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概要
設定ファイルで設定を行うことで、他の Parasoft システムへの接続、エラー レポート、コード作成者の決定、およびその他の機能を実行する方法を指定できます。設定ファイルでパラメーターを定義していて、相当するパラメーターを GUI の [設定] ダイアログ (「チーム間での SOAtest の構成」を参照) でも指定している場合、設定ファイルのパラメーターが GUI のパラメーターを上書きします。設定は、コマンドラインから GUI にインポートすることも可能です。詳細については「CLI オプション」の -settings または -property を参照してください。
設定によって以下の処理を行うことができます。
- GUI または手動で指定した設定を DTP に入力し、チーム全体でレポートと環境設定を一元化する。
- プロジェクトごとに異なる設定を使用する。
- 必要に応じてチーム全体の設定を拡張したり上書きしたりする (たとえば、ローカル パスに関連する設定など)。
- GUI を開かずに設定を変更する。
- チーム全体で環境設定を共有し、プロジェクトとテスト実行ごとに異なる設定を適用する。
設定の定義
設定は .properties 構成ファイルで定義されます。単純なテキスト ファイルに手動で入力します。名前と場所の要件はありません。1 つの設定を 1 行で入力します。
「GUI からローカル設定ファイルへのエクスポート」で説明しているように、GUI 設定をエクスポートして、必要に応じて変更または拡張することも可能です。
設定での変数の使用
次の変数を設定に使用できます。セッション タグの値にコロン (:) を含めることはできません。
env_var | この変数は、環境変数の値を指定します。システム環境変数の値を出力するには、閉じ中括弧の前に、コロンそしてシステム環境変数名を記述します。 例:
|
---|---|
project_name | テスト対象プロジェクトの名前を出力します。複数のプロジェクトが入力として渡される場合、テストされるプロジェクトの名前が出力され、その後に省略記号 (...) が続きます。 例:
|
general_project | 結果がリンクされる一般的な DTP プロジェクトの名前を出力します。DTP に接続されている場合にのみ適用されます。 例:
|
workspace_name | ワークスペース名または Visual Studio のソリューション名を出力します。 例:
|
config_name | 実行されるテスト コンフィギュレーションの名前を出力します。レポートとメールの設定にのみ適用されます。 例:
|
analysis_type | 有効な解析タイプのカンマ区切りリストを出力します (例: Static, Execution).レポートとメールの設定にのみ適用されます。 例:
|
tool_name | ツール名を出力します。 例:
|
time | 現在時刻を出力します。デフォルトは
|
使用する設定の指定
設定は DTP またはローカル ファイルに保存できます。DTP の場合、接続する Parasoft ツールに設定が自動適用されます。ローカル ファイルの場合、設定をコマンドラインで指定できます。
1 回のテスト実行に対して多層の設定をアクティブにできます。
設定を保存して適用する方法については、「チーム間での SOAtest の構成」を参照してください。
注釈
- 1 つの設定を 1 行で記述します。
- 設定で指定したパラメーターは、GUI で指定したパラメーターを上書きします。設定でパラメーターを指定していない場合、GUI のパラメーターが使用されます。
- DTP で指定された設定から設定をインポートしていて、その設定を GUI の設定で上書きしたい場合、適切なページで [DTP の設定を使用] オプションを無効にし、手動で設定を行います。
- テストの実行中に設定の問題が検出された場合、その詳細がコマンドライン出力にレポートされます。
- サーバー マシンからではなく、開発者/テスターのデスクトップからコマンドライン モードで実行している場合、
tasks.clear=false
オプションを使って前回の結果を必ず保存するようにしてください。
レポート設定
設定 | 目的 |
---|---|
build.id | 結果をラベル付けするビルド識別子を指定します。ビルド識別子は、各ビルドに対して付ける場合もあれば、指定のビルドで実行された複数のテスト セッションに対して付ける場合もあります。ビルド識別子の最大長は 128 文字です。 デフォルト: |
report.active_rules=true|false | テストで有効に設定されているルールのリストをレポートに含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
report.archive=true|false | 指定の場所にアーカイブ ファイル (.zip) を生成します。このアーカイブ ファイルは、レポートを作成するために生成された全ファイルを含みます。 どのレポート フォーマットでもアーカイブを作成できます (たとえば HTML、CSV、PDF など)。 アーカイブを生成することで、レポートのカスタム変換も実施できます。なぜなら、すべての要素が指定のフォルダーに生成されるからです。 デフォルト: |
report.associations=true|false | テストに関連付けられた要求、欠陥、タスク、および機能要求をレポートに含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
report.authors_details=true|false | チーム メンバーごとに割り当てられたタスク タイプの数の概要をレポートに含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
report.contexts_details=true|false | テスト中にチェックまたは実行されたファイルの概要をレポートに含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
report.coverage.version=1|2 | XML カバレッジ レポートのバージョンを指定します。利用可能は値は次のとおりです。
デフォルトは |
| カスタム レポート形式のための XSL ファイルの場所と拡張子を指定します。 詳細と例については 「レポート設定」を参照してください。 |
