このセクションでは、カスタム Message Responder について説明します。カスタム Message Responder とは、 Virtualize がサポートするように拡張されたカスタム メッセージ形式のペイロードとともに、レスポンスを送信するために作成されたメッセージ レスポンダーです。
カスタム メッセージ レスポンダーは、カスタム メッセージ形式を使用したペイロードでレスポンスを定義し、送信できます。カスタム メッセージ形式とは、たとえばメインフレーム メッセージ形式、バイナリ形式、またはその他の種類の適切なカスタム メッセージ形式です。カスタム メッセージ形式は、 Parasoft 拡張フレームワークを介したカスタム メッセージ形式を介して、 Virtualize に追加されます。これらの拡張機能の定義方法については、 「Parasoft の拡張フレームワークとは」を参照してください。
レスポンス ペイロードを XML ドキュメントとしてモデル化できます。レスポンダーはメッセージを送信する前に、 XML をネイティブ形式に自動的に変換します。レスポンダーがネイティブ形式のメッセージを受信する場合、レスポンダーはメッセージを XML に変換できるので、 XML Data Bank のようなツールを着信リクエストに連結できます。
[レスポンダーの追加] ウィザードに [Your Format] というレスポンダー名のメッセージ レスポンダーを追加するオプションがあります。たとえば、チームが FIX メッセージ形式をサポートするよう Virtualize を拡張した場合、次の表示を確認できます。
カスタム Message Responder ツールは、他のメッセージ レスポンダーを構成するときのように構成できます。標準のメッセージ レスポンダーの振る舞い (応答条件、パフォーマンス プロファイル、など) を構成する詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」を参照してください。異なる点は次の 2 点です。
- Message Type リストから、この形式のために事前に定義されたメッセージ タイプを選択できます。
[変換オプション] タブで、この形式のために事前に定義された GUI オプションをカスタマイズできます。