このリリースには以下の拡張が含まれます。
リリース日: 2022年5月11日
OpenID Connect のサポート
OpenID Connect を介して DTP で認証を行い、DTP サーバーとの通信にセキュリティ レイヤーを追加できるようになりました。詳細については「UI での OpenID Connect の設定」および「properties ファイルでの OpenID Connect の設定」を参照してください。コマンド ラインから OpenID Connect サーバーに接続するには、次の 2 つの方法から要件に合わせて選択できます。デバイス コードまたは証明書です。デフォルトでは、デバイス コード認証が有効です。
Docker Hub の dotTEST コンテナー イメージ
Docker コンテナーへの dotTEST のデプロイがサポートされ、コンテナー化された環境で dotTEST の機能を利用し、チームや複数の開発サイクルでの一貫性を確保することができます。すぐに利用できる dotTEST コンテナー イメージを Docker Hub からダウンロードできます: https://hub.docker.com/r/parasoft/dottest.「Docker コンテナーへの dotTEST のデプロイ」も参照してください。
Razor および Blazor ファイルのサポート
.NET および .NET Core フレームワークの Razor および Blazor ファイルの解析がサポートされました。ファイルの解析には .NET 5.0 SDK 以降が必要です。詳細については、「既知の制限事項」 を参照してください。
プラットフォームのサポート
以下のサポートが追加されました。
- Windows 11
- Windows Server 2022
IDE のサポート
2022.1.2 アップデートで Visual Studio 2022 (17.3) のサポートが追加されました。
セキュリティ コンプライアンス パックの拡張
Security Compliance Pack が拡張され、CWE の最新版のサポートが追加されほか、一部のコンフィギュレーションが更新されました。下の「追加または更新されたテスト コンフィギュレーション」セクションを参照してください。
追加または更新されたテスト コンフィギュレーション
以下のテスト コンフィギュレーションが追加されました。
- CWE 4.6
以下のテスト コンフィギュレーションが更新されました。
- OWASP Top 10-2021
- DISA ASD STIG
更新された静的解析ルール
以下のルールが更新されました。
- BRM.APNFT
- CS.SERIAL.IDC
- CS.SERIAL.RFINE
- CS.SERIAL.UIS
更新されたフロー解析ルール
以下のルールが更新されました。
- BD.EXCEPT.AN
- BD.EXCEPT.NR
- BD.PB.CC
- BD.PB.STRNULL
以下のルールの違反メッセージが更新されました。そのため、以前に DTP で関連付けられたこれらのルールの抑制はもう利用できない場合があります。
- BD.SECURITY.AUTH
- BD.SECURITY.CUSTOM
- BD.SECURITY.SENS
- BD.SECURITY.TDALLOC
- BD.SECURITY.TDCMD
- BD.SECURITY.TDCODE
- BD.SECURITY.TDFNAMES
- BD.SECURITY.TDINPUT
- BD.SECURITY.TDLDAP
- BD.SECURITY.TDLOG
- BD.SECURITY.TDNET
- BD.SECURITY.TDPASSWD
- BD.SECURITY.TDRESP
- BD.SECURITY.TDRFL
- BD.SECURITY.TDSQL
- BD.SECURITY.TDSQLC
- BD.SECURITY.TDXSS
更新されたコード メトリクス
次のメトリクスが更新されました。
- METRIC.NORET
その他の変更
- フロー解析ルールを含むテスト コンフィギュレーション実行時のパフォーマンスが改善されました。
- ソース コードにコンパイラ生成コードまたはクラス初期化コードが含まれる場合のフロー解析ルールの正確さが向上しました。
- IPv6 がサポートされるようになりました。
- dotTEST レポートにカスタム名称を指定できるようになりました。report.file.name を参照してください。
- Windows および Linux で 2022.1 にアップグレードすると、マシン ID が変わる可能性があります。新しいライセンスを請求する前に、マシン ID を確認してください。「マシン ID の取得」を参照してください。
- TFS SDK ライブラリが Parasoft の一部として配布されなくなりました。お使いのマシンで TFS サポートを動作させるには、ベンダーから TFS SDK をインストールする必要があります。
サポートの廃止
廃止された IDE
次の非推奨の環境のサポートは廃止されました。
- Visual Studio 2012
- Visual Studio 2013
ネイティブ テスト ランナーのサポートの廃止
次のネイティブ テスト ランナーのサポートは廃止されました。
- MSTest V1 ネイティブ ランナー (現在、MSTest は VSTest によって実行されます)
- NUnit 2 ネイティブ ランナー (現在、NUnit 2 は VSTest によって実行されます)
廃止された開発プラットフォーム
次の開発プラットフォームのサポートは廃止されました。
- .NET Core 2.x
レガシー Code Analysis のサポートの廃止
- レガシー Code Analysis のサポートは廃止されました。
dotTEST 9.x 互換性の廃止
- dotTEST 9.x とのテスト コンフィギュレーション設定互換性のサポートは廃止されました。
既知の制限事項
.NET Core 2.x および .NET 6 は、.NET Core および .NET アプリケーションのアプリケーション カバレッジ 収集で問題を起こす可能性があります。詳細および回避策については「dotTEST がカバレッジ情報を収集できない」を参照してください。
解決済みのバグおよび FR
バグ/FR ID | 説明 |
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DT-17978 | ソリューション全体ではなく website プロジェクトを選択したとき、Parasoft メニューが表示されない |
DT-18429 | multiuser スイッチを指定したアプリケーション カバレッジを収集しようとするとエラーが発生する |
DT-18496 | OldRunner ルールのパラメーターが無視される |
DT-18525 | 実際の return だけをカウントするよう METRIC.NORET メトリクスを改善 |
FA-8668 | using 文のリソースが変数に代入されていない場合、BD.RES.LEAKS ルールが違反を誤検出する |
FA-8739 | BD.PB.ARRAY の誤検出 |
FA-8824 | BD.SECURITY.TDALLOC 違反を検出できない可能性 |
XT-39618 | [指定された時刻に自動的に指摘事項をインポート] が動作しない |