report.developer_errors=true|false | マネージャー レポートに開発者エラーについての詳細を含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
report.developer_reports=true|false | (管理者に対して HTML サマリー レポートを生成するのに加えて) チーム メンバー全員に対して詳細な HTML レポートを生成するかどうかを指定します。 デフォルト: |
report.format=html|pdf|sate|xunit|custom | レポートの形式を指定します。使用可能な形式は、HTML、PDF、SATE、XUnit、およびカスタムです。1 回の実行で複数のレポートを異なる形式で生成するには、カンマ区切りのリストを入力します。Command Line ライセンス機能を有効にしている場合は、指定されたレポート形式に加えて、XML レポートが生成および保存されます。例:
デフォルト: |
report.mail.attachments=true|false | レポートを添付ファイルとして送信するかどうかを指定します。すべてのコンポーネントが添付ファイルとして含まれます。画像のある HTML レポートを参照するには、すべての添付ファイルをディスクに保存する必要があります。 デフォルト: |
report.mail.cc=[email_addresses] | 包括的な HTML マネージャー レポートのメール送信先を指定します。[email_addresses] には、メール アドレスをセミコロン (;) で区切って指定する必要があります。この設定は通常、マネージャーまたはアーキテクトにレポートを送信するために使用します。また、チーム メンバーに自動的にレポートが送信されない場合、このオプションを使ってレポートを送信できます。 |
report.mail.compact=trends|links | 完全なレポートではなく、コンパクト レポートまたはリンクをメールで送信することを指定します。 trends を設定した場合、トレンド グラフ、概要の表、および他のコンパクト データが電子メールに含まれます。詳細データは含まれません。
|
report.mail.domain=[domain] | レポートの送信に使用するメール ドメインを指定します。 |
report.mail.enabled=true|false | 開発者と 注意: タスクが割り当てられている各チーム メンバーには、自身のタスクだけを含むレポートが自動送信されます。 デフォルト: |
report.mail.exclude=[email_addresses] | レポートを送信しない電子メール アドレスを指定します。コードに対して作業しているがレポートを受信させたくないメンバーがいる場合、そのメンバーにレポートを自動送信するのを防止できます。 |
report.mail.exclude.developers=true|false |
デフォルト: |
report.mail.format=html|ascii | 電子メールの形式を指定します。利用可能な形式は HTML と ASCII です。 デフォルト: |
report.mail.from=[email_address OR user_name_of_the_same_domain] | 送信メールの差出人を指定します。 デフォルト: |
report.mail.include=[email_addresses] | 開発者レポートを受け取るチーム メンバーのアドレスを指定します。[email_addresses] には、メール アドレスをセミコロン (;) で区切って指定します。この設定は通常、開発者に自動的にレポートが送信されない場合に、開発者にレポートを送信するために使用します (例えば、チームがソース管理システムを使用していない場合などです)。このオプションは、exclude オプションの指定を上書きします。 |
report.mail.on.error.only=true|false | タスクが生成された場合または致命的な例外が発生した場合にだけ管理者にレポートを送信するかどうかを指定します。この設定はチーム メンバーへの送信に影響しません。レポートされたタスクに責任があるチーム メンバーにだけメールが送信されます。 デフォルト: |
report.mail.port=[port] | メール サーバーのポート番号を指定します。 デフォルト: |
report.mail.security=[SL| STARTTLS| NONE] | 使用するセキュリティを指定します。使用するセキュリティを指定します。SSL、STARTTLS、または NONE を指定できます。SSL は Visual Studio では使用できません。 |
report.mail.server=[server] | レポートの送信に使用するメール サーバーを指定します。 |
report.mail.subject=My New Subject | 送信する電子メールの件名を指定します。デフォルトの件名は
デフォルト: |
report.mail.time_delay=[server] | バルク メールの制限を避けるために、電子メールによるレポート送信間の時間の遅延を指定します。 デフォルト: |
report.mail.unknown=[email_address OR user_name_of_the_same_domain] | "unknown" に割り当てられたエラー レポートの送信先を指定します。 |
report.mail.username=[username] report.mail.password=[password] report.mail.realm=[realm] | SMTP サーバー認証の設定を指定します。
|
report.metrics_details=true|false | メトリクスのサマリー レポートを生成するかどうかを指定します。この XML レポートには、メトリクスのサマリー情報だけでなく、可能な場合、個々のクラスおよびメソッドの詳細データも含まれます。メトリクス サマリー レポートが生成されるのは、メトリクスを有効にしたテスト コンフィギュレーションを実行した場合だけです。メトリクスの詳細は HTML および PDF レポートで表示されます。 デフォルト: |
report.organize_security_findings_by=CWE|OWASP2021 | API セキュリティ レポートを CWE または OWASP 2021 Top 10 のどちらでソートするかを指定します。 デフォルト: |
