ここでは、ARM DS-5 スイートを使ってコンパイル/ビルドされるコードに対して静的解析を実行する方法について説明します。静的解析はピュア コードに対してのみ実行するため、テスト オブジェクトのリンクと実行に関連する設定は、静的解析では必要ありません。ただし、コンパイラ設定はすべて適切にセットする必要があります。

静的解析を実行するには、次の操作を行います。

  1. テストするリソース (1 つのファイル、複数のファイル、またはプロジェクト全体) のノードを選択します。
  2. 次のいずれかの操作を行って、解析を開始します。
    • [Parasoft] メニューの [テストの実行] をポイントし、適切なテスト コンフィギュレーションを選択します。
    • ツールバーの [実行] ボタンのプルダウン ボタンをクリックし、適切なテスト コンフィギュレーションを選択します。
  3. スト コンフィギュレーションを実行すると、C++test は解析オプションを収集し、解析スコープを計算してから静的解析を開始します。解析が終了すると、サマリ ダイアログが表示され、解析結果が C++test 出力 パネルに表示されます。ユーザーは、解析結果を参照して違反メッセージに対応したり、結果レポートを生成したりできます。詳細については下記のセクションを参照してください。

DS-5 と C++test のプロジェクト ビルド設定を正しくセットアップしたら、静的解析を実行するのに他の設定は必要ありません。テストしたいリソース (プロジェクト全体または特定のファイル) を選択し、任意の静的解析テスト コンフィギュレーションを実行します。静的解析の詳細については 「静的コード解析」 および 「フロー解析」 を参照してください。


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