ツールをパラメータライズするもう 1 つの方法は、データ ソースに格納された値を使用することです。データ ソースは、レスポンダー スイートまたはアクション スイート レベルで追加され、 .pva ファイルまたは .pvn ファイルに保存されます。ユーザーはレスポンダー スイートまたはアクション スイートに任意の数のデータ ソースを指定できます。そしてレスポンダー スイートのツールまたはアクション スイートのツールを通して指定されたデータ ソースを使用できます。
さらにユーザーは、他の利用可能なデータ ソース値を 1 つのデータ ソースにまとめることができる集約データ ソースを作成できます。
Virtualize は、次のいずれかのデータ ソース値でツールをパラメータライズできます。
- CSV ファイル
- データベース
- Excel スプレッドシート
- 内部テーブル エディターで作成された (または内部テーブル エディターにコピーされた) 表
- ファイル
- 書き込み可能
- 集約
- データ グループ
ヒント- メッセージ要素を投入するためにデータ ソース テンプレートを生成する
大規模で複雑な XML メッセージをパラメータライズするために手動でデータ ソースを作成するのは、時間のかかる退屈な作業です。パラメータライズしたいリクエストまたはレスポンス メッセージの構成に基づいてデータ ソースを自動生成することができます。生成されたデータ ソース列はリクエストまたはレスポンス メッセージの適切な要素に自動的にマッピングされます。ユーザーの作業は、生成されたデータ ソース テンプレートに値を追加することだけです。詳細については以下のセクションを参照してください。
同じツールに異なるデータ ソースを動的に指定するには
データ グループを使用して実現できます。詳細については、以下を参照してください。
データ グループと集約データ ソース
Virtualize では 2 種類の連結したデータ ソースを作成および使用できます。
- データ グループは、少なくとも 1 つの共通の列がある、多くの 類似したデータ ソースから構成されます。どのデータ グループを適用するかはいつでも選択できます。 同じツールに異なるデータ ソースを動的に指定したい場合に特に役立ちます。ツールやデータ ソースを編集する必要なく、いつでもすぐにアクティブなデータ ソースを切り替えることができます。
- 集約データ ソースは、多くの異なるデータ ソースから構成され、それらを 1 つのまとまったデータ ソースとして扱います。この機能は特に、ツールで複数のデータ ソースから値を取得したい場合に便利です。
データ グループは、別々のデータ ソースから構成されているという点で集約データ ソースに似ています。しかし、データ グループがアクセスできるのは、すべてのデータ ソース間で共有される共通の列だけです。集約データ ソースであれば、さまざまなデータ ソースのすべての列を集約できます。さらに、集約データ ソースはすべてのデータの値を 1 度に使用できます。データ グループの場合は、どの値セットを使用するかをユーザーがそのときどきに決定できます。