複数レスポンス 入力モードでは、特定のリクエストに使用するレスポンスを指定できます。メッセージ レスポンダーでのみ利用可能です。

条件

[条件] タブでは、関連するレスポンスを送信するために一致していなければいけないリクエストの条件を指定できます。以下のいずれかの方法で条件を設定できます。

  • トランスポート ヘッダーの名前と値のペアを指定する 
  • リクエスト ボディで XPath 条件を指定する
  • HTTP URL で URL パラメーターを指定する
  • HTTP URL で URL パスを指定する
  • リクエストで送信される HTTP メソッドを指定する
  • カスタム条件をスクリプト化する

レスポンダーの応答条件の設定方法については、「メッセージ レスポンダーの概要」の [レスポンダー応答条件] タブを参照してください。

レスポンス条件にリクエストが一致する場合、Virtualize はリストで最初に一致したレスポンス ([上へ] または [下へ] ボタンを使用してレスポンスの順序を指定します) を返します。各レスポンスに指定されたパラメーターがそれぞれ 1 つのリクエストに一致する場合、レスポンスの順序は関係ありません。

常にレスポンスを送信する

デフォルトでは、Request Body レスポンス条件の [応答条件の有効化] オプションは有効です。このオプションは、レスポンスを送信するために条件を必要にします。指定の条件に一致しているかどうかに関係なく最後の「キャッチ オール」レスポンスを送信するには、リストの最後に条件を追加し、[応答条件の有効化] オプションを無効化します。この動作を有効にするには、すべての条件タイプについてこのオプションを無効にする必要があります。

メッセージ

[メッセージ] タブでは条件を満たしたときに送信するレスポンスを指定します。${ } 構文を使用することで、データ ソースやデータ バンクのデータ ソース値に接続できます。たとえば、 ${title} を使用してデータ ソースやデータ バンク ツールのキーワード列を参照します。${books:publisher} を使用して Excel データ ソースのブック シートの publisher 列を参照します。

パフォーマンス オプション

[パフォーマンス オプション] タブは、 Virtualize が関連するレスポンス メッセージの返答を待機する時間を指定します。ここで指定された値は、[オプション] タブ > [パフォーマンス] オプションのページで指定された思考時間と、 「パフォーマンス プロファイルの使用」に記載のパフォーマンス プロファイルを介して指定された遅延時間に追加されます。

たとえば、メッセージ レスポンダーの思考時間で 1,000 を指定し、複数レスポンスで 1 つのレスポンス メッセージに 2,000 を指定し、その他のメッセージの思考時間はゼロのままにしたと仮定します。Virtualize は その 1 つのメッセージに対してレスポンス メッセージを返すのに 3,000 ミリ秒 (3 秒) かかり、他のメッセージに対してレスポンスを返すのに 1,000 ミリ秒 (1 秒) かかります。

レスポンスの複製

レスポンスを右クリックして、コピーと貼り付けを行うことができます。

コピーされたレスポンスは、レスポンス リストの最後に貼り付けられます。すべての設定が、貼り付けられたレスポンスにコピーされます。

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