定します。リソースが指定されていない場合、ビルドされたすべてのプロジェクトのリソースが解析されます。
次のパターンを使用してパスを指定します: ${ProjectName}/my/src/dir/my/package/file.java"以下のワイルドカードを使用できます。
- ? - 1 文字に一致します。
- * - (パスの区切り文字 / を除く) 0 個以上の文字に一致します 。
- ** - パス区切り文字 / を含むパス全体に一致します。
Jtest Maven プラグインは ${ProjectName}
を ${artifactId}:${groupId}
に解決することに注意してください。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.resource
resources
resource パラメーターの List です。Maven 3.0.3 以降では、プロパティを使用して設定できます。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.resources
settings
カスタム設定が保存された *.properties ファイルへの絶対パスまたは相対パスです。
- 型: java.io.File
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.settings
settingsList
settings パラメーターのリストです。Maven 3.0.3 以降でサポートされます。Maven 3.0.3 以降では、プロパティを使用して設定できます。
- 型: java.io.File[]
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.settingsList
showDetails
より詳細な進捗情報を表示します。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.showdetails
showSettings
現在の設定およびカスタマイズの状況を出力します。各構成エントリがどこで指定されているか (.properties ファイルなど) を表示します。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.showsettings
skip
Jtest の実行のスキップを有効または無効にします。true
を設定した場合、jtest.data.json データ ファイルだけが生成されます。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- デフォルト値: false
- ユーザー プロパティ:
jtest.skip
jtest:agent
完全名: com.parasoft.jtest:jtest-maven-plugin:2020.1.0:agent
ビルド モジュールに基づいて Jtest Agent 設定を生成し、agentPropertyNames パラメーターで指定されたプロパティ ファイルの javaagent VM 引数 を設定します。
デフォルトでは、特定のプロパティによって maven-surefire-plugin
および eclipse-test-plugin
に javaagent VmArg
をインジェクトします。
属性
- 実行するには Maven プロジェクトが必要です。
- スコープ: compile の成果物の依存関係を解決する必要があります。
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- デフォルトでは lifecycle phase: process-test-classes にバインドします。
必須パラメーター
名前 | 設定可能な値/データ型 | 導入されたバージョン | 説明 |
---|---|---|---|
autostartAgent | true | false | 1.0.7 | 自動的にカバレッジの収集を有効化するスイッチです。 デフォルト値: ユーザー プロパティ: |
home | Path | 1.1.0 | Jtest のインストール ディレクトリです。 ユーザー プロパティ: |
任意パラメーター
名前 | 設定可能な値/データ型 | 導入されたバージョン | 説明 |
---|---|---|---|
agentPropertyNames | String | 1.2.4 | Jtest Agent JVM 引数を渡すために使用するプロパティのカンマ区切りのリストです。 デフォルト値: fargLine,tycho.testArgLine ユーザー プロパティ: jtest.agentPropertyNames |
agentServerEnabled | true | false | 1.2.4 | Agent サーバーを有効化します。 デフォルト値: false ユーザー プロパティ: jtest.agentServerEnabled |
agentSettings | Path | 1.2.2 | エージェントの設定が生成される場所です。 デフォルト値: ${project.build.directory}/jtest/agent.properties ユーザー プロパティ: jtest.agentSettings |
coverage | 1.2.4 | カバレッジの収集の設定を行うパラメーターのセットです。
| |
enableJacoco | true | false | 2021.1.0 | Jacoco エンジンを使用した行カバレッジの収集を有効/無効にします。 デフォルト値: false ユーザー プロパティ: jtest.enableJacoco |
ignoredIds | 1.0.4 | 無視するコンパイル ID の List です。 ユーザー プロパティ: jtest.ignoredids | |
projectNameTemplate | String | 1.2.4 | プロジェクト名のテンプレートです。 ユーザー プロパティ: jtest.projectNameTemplate |
パラメーターの詳細
agentPropertyNames
Jtest Agent JVM 引数を渡すために使用するプロパティのカンマ区切りのリストです。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.agentPropertyNames
- デフォルト値: argLine,tycho.testArgLine
agentServerEnabled
Agent サーバーの有効化スイッチです。
- 型: boolean
