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このリリースでは、AI を搭載した SOAtest Smart API Test Generator の機能が重点的に強化され、テスト作成をより詳細に制御できるようになりました。認証方法、インクルードするヘッダー、データ レスポンスをアサートする方法、レスポンスの差異をトラックする条件など、API との通信方法をテスト ジェネレーターに学習させることも可能になりました。

Smart API Test Generator のトレーニング

テスト ジェネレーターをトレーニングするためのワークフローは、以下の新規ツールおよびインターフェイスによってサポートされています。

  • Resource Template: Resource Template に JSON Assertor、Extension Tool、その他の SOAtest 出力を連結することで、「ルール」と呼ばれるテスト生成時の特定の動作をテンプレートに定義します。 
  • Resource Suite: Resource Template に定義されたルールを適用する API パスを指定するのに使用します。Resource Suite をネストすると、API パスの異なるエンドポイントに対して固有のテスト生成ルールを適用することができます。
  • Smart Test Template ファイル: Resource Template および Resource Suite は、Smart Test Template (.stt) ファイルに集められます。 
  • HTTP Authentication ツール: HTTP Authentication ツールは、Resource Template に連結できる特別な機能であり、生成されるテストのための認証情報を設定するのに使用されます。Smart API Test Generator が Resource Template の設定と一致すると、生成されたテストに HTTP Authentication ツールで設定された認証情報が適用されます。 
  • HTTP Header ツール: HTTP Header ツールは、Resource Template に連結できる特別な機能であり、生成されるテストのヘッダーを設定するのに使用されます。Smart API Test Generator が Resource Template の設定と一致すると、生成されたテストに HTTP Header ツールで設定されたヘッダーが適用されます。 
  • Smart Test View: 新しい SOAtest Smart Test View で Smart Test Template ファイルの作成と設定を行うことができます。 

トレーニング オプション

Smart API Test Generator をトレーニングする方法は 3 つあります:

  • 空の .stt ファイルを作成し、手動で Resource Suite、Resource Template、出力の追加を行います。  
  • OpenAPI (Swagger)、RAML、WADL などの定義ファイルに基づいて .stt ファイル構造を自動的にセットアップします。   
  • Train Smart Test Template 機能を使用し、既存の .tst ファイルに基づいて .stt ファイルを自動的に作成および設定します。 

詳細については「Parasoft Recorder」を参照してください。

その他のアップデート

  • Diff ツールは、XML diff モードでコメントを比較できるようになりました。詳細については「Diff」を参照してください。
  • SOAtest Smart API Test Generator の通知をクリックすると、自動的にサーバーがリフレッシュされ、CTP でテストが開かれます。
  • ParaBank デモ アプリケーションのアップデート
  • Continuous Testing Platform でデータベースのバックアップ API が公開されました。 
  • SOAtest 構造化レポートがアップデートされ、見やすくなりました。 
  • クライアントとレスポンダーの送信メッセージで別々の文字エンコーディングを指定できるようになりました。Messaging、REST、SOAP、EDI クライアントで、個々に送信メッセージのエンコーディングを設定したり、スイートまたはシステムレベルでメッセージのエンコーディングを設定したりできるようになりました。次のドキュメントを参照してください。

  • SOAtest Smart API Test Generator の tst_configuration.properites ファイルで includeContentTypes プロパティのデフォルト値が変更されました:
    includeContentTypes=application/json,application/x-www-form-urlencoded

  • Parasoft Concerto はサポートされなくなりました。代わりに SOAtest を Parasoft DTP に接続してください。

解決済みの PR および FR

ID説明
CTP-4064SOAtest Server Web ページで SOAtest サーバーのリフレッシュ アクションがブロックされる
CTP-4052ジョブ実行中にスローされた大きなエラー メッセージをスクロールできるようにする
CTP-4037コンポーネント タイプを削除したときの警告メッセージを改善
CTP-3977データベース バックアップ API を公開する
LT-1222「グラフ形状の設定」機能をマニュアルに記載する
LT-1221「Directed Profile」シナリオ タイプに切り替えるとベル分布が失われる
LT-1218シナリオ/プロジェクト設定の選択実行時に長時間の遅延
LT-1216グローバル ツールを参照するテストがリモート マシンで実行されない
LT-1214負荷テスト エージェントのシナリオ実行が 1 つおきに失敗する
LT-1055断続的な負荷テストの失敗
SOA-10588HTML レポートに表示される Diff ツールの結果の順序が一定しない
SOA-10583Write File ツールが誤ったディレクトリにファイルを書き込む
SOA-10579レポートが DTP にパブリッシュされたときにコンソールにメッセージを出力する
SOA-10534回帰コントロールを更新すると、回帰コントロールを更新できなかったという誤ったログが記録される
SOA-10531品質タスク ビューに表示されるパラメータライズされた Diff ツールの結果の順序が一定しない
SOA-10517混合型のペイロードに対して、スマート トラフィック作成が不正な形式の JSON を作成する
SOA-10460パラメータライズされた Diff コントロールのパフォーマンスの問題
SOA-10394日本語の文字を含むファイル名がマルチパート ペイロードで文字化けする
SOA-10276データ ソースと環境の名前が同一である場合、REST API がエラー レスポンスを返す
SOA-10194CTP のデータ グループのエラー
SOA-10160大きな参照 TST を開く場合の最適化
SOA-10158XML Validator が xml-exc-c14n PrefixList を文字列リストではなく NMTOKENS としてチェックする
SOA-10087ライセンス機能の「不足」により SOAtest サーバーに接続できない
SOA-10039Aggregate ツールが前回選択されたツールを表示しない
SOA-9978データベース データ ソースが SQLite で動作しない
SOA-9463Write File ツールでエンコーディングを指定する機能
SOA-6577Messaging/REST Client の文字エンコーディングをオーバーライドするオプションの追加
VIRT-2696Docker コンテナーで soavirt.war を起動したときの SOAtest のライセンスに関する説明をマニュアルに記載
VIRT-2668データ ソース オプションの置換が Form JSON レスポンダーで動作しない
VIRT-2666クラスター モードの Virtualize でドラッグ&ドロップの使用を可能にする
VIRT-2627XML のリクエストおよびプレーン テキストのレスポンスを含むトラフィック ファイルを使用してパラメータライズされたトラフィックを作成すると NPE が発生する
VIRT-2507Apache Axis2 バージョンに起因するセキュリティ脆弱性
VIRT-2002レスポンダーでレスポンスのエンコーディングを設定



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