このリリースに関する情報:
リリース日: 2021年10月12日
アップグレード パスに影響する可能性のある詳細については、「アップグレード」セクションを参照してください。
静的解析の指摘事項に優先順位を付けるための新しい機械学習ワークフロー
Recommend Assignees ワークフローは、過去のビルドの違反を分析し、現在解析中のビルドでレポートされた違反を修正すべき開発者を推薦するように設計されています。「機械学習機能の使用 - 担当者の推薦」を参照してください。
新規および拡張された外部システムとの統合
Azure DevOps との統合
Parasoft DTP は Azure DevOps と統合し、Azure DevOps の項目と Parasoft の自動テストおよび静的解析結果との双方向のトレーサビリティを促進します。「Azure DevOps との統合」を参照してください。
その他の機能拡張
Parasoft DTP と統合された外部システムに Parasoft SOAtest のテスト結果を送信する際に、粒度を変更できるようになりました。Parasoft DTP から外部システムに送信する際、SOAtest の各 .tst ファイルを 1 つのテストとして表現することができます。
ユーザー管理機能の拡張
DTP のシステム管理機能が拡張されました。アクティブ ユーザー機能により、DTP 管理者は現在どのユーザーが DTP を使用しているかを監視し、ユーザー数の上限に達した場合に通知を受けることができます。さらに、ライセンス予約機能が追加されました。License Server でライセンス予約をしているユーザーは DTP で自動的にアクティベートされます。「アクティブ ユーザー」を参照してください。
最適化されたダッシュボード ドロップダウン
[フィルター] および [プロジェクト] ドロップダウン メニューを最適化し、豊富なプロジェクトとフィルターのリストに対応できるようになりました。
Linux の起動/停止スクリプトの拡張
DTP サーバー、Data Collector、DTP Enterprise Pack の Linux 用の起動/終了スクリプトが、自動ワークフローで使用できるように拡張されました。「自動化スクリプトの使用」を参照してください。
Enterprise Pack と外部の MongoDB の接続
Enterprise Pack を外部の MongoDB に接続できるようになりました。Enterprise Pack に同梱されているバージョンよりも新しいバージョンのMongoDB (MongoDB 4.4 まで) に接続できます。「Enterprise Pack とリモート データベースの接続」を参照してください。
重要な変更点
- DTP に JRE 8u302b08 が同梱されるようになりました。
- Oracle データベース 11g のサポートは非推奨であり、将来の DTP のリリースで削除される予定です。
- IE11 のサポートは非推奨であり、将来の DTP のリリースで削除される予定です。
- SOAtest 2021.2 で新しい XML レポート形式が導入されました ( 詳細については SOAtest 2021.2 のリリースノートを参照してください)。その結果、SOAtest 2021.2 によって XML レポートで報告されたテストは、以前のバージョンの SOAtest で報告されたテストとは異なるテスト ID で DTP に保存されます。これは、テスト エクスプローラーおよび [テスト - 変更] ウィジェットのテスト履歴データに影響します。
- 管理者ユーザーは、DTP Web インターフェイスを初めて開いたときに、EULA の条項を読んで同意するように求められます。Parasoft EULA は、次の Web サイトで確認できます: https://www.techmatrix.co.jp/quality/support/parasoft/license/
API の変更
以下のエンドポイントが保護されました。これらのエンドポイントを呼び出すには、管理者権限を持っているか、指定された filterId に関連付けられたプロジェクトの読み取り権限を持っている必要があります。
- /artifactsTraceability
- /buildReviews
- /customProcessors
- /resourcesChanged
- /runConfigurations - also PUT /filters/{id}/runConfigurations, GET /staticAnalysisViolations by runConfigurationIds, GET /dynamicAnalysisTestCases by runConfigurationIds
- /syncTestCases
その他の更新点
- SMTP メール サーバーの設定で、メール アドレス以外のユーザー名を使用できるようになりました。
- Enterprise Pack はノード 14.16.1 を使用するようになりました。
- DTP に Tomcat 9.0.54 が同梱されました。
- バージョン 2021.2.3 で log4j の脆弱性 CVE-2021-44228 に対応しました。
FR と PR
本リリースでは以下の FR と PR に対応しました。
ID | 説明 |
---|---|
DTP-16876 | メトリクス エクスプローラーの Cyclomatic Complexity の値が異なる |
DTP-17335 | プロジェクト設定 UI で、ユーザー管理から一部表示されないグループがある |
DTP-16733 | 自己署名証明書の有効期限が切れる |
DTP-15883 | 数千の違反のメタデータを更新するリクエストにより、Data Collector でエラーが発生する |
DEP-3977 | Extension Designer がノードのイメージをロードしないことがある |