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.agentServerEnabled
- デフォルト値: false
agentSettings
エージェントの設定が生成される場所です。絶対パスまたは ${project.build.directory}/jtest ディレクトリからの相対パスを指定します。デフォルトの場所は ${project.build.directory}/jtest/agent.properties
です。指定されたパスが既存のファイルを指している場合、そのファイルが上書きされます。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.2.2
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.agentSettings
- デフォルト値: agent.properties
autostartAgent
自動的にカバレッジの収集を有効化するスイッチです。
- 型: boolean
- 導入されたバージョン: 1.0.7
- 必須: はい
- ユーザー プロパティ: jtest.autostartAgent
- デフォルト値: true
coverage
カバレッジの収集の設定を行うパラメーターのセットです。
- jtest.coverage.skip - カバレッジを無効化します。
次のパラメーターは、インストゥルメント対象のクラスを指定します (インストゥルメントされたクラスのカバレッジだけが収集されます):
- jtest.coverage.includes - インストゥルメントに含めるクラスの <Glob> パターンを指定します。カバレッジ情報が収集されます。
- jtest.coverage.excludes - インストゥルメントから除外するクラスの <Glob> パターンを指定します。カバレッジ情報は収集されません。
次のパラメーターは、インストゥルメント対象のテスト クラスを指定します (個々のインストゥルメントされたテスト ケースにはカバレッジ情報が割り当てられます):
- jtest.coverage.testIncludes - インストゥルメントに含めるテスト クラスの <Glob> パターンです。テスト ケースにはカバレッジ情報が割り当てられます。
- jtest.coverage.testExcludes - インストゥルメントから除外するテスト クラスの <Glob> パターンです。テスト ケースにはカバレッジ情報が割り当てられません。
- 型: com.parasoft.jtest.plugin.CoverageConfig
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- 必須: いいえ
enableJacoco
- 型: boolean
- 導入されたバージョン: 2021.1.0
- 必須: いいえ
- デフォルト値: false
- ユーザー プロパティ: jtest.enableJacoco
home
Jtest のインストール ディレクトリです。jtestcli
を実行し、Jtest Agent ライブラリにアクセスするために必要です。
- 型: java.io.File
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: はい
- ユーザー プロパティ: jtest.home
ignoredIds
無視するコンパイル ID の List です。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.0.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.ignoredids
projectNameTemplate
プロジェクト名のテンプレートです。独自のテンプレートを作成して json のプロジェクト名を作成できます。以下のオプションがあります。[groupId]、[artifactId]、[version]、[basedir]
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.projectNameTemplate
jtest:monitor
完全名: com.parasoft.jtest:jtest-maven-plugin:2020.1.0:monitor
このゴールは、Maven のレポートとして使用する必要があります。ビルドをスキャンして Jtest Java エージェントの設定を生成し、monitorLocation パラメーターで指定された場所にモニター パッケージを作成します。
モニターパッケージには、以下が含まれます。
- static_coverage.xml - 静的カバレッジ データを格納したファイル
- agent.jar - Jtest Java カバレッジ エージェントの jar アーカイブ
- agent.properties - ビルド処理中に生成されたスコープ パラメーターおよびその他の属性を含むエージェント設定ファイル
- agent.sh/agent.bat - アプリケーションのモニタリングに必要な Jtest Java エージェント VM 引数を生成するスクリプト
- opentelemetry-javaagent.jar および jtest-otel-ext.jar - マルチユーザー カバレッジ モードで使用されます。元の OpenTelemetry Java エージェントとそれに対応する Jtest 拡張です。この拡張は、収集されたカバレッジを特定のユーザーに割り当てるのに必要なデータを収集します。これらのファイルは、
<INSTALL_DIR>/integration/coverage
ディレクトリからコピーされます。
属性
- 実行するには Maven プロジェクトが必要です。
- アグリゲータ プラグインとして実行されます。
- スコープ: compile の成果物の依存関係を解決する必要があります。
- 導入されたバージョン: 1.2.4
任意パラメーター
名前 | 設定可能な値/データ型 | 導入されたバージョン | 説明 |
---|---|---|---|
agentServerEnabled | true | false | 1.2.4 | Agent サーバーの有効化スイッチです。 デフォルト値: true ユーザー プロパティ: jtest.agentServerEnabled |
autostartAgent | true | false | 1.0.7 | 自動的にカバレッジの収集を有効化するスイッチです。 デフォルト値: true ユーザー プロパティ: jtest.autostartAgent |
