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要求、欠陥、タスク、フィーチャー リクエストといった多様な開発成果物とテストを関連付けるよう Jtest を設定できます。
単体テストと成果物を関連付けるには、次の操作を行う必要があります。
Javadoc でタグを使用します。
report.associations
プロパティに true
を設定すると、成果物との関連付けが有効になります。また、このプロパティは HTML レポートに表示されるテストとの関連付けも有効/無効にします。
report.associations=true |
レポートの関連付けが有効化された場合、デフォルトでは、各成果物のタイプに対して次のタグが関連付けられます。
issue.tracking.tags
プロパティを使用すると、その他のトラッキング タグを定義できます。タグ名はカンマで区切ります。
issue.tracking.tags=tag1,tag2,tag3 |
report.assoc.url.tag{n}
オプションを設定すると、HTML レポートに関連成果物へのリンクを生成できます。
report.assoc.url.tag1=[URL] |
URL には [%ID%]
または ${id}
変数を含めることができます。変数は課題 ID に置換されます。 例:
report.assoc.url.tag1=http://bugzilla.company.com/show_bug.cgi?id=[%ID%] |
HTML レポートにテストの詳細を表示するかどうかを指定できます。
report.contexts_details=[true | false] |
テスト詳細の表示を有効にするには、report.contexts_details プロパティを true に設定する必要があります。 製品のプロパティ ファイルは、あらかじめテスト詳細を表示するよう設定されています。
詳細については「レポート設定」を参照してください。
Javadoc タグを使用して単体テストと成果物を関連付けることができます。
Javadoc でタグを使用してテストと関連付けてください。Javadoc で使用するタグは、先頭に @ 文字を付けなければなりません。
/** * @bug 12345 * @pr 223344 * @tag1 5533 */ @Test public void testSomething() { ... } |
タグとクラスを関連付けることもできます。クラスと関連付けると、そのクラスにあるすべてのテストがタグに関連付けられます。以下の例では、タグ 9876 に Test クラスの両方のテストが関連付けられます。一方、タグ 111 には testSomething2Test2 テストだけが関連付けられます。
/** * @tag 9876 */ public class Test { testSomething1() { ... } /** * @tag 111 */ testSomething2() { ... } } |
1 個のタグに複数の成果物を関連付けることができます。その場合、カンマで区切って指定します。カンマの後にスペースを入れてはいけません。
/** * @task 1234,2345 */ @Test public void testSomething() { ... } |
カンマの後にスペースを入れて区切った場合、1 番目の成果物だけがテストに関連付けられます。以下の例では、テストはタスク 1234 にだけ関連付けられます。
/** * @task 1234, 2345 */ @Test public void testSomething() { ... } |