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概要

要求、欠陥、タスク、フィーチャー リクエストといった多様な開発成果物とテストを関連付けるよう Jtest を設定できます。

単体テストと成果物を関連付けるには、次の操作を行う必要があります。

  1. 成果物の関連付けを有効化します。
  2. 課題トラッキング タグを指定します。
  3. (任意) URL の関連付けを設定します。
  4. Javadoc でタグを使用します。

成果物との関連付けの有効化

report.associations プロパティに true を設定すると、成果物との関連付けが有効になります。また、このプロパティは HTML レポートに表示されるテストとの関連付けも有効/無効にします。

report.associations=true

課題トラッキング タグの指定

レポートの関連付けが有効化された場合、デフォルトでは、各成果物のタイプに対して次のタグが関連付けられます。

  • asset
  • fr (エンハンスメント)
  • pr (欠陥)
  • req (ユーザー ストーリー)
  • task
  • test

issue.tracking.tags プロパティを使用すると、その他のトラッキング タグを定義できます。タグ名はカンマで区切ります。

issue.tracking.tags=tag1,tag2,tag3

課題トラッキング タグおよび URL 関連付けの設定

report.assoc.url.tag{n} オプションを設定すると、HTML レポートに関連成果物へのリンクを生成できます。

report.assoc.url.tag1=[URL]

URL には [%ID%] または ${id} 変数を含めることができます。変数は課題 ID に置換されます。 例:

report.assoc.url.tag1=http://bugzilla.company.com/show_bug.cgi?id=[%ID%]

テスト詳細の有効化

HTML レポートにテストの詳細を表示するかどうかを指定できます。

report.contexts_details=[true | false]

テスト詳細の表示を有効にするには、report.contexts_details プロパティを true に設定する必要があります。 製品のプロパティ ファイルは、あらかじめテスト詳細を表示するよう設定されています。

詳細については「レポート設定」を参照してください。

Javadoc タグの使用

Javadoc タグを使用して単体テストと成果物を関連付けることができます。

Javadoc でタグを使用してテストと関連付けてください。Javadoc で使用するタグは、先頭に @ 文字を付けなければなりません。

/**
 * @bug 12345
 * @pr 223344
 * @tag1 5533
 */
@Test
public void testSomething()
{
   ...
}

タグとクラスを関連付けることもできます。クラスと関連付けると、そのクラスにあるすべてのテストがタグに関連付けられます。以下の例では、タグ 9876 に Test クラスの両方のテストが関連付けられます。一方、タグ 111 には testSomething2Test2 テストだけが関連付けられます。

/**
 * @tag 9876
 */
public class Test {

    testSomething1()
    {
     ...
    }

    /**
     * @tag 111
     */
    testSomething2()
    {
      ...
    }
}

複数の関連付け

1 個のタグに複数の成果物を関連付けることができます。その場合、カンマで区切って指定します。カンマの後にスペースを入れてはいけません。

/**
 * @task 1234,2345
 */
@Test
public void testSomething()
{
   ...
}

カンマの後にスペースを入れて区切った場合、1 番目の成果物だけがテストに関連付けられます。以下の例では、テストはタスク 1234 にだけ関連付けられます。

/**
 * @task 1234, 2345
 */
@Test
public void testSomething()
{
   ...
}


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