どのバージョンの C++test がインストールされているかをチェックするには ?
現在どのバージョンの C++test がインストールされているかをチェックするには、次の操作を行います。
- プラグイン版の場合、[ヘルプ] メニューの [Eclipse について] をクリックします。スタンドアロン版の場合、[ヘルプ] メニューの [Parasoft C++test について] をクリックします。
- [C++test] ボタンがあるかどうかをチェックします。
- [C++test] ボタンをクリックします。[Parasoft C++test フィーチャーについて] ダイアログが表示されます。
- [バージョン] 列でバージョンを確認します。
C++test プラグインをインストールしたら、Eclipse が起動時にクラッシュするようになった
その理由は、コンフィギュレーション ファイルがあるインストール ディレクトリの場所に書き込みができないからです。この現象は、複数のユーザーで 1 つのインストール領域を共有するように Eclipse を設定している場合によく見られます。この現象を防ぐには、自分のホーム ディレクトリにコンフィギュレーション ファイルを格納してください。詳細については 「その他の要件」を参照してください。
C++test が正しく (再) インストールされなかった場合
-clean オプションを付けて Eclipse を起動します。このオプションを付けて起動すると、Eclipse の内部的なレジストリおよびキャッシュが強制的にリフレッシュされます。
C++test メニューが表示されない場合
C/C++ または C++test を現行パースペクティブとして設定します。それには、[ウィンドウ] メニューの [パースペクティブを開く] > [その他] をクリックし、C/C++ または C++test を選択して [OK] をクリックします。
コンパイラが自動検出されない場合
Eclipse を起動する前にコンパイラの環境変数 ($PATH や $LD_LIBRARY_PATH ) を正しく設定したか確認してください。
Microsoft Visual C++ コンパイラを使用するには
Visual C++ 6.0
プロジェクトをインポートします。詳細については「既存の Visual Studio 6.0 プロジェクトのインポート」を参照してください。
他のバージョンの Visual C++
他のバージョンの Microsoft Visual C++ については、Visual Studio に付属する Visual Studio Command Prompt ユーティリティ スクリプトを使って、Visual Studio 環境でコンソールを開きます。コンソールから Eclipse を起動して環境が正しく設定されているかを確認します。
なお、C++test は Visual Studio .NET 2003、2005、2008、2010、2012、および 2013 のプラグインとしても利用可能です。
C++test がメモリ不足になったらどうすればいいのか ?
C++test がメモリ不足になるのを防ぐには、C++test を起動するスクリプトまたはショートカットにメモリ パラメーターを追加します。2 つのメモリ パラメーターは、それぞれ JVM (Xms) の初期サイズと JVM (Xmx) の最大サイズを指定します。通常は両方に同じサイズ (たとえば 1024MB) を設定します。ただし、ときおり問題が発生しているが大きなメモリ サイズを常に割り当てておくことは避けたい場合、2 つのパラメーターに異なる値 (たとえば初期サイズ 1024MB と最大サイズ 1400MB) を設定することができます。設定できる最大サイズは、 OS と JVM によって異なります。
例:
C++test スタンドアロン版: cpptest.exe -J-Xms1024m -J-Xmx1400m
C++test Eclipse プラグイン版: eclipse.exe -vmargs -Xmx1400m
また、
CPPTEST_ENGINE_EXTRA_ARGS オプションを使用して、-Xmx
の値を指定することでメモリの割り当てサイズをカスタマイズできます。この方法は、静的解析を実行する場合や、結果を DTP にレポートする場合に特に便利です。詳細については「 詳細オプションの設定」を参照してください。
ヘッダー ファイルを解析するには ? どのファイルが解析されるのか ?
C++test は、C/C++ ソース ファイルは直接解析しますが、ヘッダー ファイルは間接的に解析します。現在選択されている内容に基づいて、C++test はすべての C/C++ ソース ファイルを解析し、選択されているすべてのソース ファイルとヘッダー ファイル (ソース ファイルによってインクルードされているヘッダー ファイルのみ) について違反をレポートします。
例:
- プロジェクト ルートを選択した場合、すべてのソース ファイルが解析されます。ヘッダー ファイルも間接的に解析されます。
- 1 つのソース ファイルを選択した場合、その選択したファイルだけが解析されます。ヘッダー ファイルは解析されません。
- 1 つのソース ファイルと 1 つのヘッダー ファイルを選択した場合、ソース ファイルは解析されます。ソースによってインクルードされている場合、ヘッダー ファイルも解析されます。
- ヘッダー ファイルだけを選択した場合、C++test は解析をスキップします。C++test はヘッダー ファイルを直接解析しないからです。
cpptestcli の実行時に出る "cannot open .pathtoeclipse file" メッセージとは ?
extinstall
ユーティリティを使って C++test をインストールすると、.pathtoeclipse
というファイルが自動的に作成されます。 このファイルは、Eclipse のインストール ディレクトリへのパスを保持します。このファイルが見つからない場合、テキスト ファイルを新規作成して Eclipse へのパスを記述し、 そのテキスト ファイルを <C++test_install_dir>/.pathtoeclipse
として保存してください。
コマンドライン ユーティリティ (cpptestcli) を使ってプロジェクトを作成できるか ?
作成できます。「既存のビルド システムを使った C++test プロジェクト」 を参照してください。
現在有効な静的解析ルールのリストをレポートとして生成するには、どうすればいいか?
レポートを生成するときに、次のエントリがあるレポート コンフィギュレーション ファイルを指定します。
results.report.active_rules=true
C++test コンソールの冗長レベルを変更するには?
[Parasoft] メニューの [設定] をクリックして [コンソール] をクリックし、冗長レベル (高、通常、低) を選択します。
高 | 通常 | 低 | |
---|---|---|---|
基本情報 現行のステップの名前とステータス (終了、失敗、最新) | ○ | ○ | ○ |
エラー | ○ | ○ | ○ |
警告 | ○ | × | × |
コマンドライン | ○ | ○ | × |
違反 静的解析と単体テストの実行中に表示される | ○ | ○ | × |
C++test 6.x テスト コンフィギュレーションを参照するには?
「C++test 6.x からの移行 」を参照してください。
問題が発生した場合、C++test サポートにどんな情報を送信すればいいのか?
「テクニカル サポート」 を参照してください。