report.rules=[url_path_to_rules_directory] | 静的解析ルールの HTML ルール ファイルを置くディレクトリを指定します。そのパスに基づいて、ルール ドキュメントへのリンクが HTML レポートに追加されます。 GUI でこの設定を適用するには、.properties ファイルで設定を定義し、[レポートとパブリッシュ] ウィンドウの [オプション ファイル] フィールドにこのファイルへのパスを指定する必要があります。詳細については、「レポートの生成」を参照してください。 例:
デフォルト: none |
report.setup.problems=top|bottom|hidden | セットアップの問題に関するセクションをレポートに含めるかどうかを指定します。
デフォルト: |
report.suppressed_msgs=true|false | 抑制されたメッセージをレポートに含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
report.test_params=true|false | レポートにパラメーターの詳細情報を含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
report.test_suites_only=true|false | このオプションを有効にすると、テスト スイート サマリー レポート セクションに .tst ファイルだけが表示されます。無効にした場合、 各 .tst ファイル中の個々のテストがツリー形式に似た形式で表示されます。SOAtest のみ。 デフォルト: |
report.ue_coverage_details_htmls=[coverage_type] | 行ごとのカバレッジ詳細情報が付加されたソース コードのレポートに、テストの HTML レポートからリンクするかどうかを指定します。 [coverage_type] には以下の値を使用できます。 LC - 行カバレッジ |
session.tag=[name] | 結果をラベル付けするために使用するセッション タグを指定します。セッション タグは、解析プロセス中にチェックされたモジュールの識別子です。異なるモジュールのレポートは、異なるタグでマークするべきです。 デフォルト: |
| ソース管理システムからの情報 (リビジョンやコメント) をレポートに含めるかどうかを指定します。 |
DTP の設定
設定 | 目的 |
---|---|
dtp.autoconfig=true|false | DTP に格納された設定を使って自動設定を有効化します。この設定は GUI には適用されず、インポート時には無視されます (その処理については「CLI オプション」ページの -settings または -property を参照してください)。 デフォルト: |
dtp.enabled=true|false | SOAtest/Virtualize を DTP に接続するかどうかを指定します。 デフォルト: |
dtp.url=[url] | DTP サーバーの URL を指定します。プロトコルとホスト名または IP アドレス、および必要に応じてポート番号とコンテキスト パスを含めます。 |
dtp.user=[username] | DTP ユーザー認証のユーザー名を指定します。 |
dtp.password=[password] | DTP ユーザー認証のパスワードを指定します。 認証と安全な接続を確実に行うために、パスワードをエンコードすることを強く推奨します。 詳細については「CLI オプション」を参照してください。 |
report.dtp.publish=true | テスト結果のデータを DTP にパブリッシュするかどうかを指定します。 |
dtp.project=[project_name] | 結果をリンクする DTP プロジェクト名を指定します。プロジェクトが DTP に存在せず、 全般的なプロジェクトの詳細については「DTP への接続」を参照してください。 デフォルト: |
アプリケーション カバレッジの設定
設定 | 目的 |
---|---|
application.coverage.enabled=true|false | アプリケーション カバレッジを有効にするかどうかを指定します。 デフォルト: |
application.coverage.agent.url=[url] | テスト対象のアプリケーションとカバレッジ エージェントがホストされる URL を指定します。プロトコル (HTTP/HTTPS) とポートを含めます。複数のエントリはセミコロン ( ; ) で区切ります。 例: |
application.coverage.user.id=[username] | ユーザー ID を指定すると、カバレッジ結果を特定のユーザーに関連付けることができます。ユーザー ID は、カバレッジ エージェントがマルチ ユーザー モードで実行するように設定されている場合にだけ指定するべきです。 詳細については DTP Engine のドキュメントを参照してください。 |
application.coverage.dtp.publish=true|false | カバレッジ レポートを DTP にアップロードするかどうかを指定します。複数のカバレッジ エージェントを設定している場合、それらのカバレッジ レポートは DTP 用の 1 つのカバレッジ レポートにマージされます。 デフォルトは、 |
application.coverage.binaries=[file|URL] | テスト対象アプリケーションのバイナリを含む URL またはローカル ファイルを指定します。フォルダー、または .war、.jar、.zip、または .ear ファイルへのパスを指定できます。任意。静的カバレッジ ファイルが個別に DTP にアップロードされる場合は必要ありません。application.coverage.static.file が指定されている場合は使用しないでください。 |
application.coverage.binaries.exclude=[pattern] | テスト対象アプリケーションのスキャン中に除外するバイナリのカンマ区切りパターンを指定します。任意。バイナリの分析には時間がかかり、このオプションを使用しないと、必要以上に多くのバイナリが分析されます。application.coverage.static.file が指定されている場合は使用しないでください。デフォルトでは、すべてのバイナリが受け入れられます。以下のワイルド カードをサポートします。