compilation | PlexusConfiguration | 1.0.4 | 手動コンパイル データの記述です。詳細については「コンパイル データの手動カスタマイズ」を参照してください。 |
compilations | PlexusConfiguration | 1.0.4 | 手動コンパイル データの記述のリストです。詳細については「コンパイル データの手動カスタマイズ」を参照してください。 |
coverage | 1.2.4 | カバレッジの構成ブロックです。以下のパラメーターをネストできます:
Glob パターンは、classpath (パス区切り文字: /) からの | |
dataUpdate | String | 1.2.9 | ビルドから収集されたコンパイル データを手動で更新できます。 ユーザー プロパティ: |
enableJacoco | true | false | Jacoco エンジンを使用した行カバレッジの収集を有効/無効にします。 デフォルト値: false ユーザー プロパティ: jtest.enableJacoco | |
exclude | String | 1.0.0 | 選択されたリソースのうち、解析対象から除外するファイルまたはパッケージのサブセットを指定します。修飾名または複数のファイル名に一致する Ant glob パターンを指定できます。 ユーザー プロパティ: |
1.1.0 | exclude パラメーターのリストです。 ユーザー プロパティ: | ||
home | Path | 1.1.0 | Jtest のインストール ディレクトリです。 ユーザー プロパティ: |
ignoredIds | 1.0.4 | 無視するコンパイル ID の List です。 ユーザー プロパティ: | |
include | String | 1.0.0 | 選択された リソースの中から、解析対象に含めるファイルまたはパッケージのサブセットを指定します。 ユーザー プロパティ: |
includes | 1.1.0 | include パラメーターのリストです。 ユーザー プロパティ: | |
monitorLocation | Path | 1.2.4 | モニター パッケージが作成される場所へのパスです。 デフォルト値: ${project.build.directory}/jtest/monitor/monitor.zip ユーザー プロパティ: jtest.monitorLocation |
projectNameTemplate | String | 1.2.4 | プロジェクト名のテンプレートです。 ユーザー プロパティ: |
publish | true | false | 1.0.0 | ローカル解析の結果を DTP サーバーにパブリッシュするかどうかを指定します。 ユーザー プロパティ: |
resource | String | 1.0.0 | 解析の入力スコープを指定します。リソースが指定されていない場合、ビルドされたすべてのプロジェクトのリソースが解析されます。 ユーザー プロパティ: |
resources | 1.1.0 | resource パラメーターのリストです。 ユーザー プロパティ: | |
settings | Path | 1.0.0 | カスタム設定が保存された *.properties ファイルへの絶対パスまたは相対パスです。 ユーザー プロパティ: |
settingsList | 1.0.0 | settings パラメーターのリストです。 ユーザー プロパティ: | |
showDetails | true | false | 1.0.0 | より詳細な進捗情報を表示します。 ユーザー プロパティ: |
showSettings | true | false | 1.0.0 | 現在の設定とカスタマイズの内容を出力します。 ユーザー プロパティ: j |
skip | true | false | 1.1.0 | Jtest の実行のスキップを有効または無効にします。 デフォルト値: false ユーザー プロパティ: jtest.skip |
パラメーターの詳細
agentServerEnabled
Agent サーバーの有効化スイッチです。
- 型: boolean
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.agentServerEnabled
- デフォルト値: true
autostartAgent
自動的にカバレッジの収集を有効化するスイッチです。
- 型: boolean
- 導入されたバージョン: 1.0.7
- 必須: はい
- ユーザー プロパティ: jtest.autostartAgent
- デフォルト値: true
compilation
手動コンパイル データの記述です。詳細については「POM ファイルでのコンパイル データの手動カスタマイズ」ページを参照してください。
- 型: org.codehaus.plexus.configuration.PlexusConfiguration
- 導入されたバージョン: 1.0.4
- 必須: いいえ
compilations
手動コンパイル データの記述のリストです。詳細については「コンパイル データの手動カスタマイズ」を参照してください。
- 型: org.codehaus.plexus.configuration.PlexusConfiguration
- 導入されたバージョン: 1.0.4
- 必須: いいえ
coverage
- jtest.coverage.skip - カバレッジを無効化します。
次のパラメーターは、インストゥルメント対象のクラスを指定します (インストゥルメントされたクラスのカバレッジだけが収集されます):
- jtest.coverage.includes - インストゥルメントに含めるクラスの <Glob> パターンを指定します。カバレッジ情報が収集されます。
- jtest.coverage.excludes - インストゥルメントから除外するクラスの <Glob> パターンを指定します。カバレッジ情報は収集されません。
Glob パターンは、classpath (パス区切り文字: /) からの *.class
ファイルの相対パスと比較されます。/
)
- 型: com.parasoft.jtest.plugin.CoverageConfig
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- 必須: いいえ
dataUpdate
ビルドから収集されたコンパイル データを手動で更新できます。
- サポートされるアクション: prepend, append, and set.
