このセクションの内容:
ライセンスがない場合でも、Selenic でテストを実行可能です。ただし、製品にライセンスが付与されていない限り、セルフヒーリング機能やその他の機能は無効になります。
Selenic インストールディレクトリにある selenic.properties ファイルを開いて、ライセンスを設定します。ローカルライセンス、DTP から提供されるライセンス、またはライセンスサーバから提供されるライセンスを使用するように Selenic を設定できます。便宜上、selenic.properties ファイルにはコメントアウトされた状態ですべてのプロパティが含まれています。該当するプロパティを有効にして、それらの値を指定します。
ローカルライセンスを生成できるように、テクマトリックス社の担当営業にマシン ID を提供する必要があります。マシン ID にアクセスするには以下の 2 つの方法があります:
-machineId
フラグを使用して Selenic アナライザーを実行します:java -jar selenic_analyzer.jar -machineId
テクマトリックス社は、マシン ID を受け取った後、ローカルライセンスパスワードを提供します。selenic.properties ファイルを開き、LOCAL LICENSE
セクションの selenic.license.local.password プロパティでパスワードを指定します:
selenic.license.use_network=false selenic.license.local.password=<テクマトリックス社から受け取ったパスワード> |
Parasoft DTP は、Parasoft ライセンスをホストおよび提供できる開発テスト分析およびレポートプラットフォームです。
NETWORK LICENSE
セクションを見つけて、以下のプロパティを指定します。
selenic.license.use_network=true |
DTP SERVER SETTINGS
セクションを見つけて、以下のプロパティを指定します:
dtp.server=<host where DTP is installed> dtp.port=<port number for DTP> dtp.user=<username for logging into DTP> dtp.password=<password for logging into DTP> |
selenic_analyzer.jar ファイルを -encodepass
プロパティで実行して、パスワードをエンコードできます。詳細については、コマンドライン の -encodepass <password> をご覧ください。
ライセンスサーバは、Parasoft ライセンスを一元化する軽量なリポジトリです。
NETWORK LICENSE
セクションを見つけて、以下のプロパティを指定します:
selenic.license.use_network=true |
LICENSE SERVER STANDALONE SETTINGS
セクションを見つけて、以下のプロパティを指定します:
license.network.use.specified.server=true license.network.host=<server where License Server is hosted> license.network.port=<port number for License Server> |
トークンを取得するライセンスサーバで認証が必要な場合、LICENSE SERVER STANDALONE SETTINGS
セクションを見つけて、以下のプロパティを指定します:
license.network.auth.enabled=true license.network.user=<username> license.network.password=<password> |
Parasoft セキュリティモジュール(pstsec.war)がデプロイされ、ライセンスサーバに接続されている場合、認証が必要になることがあります。
selenic_analyzer.jar ファイルを -encodepass
プロパティで実行して、パスワードをエンコードできます。詳細については、コマンドライン の -encodepass <password> をご覧ください。
IDE プラグインを使用すると、Parasoft Recorder で記録した UI トランザクションをインポートして Selenium テストに変換できます。IDEは、修正候補の表示など、Selenic の機能を操作するためのユーザーインターフェイスも提供します。IDE プラグインは、ローカルライセンスの使用、またはライセンスサーバや DTP からライセンスを取得する事を可能にします。
ローカルライセンスを生成できるように、テクマトリックス社の担当営業にマシン ID を提供する必要があります。マシン ID は、IDE プラグインをインストールした後、[Parasoft] > [設定] > [ライセンス] 画面の [マシン ID] フィールドに表示されます。マシン ID を テクマトリックス社に送信すると、後日、パスワードフィールドに入力できるライセンスパスワードを受け取る事ができます。
ネットワークライセンスの設定は、デフォルトで DTP に設定されています。DTP が有効になっている場合、ライセンスサーバ セクションでライセンスサーバが設定されていない限り、Selenic は DTP からライセンスを取得します。
特定のライセンスエディションを設定できます。これにより、役割に基づいて一連の機能が有効になります。
#selenic.license.network.edition=automation_edition #selenic.license.network.edition=desktop_edition #selenic.license.network.edition=custom_edition |
desktop_edition
は、デスクトップユーザー向けの機能を有効にします。automation_edition
は、オートメーションエンジニア向けの機能を有効にします。custom_edition
は、テクマトリックス社とのライセンス契約に従ってアラカルトな機能を有効にします。