例: |
application.coverage.binaries.include=[pattern] | テスト対象アプリケーションのスキャン中に含めるバイナリのカンマ区切りパターンを指定します。任意。バイナリの分析には時間がかかり、このオプションを使用しないと、必要以上に多くのバイナリが分析されます。application.coverage.static.file が指定されている場合は使用しないでください。デフォルトでは、すべてのバイナリが受け入れられます。以下のワイルド カードをサポートします。
例: |
application.coverage.static.file=[file|URL] | dotTEST または Jtest で生成された静的カバレッジ ファイルの URL またはローカル ファイルを .xml または .data 形式で指定します。任意。静的カバレッジ ファイルが個別に DTP にアップロードされる場合は必要ありません。 詳細については「ユーザー定義テスト コンフィギュレーションを作成する」を参照してください。 例: |
application.coverage.images=$[dtp_project] | DTP でカバレッジ イメージを作成するために使用されるタグのセットを指定します。カバレッジ イメージは、同じビルド ID の実行からのカバレッジ データを集約するための一意の識別子です。複数のエントリはセミコロン ( ; ) で区切ります。 詳細については、Parasoft DTP ユーザー ガイドを参照してください。 例: |
application.coverage.runtime.dir=[directory] | ランタイム カバレッジ データのコピーを保存するディレクトリを指定します。ディレクトリを指定しない場合、ランタイム カバレッジ データは処理後に保存されません。任意。 |
application.coverage.test.associations=true|false | ランタイム カバレッジ データとテストの関連付けの保存を有効にします。 デフォルト: |
ライセンス設定
設定 | 目的 |
---|---|
soatest.license.use_network=true|false | ネットワーク ライセンスを有効/無効にします。
例: デフォルト: |
license.network.url=[url] | License Server の URL を指定します。プロトコルとホスト名または IP アドレス、および必要に応じてポート番号とコンテキスト パスを含めます。 例: |
license.network.user=[username] |
このオプションでは、 例: |
license.network.password=[password] |
このオプションでは、 認証と安全な接続を確実に行うために、パスワードをエンコードすることを強く推奨します。 詳細については「CLI オプション」を参照してください。 |
license.network.use.specified.server=true|false | このオプションにより、SOAtest は DTP と License Server のいずれか、または DTP の 2 つのインスタンスに同時に接続できます。 Parasoft DTP Settings で指定された DTP サーバーからライセンスを取得する場合は、
|
license.network.auth.enabled=true|false |
このオプションでは、 |
| LicenseServer から取得するライセンスの種類を指定します。
例:
デフォルト: |
soatest.license.autoconf.timeout=[seconds] | License Server からライセンスを自動設定するときのタイムアウト時間を指定します。 デフォルト: |
soatest.license.local.password=[password] | Parasoft から提供されたローカル パスワードを指定します。 |
soatest.license.wait.for.tokens.time=[time in minutes] | 現在ライセンスを使用できない場合に、ライセンスを待機する時間を指定します。 例:
デフォルト: |
OIDC の設定
設定 | 目的 |
---|---|
oidc.enabled=true|false | OpenID Connect によるユーザー認証を有効または無効にします。 デフォルト: |
oidc.issuer.uri=[uri] | OpenID Connect サーバーの URI を指定します。 例: |
oidc.client.id=[user] | OpenID Connect サーバーによって提供される ID を指定します。 |
oidc.client.secret=[password] | OpenID Connect サーバーに対するアプリケーションのパスワード。 |
oidc.scopes=[list of scopes] | ユーザーの詳細へのアクセスを承認するために認証中に使用されるスコープのスペース区切りのリストを定義します。 デフォルト: |
oidc.cli.mode=devicecode|certificate | OpenID Connect サーバーでのユーザー認証に使用するメソッドを指定します。 デフォルト: |
oidc.devicecode.token.file=[path] | ユーザー認証情報を含むカスタム トークン ファイルへのパスを指定します。 例: |
oidc.keystore=[path] | OpenID Connect サーバーでユーザーを認証するための証明書を格納するキーストアファイルへのパスを指定します。FIPS 承認アルゴリズムのみが許可される場合、キーストアファイルは BCFKS (Bouncy Castle FIPS Keystore) 形式である必要があります。 例: |
oidc.keystore.alias=[alias] | OpenID Connect サーバーでの認証に使用するエイリアスを指定します。キーストアファイルに複数のエントリが含まれている場合は、この設定を構成する必要があります。 例: |
oidc.keystore.password=[password] | 自己署名クライアント証明書を格納するキーストアファイルのパスワードを指定します。認証を確実に成功させ、セキュリティレベルを高めるために、エンコードされたパスワードを使用することを強く推奨します。 例: |
テクニカル サポートの設定
