このセクションでは、Jtest と Cucumber を統合する方法を説明します。
Cucumber とは
Cucumber は、英語や日本語などの自然言語で書かれた実行可能な仕様を読み取るツールです。テスト シナリオは、.feature という拡張子を持つプレーン テキスト ファイルに記述されます。
Jtest を Cucumber と統合すると、Jtest は Cucumber テストの結果をレポートし、カバレッジデータを収集することができます。
サポート対象バージョン
Jtest は Cucumber バージョン 4-6 をサポートしています。
Jtest と Cucumber の統合
Jtest には、サポート対象の Cucumber バージョンごとに 1 つの Cucumber リスナーが付属しています。
Jtest と Cucumber を統合するには、Maven または Gradle のコマンド ラインを変更して -Djtest.enableCucumber=true
オプションを設定します。その結果、Jtest は自動的に Cucumber のバージョンを認識し、バージョンに合った Cucumber リスナーを有効化します。例:
mvn clean compile test-compile jtest:agent test -Djtest.enableCucumber=true jtest:jtest -Djtest.config="builtin://Unit Tests"
または、Cucumber のバージョンに一致する Cucumber リスナーを手動で指定することもできます。
Cucumber 4:
-Dcucumber.options="--plugin com.parasoft.jtest.cucumber.CucumberListener4"
Cucumber 5 以上:
-Dcucumber.plugin="com.parasoft.jtest.cucumber.CucumberListener<version>"
Cucumber テストと開発成果物との関連付け
Cucumber テストと開発成果物を関連付けるには、@Tag<issue tracking tag>
という構文を使用します。例:
@Tag("REQ:123") @Tag(PR:123) Scenario: Opening the library When it's 8:00 a.m. Then open the library
成果物の関連付けを有効化する方法およびサポートされる追跡タグの一覧については「テストと開発成果物との関連付け」を参照してください。