- サポートされるデータ型: classpath、bootpath、sourcepath、resourcepath、binarypath、sourcecode (set のみ)、encoding (set のみ)
- スコープ: 収集されたすべてのプロジェクト データが更新されます。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.2.9
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.dataUpdate
詳細については「POM ファイルでのコンパイル データの手動カスタマイズ」および「コンパイル データ モデル」を参照してください。
enableJacoco
- 型: boolean
- 導入されたバージョン: 2021.1.0
- 必須: いいえ
- デフォルト値: false
- ユーザー プロパティ: jtest.enableJacoco
exclude
選択されたリソースのうち、解析対象から除外するファイルまたはパッケージのサブセットを指定します。修飾名を指定できます。複数のファイル名に一致する glob パターンを使用できます。
例 1: 次のパターンは、com.parasoft パッケージおよびそのサブパッケージのすべてのファイルを除外します: /com/parasoft/**
例 2: 次のパターンは、com.parasoft.jtest パッケージのすべてのファイルを除外しますが、サブパッケージのファイルは除外しません: /com/parasoft/jtest/*
例 3: 次のパターンは、指定されたディレクトリおよびそのサブディレクトリにあるすべてのファイルを除外します: path:/home/user/project/src/test/java/**
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.exclude
excludes
exclude パラメーターのリストです。Maven 3.0.3 以降では、プロパティを使用して設定できます。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.excludes
home
Jtest のインストール ディレクトリです。
- 型: java.io.File
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.home
ignoredIds
無視するコンパイル ID の List です。Maven 3.0.3 以降でサポートされます。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.0.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.ignoredids
include
選択された リソースの中から、解析対象に含めるファイルまたはパッケージのサブセットを指定します。複数のファイル名に一致する glob パターンを使用できます。
例 1: 次のパターンは、com.parasoft パッケージおよびそのサブパッケージのすべてのファイルを含めます: /com/parasoft/**
例 2: 次のパターンは、com.parasoft.jtest パッケージのすべてのファイルを含めますが、サブパッケージのファイルは含めません: /com/parasoft/jtest/*
例 3: 次のパターンは、指定されたディレクトリおよびそのサブディレクトリにあるすべてのファイルを含めます: path:/home/user/project/src/test/java/**
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.include
includes
include パラメーターのリストです。Maven 3.0.3 以降では、プロパティを使用して設定できます。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.includes
monitorLocation
モニター パッケージが作成される場所へのパスです。
- 型: java.io.File
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.monitorLocation
- デフォルト値:
${project.build.directory}/jtest/monitor/monitor.zip
projectNameTemplate
プロジェクト名のテンプレートです。デフォルトでは、次のパターンを使用して json 中のプロジェクト名が作成されます:"groupId:artifactId "このパラメーターを指定すると、[groupId]、[artifactId]、[version] および [basedir] オプションを使用してパターンを設定できます。たとえば、プロジェクト名を Eclipse のプロジェクト名と合わせることができます。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.2.4
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.projectNameTemplate
publish
ローカル解析の結果を DTP サーバーにパブリッシュするかどうかを指定します。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.publish
resource
解析の入力スコープを指定します。リソースが指定されていない場合、ビルドされたすべてのプロジェクトのリソースが解析されます。
次のパターンを使用してパスを指定します: ${ProjectName}/my/src/dir/my/package/file.java"以下のワイルドカードを使用できます。