設定 | 目的 |
---|---|
techsupport.auto_creation=true|false | テストの問題が発生したときに、テクニカル サポート アーカイブを自動的に作成するかどうかを指定します。 デフォルト: |
techsupport.send_email=true|false | テクニカル サポート アーカイブを Parasoft サポートに送信するかどうかを指定します。true を指定する場合、GUI または レポート設定 で必ず電子メールの設定を行ってください。 デフォルト: |
techsupport.archive_location=[directory] | テクニカル サポート アーカイブを保存する場所を指定します。 |
techsupport.verbose=true|false | テクニカル サポート アーカイブに詳細ログを含めるかどうかを指定します。なお、ロギング システムにカスタム コンフィギュレーションがある場合、このオプションを true にすることはできません。詳細ログは、一時フォルダーの xtest.log ファイルに保存されます。
詳細ログの状態は、セッションを越えて保持され、アプリケーションの起動時に復元されます。 ログ ファイルは、一定のサイズ以上に大きくなることはありません。最大サイズに達するたびに、バックアップが作成されます。 デフォルト: |
techsupport.verbose.scontrol=true|false | ソース管理コマンドからの出力を詳細ログに含めるかどうかを指定します。出力にソース コードの一部が含まれることがあります。 デフォルト: |
techsupport.item.general=true|false | 一般的なアプリケーション ログを含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
techsupport.item.environment=true|false | 環境変数、JVM システム プロパティ、プラットフォームの詳細、その他のプロパティ (メモリなど) をテクニカル サポート アーカイブに含めるかどうかを指定します。 デフォルト: |
techsupport.advanced=true|false | 拡張オプションを有効にするかどうかを指定します。 デフォルト: |
techsupport.advanced.options=[option] | テクニカル サポートから入力を求められた拡張オプションを指定します。 |
作成者とスコープの設定
設定 | 目的 |
---|---|
authors.mapping{n}=[from_user, to_user] | 上記で説明したように、 例:
|
authors.user{n}=[username, email, full_name] |
例:
|
authors.ignore.case=true|false | 作成者で大文字を小文字を区別するかどうかを指定します。true の場合、David と david は同じユーザーと見なされます。false の場合、 David と david は別のユーザーと見なされます。 デフォルト: |
scope.sourcecontrol=true|false | サポートされるソース管理システムからのデータに基づいてコード作成者を算定するかどうかを指定します。 デフォルト: |
scope.local=true|false | ローカル ユーザーに基づいてコード作成者を算定するかどうかを指定します。 デフォルト: |
scope.recommended.computation=first|random | 「推奨されるタスク」を開発者ごとにどのように選択するかを指定します。以下のモードを設定できます:
|
scope.xmlmap=true|false | タスクの割り当てを計算するために、特定のファイルまたはファイル セットに割り当てるタスクを定義した XML ファイルを使用するかどうかを指定します (このマッピングは、GUI で指定した後に XML ファイルに保存できます)。 デフォルト: |
scope.xmlmap.file=[file] | 特定のファイルまたはファイル セットに割り当てるタスクを定義した XML ファイルの名前を指定します。 |
ソース管理システムの設定
Git リポジトリ定義プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
scontrol.rep.type=git | Git リポジトリ タイプの識別子。 |
scontrol.git.exec= | Git の実行モジュールへのパス。設定しない場合、コマンドはパス上にあると見なされます。 |
scontrol.rep.git.branch= | ソース管理モジュールが使用するブランチの名前。このプロパティを指定しない場合、現在チェックアウトされているブランチが使用されます。 |
scontrol.rep.git.url= | リモート リポジトリ (例 git://hostname/repo.git) |
scontrol.rep.git.workspace= | ローカルの git リポジトリがあるディレクトリ。 |
Perforce リポジトリ定義プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
scontrol.perforce.exec= | 外部クライアント実行モジュール (p4 ) へのパス。 |
scontrol.rep.type=perforce | Perforce リポジトリ タイプの識別子。 |
scontrol.rep.perforce.host= | Perforce サーバー ホスト。 |
scontrol.rep.perforce.port= | Perforce サーバー ポート。デフォルト ポートは 1666。 |
scontrol.rep.perforce.login= | Perforce ユーザー名。 |
scontrol.rep.perforce.password= | パスワード。 |
scontrol.rep.perforce.client= | P4CLIENT 環境変数またはそれに相当するもので指定されているクライアント ワークスペース名。ファイルがダウンロードできるように、ワークスペースのルート ディレクトリはローカル パスのために構成する必要があります。 |
Subversion リポジトリ定義プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
