DTP の組込みデータベースを使用していて、現在のデータを保持したまま外部データベースに切り替えたい場合、いくつかの簡単な手順で切り替えが可能です。新しい外部データベースは、DTP の組込みデータベースと互換性がある必要があり (詳細については、「データベースの設定」ページの「データベース要件」を参照)、ベスト プラクティスとして、外部データベースを DTP とは別のマシンにインストールすることを推奨します。
新しい外部データベース用に、root アカウントを使用して、DTP データベース、dtp ユーザー、およびスキーマを作成します。
mysql -u root -p < <DTP_HOME>/grs/db/dtp/mysql/create.sql |
処理が終了したら、新しいユーザー dtp を使って、ステップ 2 でバックアップした組込みデータベースからデータをインポートします。dtp ユーザーのデフォルトのパスワードは U%Cew2d6
です。
mysql -u dtp -p DTP < <DTP_DATA>/db/backup/dtpDbExport_<TIMESTAMP>.sql |
組込みデータベースから外部データベースへのデータの復元の詳細については、「組込みデータベースのバックアップ」ページの「組込みデータベースの外部データベース サーバーへの復元」を参照してください。
外部データベースのバージョンの MySQL 用の MySQL JDBC ドライバーをダウンロードし、<DTP_DATA>/lib/thirdparty
ディレクトリに保存します。最新バージョンの MySQL Java Connector を使用することを推奨します。
<DTP_DATA>/conf/PSTRootConfig.xml
を編集して、次の変更を加えます。embedded-db enabled を false
に設定します。
<embedded-db enabled="false"/> |
dtp-db-connection の下の url の値を、MySQL サービスが実行されている URL (ホストとポートの両方を含む) に設定します。
<dtp-db-connection> ... <url>jdbc:mysql://<HOST>:<PORT>/DTP</url> </dtp-db-connection> |