リリース 10.2.2 では、カバレッジ収集に関する機能改善が行われました。
単体テスト カバレッジ収集
以前のリリースでは、クラス ファイルの静的インストゥルメントによってのみ、カバレッジを収集できました。 リリース 10.2.2 (ビルド システム プラグイン 1.2.4) では、Jtest JVM エージェントを使用した実行時バイトコードのインストゥルメントによるテスト カバレッジの収集が可能です。その結果、Jtest Plugins for Maven、Gradle、および Ant に以下の変更が行われました。
Maven
- jtest:coverage ゴールは削除されました。mvn test-compile jtest:instrument test コマンドによって同じ結果が生成されます。
- jtest:instrument および jtest:instrument-test ゴールは、両方のジョブを行う単一の jtest:instrument ゴールに集約されました。 以前のリリースとは異なり、コマンド ラインから実行する場合は、test-compile フェーズを先に実行する必要があります。
- 新規
jtest:agent
ゴールが追加されました。
詳細については「Maven を使用したテストと解析」を参照してください。
Gradle
- タスク jtest-coverage タスクは削除されました。gradle jtest-instrument test コマンドによって同じ結果が生成されます。
- jtest-instrument および jtest-instrument-test タスクは、両方のジョブを行う単一の jtest-instrument タスクに集約されました。
- 新規 jtest-agent タスクが追加されました。
詳細については「Gradle を使用したテストと解析」を参照してください。
Ant
- 新規
jtest:agent
ゴールが追加されました。
詳細については「Ant を使用したテストと解析」を参照してください。
アプリケーション カバレッジの収集
Maven
- jtest:collectStaticCoverage ゴールは削除されました。
jtest:configureAgent
ゴールは削除されました。jtest:loadCoverage goal
ゴールは削除されました。次のコマンドによってアプリケーション カバレッジ データのレポートが行われます。jtestcli -staticcoverage [path to static_coverage.xml file]-runtimecoverage [dir/wint/runtime_coverage/files] -config "builtin://Calculate Application Coverage"
jtest:monitor
ゴールが追加されました。ゴールのパラメーター一覧は「Maven 用 Jtest ゴール リファレンス」を参照してください。
詳細については「アプリケーション カバレッジ」を参照してください。