scontrol.rep.type=svn | Subversion リポジトリ タイプの識別子。 |
scontrol.rep.svn.url= | Subversion URL はプロトコル、サーバー名、ポートおよび開始リポジトリ パスを指定します (たとえば svn://buildmachine.foobar.com/home/svn)。 |
scontrol.rep.svn.login= | ログイン名。 |
scontrol.rep.svn.password = | 暗号化していないパスワード。 |
scontrol.svn.exec= | 外部クライアント実行モジュール (svn ) へのパス。 |
Microsoft Team Foundation Server リポジトリ定義プロパティ
プロパティ | 説明 |
---|---|
scontrol.rep.type=tfs | TFS リポジトリ タイプの識別子。 |
scontrol.tfs.sdk.path= | 解凍された TFS SDK のルート ディレクトリへのパス。これは、お使いのマシンで TFS サポートが動作するために必要です。 例: 注意: TFS SDK バージョン 14.134 が必要です。 |
scontrol.rep.tfs.url= | TFS リポジトリの URL (例: http://localhost:8080/tfs ) |
scontrol.rep.tfs.login= | TFS ユーザー名。 |
scontrol.rep.tfs.password= | TFS パスワード。 |
ファイル エンコーディングの設定
設定 | 目的 |
---|---|
fileencoding.mode=default|user|auto | ファイル エンコーディングの指定方法を定義します。
デフォルト: |
fileencoding.user-encoding=<name_of_encoding> |
有効なエンコーディング名は、ASCII-US、 UTF-8、UTF-16、UTF-16LE、UTF-16BE、 または java.nio の canonicalName (正準名) です。 次の書式で指定します: |
fileencoding.auto-language=<language’s numeric_code> |
|
その他の設定
設定 | 目的 |
---|---|
tasks.clear=true|false | コマンドライン モードでの起動時に、既存のタスクを消去します。既存の結果のロードのために時間がかかるのを防ぎます。 デフォルト: |
console.verbosity.level=low|normal|high | [コンソール] ビューの冗長レベルを指定します。設定できるオプションは次のとおりです。
デフォルト: |
soatest.custom.rules.dir=[directory] | ユーザー定義ルールを保存する場所を指定します。 |
soatest.custom.configs.dir=[directory] | ユーザー定義テスト コンフィギュレーションを保存する場所を指定します。 |
exec.env=[env1; env2; ...] | テスト セッションが実行された環境を説明するタグのリストを指定します。タグには、OS (例えば Windows、Linux)、アーキテクチャ (例えば x86、x86_64)、コンパイラ、ブラウザーなどを説明できます。これらのタグは完全なテスト セッションを説明します。環境についての説明をさらに追加したい場合は、サービス API によってテスト スイート、テスト、またはテスト ケースのレベルで説明を追加できます。 |
issue.tracking.tags=[value] | カスタムの課題トラッキング タグを指定します。カンマで区切って複数のタグを指定できます。例:
詳細については「テストと開発アーティファクトの関連付け」を参照してください。 |
parallel.mode=Manual|Auto|Disabled | どのモードをアクティブにするかを決定します。
並行処理の設定の詳細については 「並行処理の設定」を参照してください。 デフォルト: |
parallel.max_threads=<number> | 同時に実行できる並行スレッドの最大数を指定します。実際の並行スレッドの数は、CPU の数、利用できるメモリ、およびライセンス設定に基づいて決定されます。 デフォルト: [available_processors] |
parallel.free_memory_limit=<percentage> | 「アプリケーションで利用できるメモリ全体」に占める「低メモリ状況でキープしておく空きメモリの大きさ」の割合をパーセント値で指定します。このオプションは、他のプロセスが空きメモリを必ず使用できるようにするために使用します。 デフォルト: |
parallel.no_memory_limit=true|false | 利用できるメモリに対して (既存のシステム制限を超える) 制限をかけないことを指定します。 デフォルト: |
usage.reporting.enabled=true|false | 匿名の使用情報の収集と Parasoft への送信を有効/無効にします。詳細については https://www.parasoft.com/privacy-policy のプライバシー ステートメントをお読みください。 デフォルト: |
SOAtest および Virtualize 固有のオプション
設定 | 目的 |
---|---|
| JDBC ドライバーの jar ファイルおよび class フォルダーの場所を指定します。 特殊文字 (空白、スラッシュ、コロンなど) はエスケープする必要があります。たとえば: %20 = 空白 複数の jar を指定する場合、\n で区切ります。 たとえば: 上記のパスは、次のように指定します。
|
scripting.jython.path | Jython にまだ含まれていない Python モジュールを検索するためのディレクトリのリストを追加するために使用されます。複数のパスは、OS の既定のパス セパレーター (Windows の場合は「;」、Linux および macOS の場合は「:」) を使用して区切ります。 |
scripting.timeout.minutes | 応答しないスクリプトを停止してエラー メッセージをログに記録するまでのタイムアウト時間を分で指定します。 |
| classpath に含める jar ファイルを指定します。例:
|
