サポートされる IAR EW430 (Embedded Workbench for MSP430) コンパイラ/環境バージョンについては「コンパイラ」を参照してください。
cpptesttrace
を使用してプロジェクトをインポートできます。詳細は「プロジェクトのインポート」を参照してください。
IAR Embedded Workbench プロジェクトのテストを容易にするために、以下のコンポーネントが提供されます。
ポインタ宣言の前に IAR メモリ属性を置くことは、完全にはサポートされていません。次の「宣言 A」のような宣言は、まるで「宣言 B」のように記述されたかのように解析されます。
Declaration A
Declaration B
この情報は以下の構成のプロジェクトに影響します。
以下の宣言は正しく処理され、上記のサポートされない構造の代わりに使用される可能性があります。
C++test は、リンク コマンドの実行中、オプション フィルタリング メカニズムを利用して、オリジナルのユーザー オブジェクトの代わりにインストゥルメントされたオブジェクトを使用します。ELF や COFF のような形式では、オブジェクト ファイルとライブラリ ファイルの拡張子はデフォルトで異なります (.o/.a、.obj/.lib)。 この拡張性を頼りに C++test はオプション フィルタリング メカニズムを適切に使用します。しかし、UBROF のライブラリ ファイルとオブジェクト ファイルの拡張子はデフォルトで同じ .r?? であるため、C++test はリンクのコマンドラインからライブラリを削除します。 システム ライブラリについては、観察された、体系化された名前付け規約 (dl430*.r43) に基づいてオプション フィルタリング パターンを導入することによって、この問題は解決されました。しかしユーザー ライブラリは今もなお削除されます。
この問題には 2 つの解決方法があります。
オプション #2 を選択した場合、c/cpp.psrc ファイルの
edgtk.optionConfig name=*<your_pattern> regexp=true casesensitive=false tags=linker
の直前に、次のオプション フィルターリング ルールを挿入します。
edgtk.optionConfig name=*.r43 regexp=true casesensitive=false
tags=linker,excludable,object_file
この問題は、外部的にビルドされた C++test ランタイム ライブラリにも当てはまります。カスタム コンパイラの詳細については 「カスタム コンパイラを使用するテストの設定」を参照してください。