- ? - 1 文字に一致します。
- * - (パスの区切り文字 / を除く) 0 個以上の文字に一致します 。
- ** - パス区切り文字 / を含むパス全体に一致します。
Jtest Maven プラグインは ${ProjectName}
を ${artifactId}:${groupId}
に解決することに注意してください。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.resource
resources
resource パラメーターのリストです。Maven 3.0.3 以降では、プロパティを使用して設定できます。
- 型: java.lang.String[]
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.resources
settings
カスタム設定が保存された *.properties ファイルへの絶対パスまたは相対パスです。
- 型: java.io.File
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.settings
settingsList
settings パラメーターのリストです。Maven 3.0.3 以降でサポートされます。Maven 3.0.3 以降では、プロパティを使用して設定できます。
- 型: java.io.File[]
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.settingsList
showDetails
より詳細な進捗情報を表示します。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ: jtest.showdetails
showSettings
現在の設定およびカスタマイズの状況を出力します。各構成エントリがどこで指定されているか (.properties ファイルなど) を表示します。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.0.0
- 必須: いいえ
- ユーザー プロパティ:
jtest.showsettings
skip
Jtest の実行のスキップを有効または無効にします。true
を設定した場合、jtest.data.json データ ファイルだけが生成されます。
- 型: java.lang.String
- 導入されたバージョン: 1.1.0
- 必須: いいえ
- デフォルト値: false
- ユーザー プロパティ:
jtest.skip
tia:affected-tests
このゴールは、Jtest に付属のテスト影響分析プラグインによって設定され、プロジェクトのテスト影響分析の実行を可能にします (「テスト影響分析」を参照)。
必須パラメーター
名前 | ユーザー プロパティ | 設定可能な値/データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
referenceCoverageFile | jtest.referenceCoverageFile | Path | URL | 解析時に Jtest によって生成された coverage.xml ファイルへのパスです。ファイルには実行中に収集されたカバレッジ データが保存されています。 URL を指定した場合、ファイルは Jtest 実行ディレクトリにダウンロードされ、 デフォルト値: |
referenceReportFile | jtest.referenceReportFile | Path | URL | 解析時に Jtest によって生成された report.xml ファイルへのパスです。ファイルには実行された単体テストに関する情報が保存されています。 URL を指定した場合、ファイルは Jtest 実行ディレクトリにダウンロードされ、 デフォルト値: |
jtestHome | jtest.home | Path | Jtest のインストール ディレクトリへのパスです。Maven の設定または JTEST_HOME 環境変数によってすでに Jtest のインストール ディレクトリが設定されている場合は、このパラメーターは不要です。 |
任意パラメーター
名前 | ユーザー プロパティ | 設定可能な値/データ型 | 説明 |
---|---|---|---|
referenceStore | jtest.referenceStore | Path |
ファイルが指定されたディレクトリから削除されるまで、キャッシュ ファイルはテスト影響分析のベースラインとして使用されます。ファイルが削除されると、URL から再ダウンロードされます。 |
runFailedTests | jtest.runFailedTests | true | false | 変更の影響を受けていなくても、前回失敗したすべてのテストを現在のテスト実行に含めます。 デフォルト値: |
runModifiedTests | jtest.runModifiedTests | true | false | 変更されたテストおよび新規テストの両方をテスト実行に含めます。 デフォルト値: |
settings | jtest.settings | Path | カスタム設定を含む .properties ファイルへのパスを指定します。 |
settingsList | jtest.settingsList |
Jtest インストール ディレクトリにある jtest.properties ファイルの設定は自動的に含められます。 | |
testFilter | jtest.testFilter | パターン | インクルードまたはエクスクルードする追加のテストを指定します。複数のファイル名に一致する glob パターンを使用できます。 次のコマンドラインでは、Jtest は
「再実行するテストを手動でフィルタリングする」を参照してください。 |