xml.conversion.data.model.directories | XML との間で固定長データをどのように変換するかを指定するデータ モデルを登録します。適切なデータ モデルを含むディレクトリ リストをセミコロンで区切って入力します。 |
browsertesting.chrome_executable_path | Chrome の実行可能ファイルへのパスを指定します。 |
browsertesting.firefox_executable_path=[path] | Firefox の実行可能ファイルへのパスを指定します。 |
browsertesting.proxy_port=[port] | プロキシのポートを指定します。詳細とヒントについては、「プロキシ設定の詳細」を参照してください。 |
browsertesting.browser_communication_port=[port] | ブラウザー通信ポートを指定します。 |
browsertesting.startup_timeout=[seconds] | SOAtest がブラウザーの起動を待機するのを中止して「タイムアウト」と見なすまでの遅延時間 (秒) を指定します。 |
browsertesting.user_action_timeout=[seconds] | SOAtest がユーザー アクションの待機を中止して「タイムアウト」と見なすまでの遅延時間 (秒) を指定します。 |
browsertesting.page_load_timeout=[seconds] | SOAtest がページのロードを待機するのを中止して「タイムアウト」と見なすまでの遅延時間 (秒) を指定します。 |
| SOAtest が非同期リクエストの待機を中止して「タイムアウト」と見なすまでの遅延時間 (秒) を指定します。 |
browsertesting.element_timeout=[seconds] | SOAtest が要素の待機を中止して「タイムアウト」と見なすまでの遅延時間 (秒) を指定します。 |
browsertesting.dialog_timeout=[seconds] | SOAtest がダイアログのオープンを待機するのを中止して「タイムアウト」と見なすまでの遅延時間 (秒) を指定します。 |
browsertesting.http_traffic_timeout=[seconds] | SOAtest がトラフィックの完了を待機するのを中止して「タイムアウト」と見なすまでの遅延時間 (秒) を指定します。 |
browsertesting.print_debug_info=true|false | ブラウザー機能テスト シナリオの記録中に、実行されたアクションを SOAtest が記録しない場合があります。このオプションを有効にすると、記録中にコンソールにメッセージが出力され、SOAtest が処理したイベントの情報、生成された可能性があるロケーターが表示されます。記録中に例外が発生した場合はその例外も表示されます。 |
| 指定の拡張子のバイナリ ファイルを Traffic Viewer および出力で使用できます。デフォルトでは、テキスト ファイルだけが使用できます。拡張子のリストをカンマで区切って指定します。 |
| 指定の MIME タイプのバイナリ ファイルを Traffic Viewer および出力で使用できます。デフォルトでは、テキスト ファイルだけが使用できます。MIME タイプのリストをカンマで区切って指定します。 |
browsertesting.content_fetch_mode=all.con-tent|non.hidden.iframes | 非表示のフレームのコンテンツをアクション前やアクション後の HTML ビューアーで表示するかどうかを決定できます。 |
security.trust.all.certificates | 任意の証明書を受け入れることを指定します。証明書が「信頼されていない」ページをロードする場合、このオプションが役立ちます。 |
security.use.default.java.cacerts | Java の信頼された証明書ベンダーの標準リストからの証明書だけを受け入れることを指定します。 |
Virtualize 固有のオプション
SOAtest および Virtualize 固有のオプション で説明されているオプションも Virtualize に適用されることに注意してください。
設定 | 目的 |
---|---|
server.startup | Virtualize 起動時にサーバーを自動的に起動するかどうかを指定します。 |
server.port.http | Virtualize サーバーが HTTP の通信に使用するポートを指定します。 |
server.port.https | Virtualize サーバーが HTTPS の通信に使用するポートを指定します。 |
server.port.monitoring | Virtualize サーバーがモニタリングに使用するポートを指定します。 |
traffic.wizard.xpath.ignores | 以下の書式で除外する値を指定します。
たとえば、
バックスラッシュ文字 (\) を正規表現で使用するには、エスケープする必要があります。例えば、1 桁を表す正規表現 [\d] であれば、[\\d] と入力します。 |
Continuous Testing Platform (CTP) 固有の設定
設定 | 目的 |
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env.manager.server | CTP サーバーの場所を指定します。必須 例: |
env.manager.server.name | CTP でこのサーバーを表示する際の名前を指定します。このサーバーを識別するのに役立つ任意の値を指定できます。任意 例: |
env.manager.notify | 仮想アセットがデプロイされたときに、Virtualize サーバーが CTP に通知するかどうかを指定します。任意 例: |
env.manager.username | CTP にログインするためのユーザー名を指定します。任意 例: |
env.manager.password | CTP にログインするためのパスワードを指定します。任意 例: 認証と安全な接続を確実に行うために、パスワードをエンコードすることを強く推奨します。 詳細については「CLI オプション」を参照してください。 |
設定の例
例 1
