このセクションの内容
概要
解析を実行する前に、C/C++test でコンパイラのバージョンなどの特定の C および C++ コンパイラの設定を行う必要があります。コンパイラの設定に関する基本的な情報については「静的解析の実行」を参照してください。サポートされるコンパイラの一覧については「サポート対象コンパイラ」を参照してください。
複数のコンパイラの指定
1 回のテストの実行で複数のコンパイラを使用する必要がある場合、-compiler
の拡張構文 cpptest.compiler.family
を使用して複数のコンパイラを設定できます。<COMPILER_COMMAND>
はオリジナルのコンパイラ実行モジュールへのパスであり、'*'
はすべての文字に一致します。
-compiler <COMPILER_ID>:<COMPILER_COMMAND>;<COMPILER_ID>:<COMPILER_COMMAND>;... cpptest.compiler.family=<COMPILER_ID>:<COMPILER_COMMAND>;<COMPILER_ID>:<COMPILER_COMMAND>;...
例
-compiler vc_9_0:*cl.exe;gcc_3_4:/usr/bin/gcc.exe cpptest.compiler.family=vc_9_0:*cl.exe;gcc_3_4:/usr/bin/gcc.exe
カスタム コンパイラ コンフィギュレーションの使用
カスタム コンパイラ コンフィギュレーションを使用する場合、cpptest.compiler.dir.user
エントリで定義されたディレクトリにコンフィギュレーション ファイルをコピーする必要があります。
cpptest.compiler.dir.user=/home/custom_compilers
各カスタム コンパイラの設定は、ユニークな名前を持つ専用のサブディレクトリに保存する必要があります。
/home/custom_compilers (cpptest.compiler.dir.user configuration entry) custom_gcc c.psrc cpp.psrc gui.properties custom_iar c.psrc cpp.psrc gui.properties