# Report settings report.developer_errors=true report.developer_reports=true report.format=html session.tag=<project name> # Mail settings: report.mail.enabled=true report.mail.cc=<[email protected];[email protected]> report.mail.server=mail.company.com report.mail.domain=company.com report.mail.subject=<Static Analysis results on Project X> report.mail.attachments=true
例 2
# Mail settings report.mail.enabled=true report.mail.server=mail.mycompany.com report.mail.domain=mycompany.com report.mail.cc=project_manager report.mail.subject=Coding Standards
例 3
# REPORTS #Determines whether reports are emailed to developers and to the additional recipients specified with the cc setting. #Remember that if the team is using CVS for source control and each developer's email address matches his or her CVS username + the mail domain, each developer that worked on project code will automatically be sent a report that contains only the errors/results related to his or her work. report.mail.enabled=true #Exclude developers emails (true/false) report.mail.exclude.developers=false # Append developers errors to manager emails (true/false) report.developer_errors=true # Send reports to developers (true|false) report.developer_reports=true # Append suppressed messages (true|false) report.suppressed_msgs=false #Determines where to mail complete test reports. #This setting is typically used to send reports to managers or architects. #It can also be used to send reports to developers if developer reports #are not sent automatically (for example, because the team is not using CVS). [email protected]; ${env_var:USERNAME} @domain.com # mail target for unknown developer errors [email protected] #Specifies the mail server used to send reports. report.mail.server=mail_server.domain.com #Specifies the mail domain used to send reports. report.mail.domain=domain.com #Specify mali from report.mail.from=nightly #Specifies any email addresses you do not want to receive reports. #This setting is used to prevent from automatically sending reports to someone that worked on the code, but should not be receiving reports. This setting is only applicable if the team is using CVS for source control and developer reports are being sent automatically. report.mail.exclude=developer1;developer2 # Specifies the subject line of the emails sent. report.mail.subject= ${tool_name} Report - ${config_name} # Report test params include (true|false) report.test_params=true # SCOPE #code authorship based on CVS scope.sourcecontrol=true #code authorship based on author tag scope.author=false #code authorship based on local user scope.local=false # LICENSE #override license settings #soatest.license.autoconf.timeout=40 soatest.license.use_network=true soatest.license.network.url=http://license_server.domain.com:2222 soatest.license.network.edition=server_edition # SOURCE CONTROL scontrol.rep1.type=cvs scontrol.rep1.cvs.root=:pserver:developer@cvs_server.domain.com:/home/cvs/scontrol.rep1.cvs.pass=mypassword