テスト コンフィギュレーションは、テストの実行方法とレポート方法を決定する設定の集合です。テスト コンフィギュレーションは <INSTALL>/soavirt/WEB-INF/configs ディレクトリの .properties ファイルで定義されます。テスト実行をカスタマイズするには、.properties ファイルで設定を編集します。テスト コンフィギュレーションの詳細については「SOAtest テスト コンフィギュレーションの設定」を参照してください。このセクションの内容:
Run Automated Server Tests の設定
"Run Automated Server Tests.properties" ファイルには以下の設定があります。
com.parasoft.xtest.execution.api.web.execute_functional_tests
機能テストを実行するかどうかを指定します。このプロパティを true
に設定すると、機能テストが実行されます。デフォルトは true
です。
例
com.parasoft.xtest.execution.api.web.execute_functional_tests=true
com.parasoft.xtest.execution.api.web.report_successful_traffic
API カバレッジ レポートに "テスト トラフィック[すべてのテスト]" セクションを表示するかどうかを指定します。このセクションには、テストが成功したかどうかに関係なく、すべてのテスト実行のトラフィックが表示されます。このプロパティを true
に設定すると、レポートに "テスト トラフィック[すべてのテスト]" セクションが表示されます。デフォルトは true
です。 「API カバレッジの結果のレビュー」も参照してください。
例
com.parasoft.xtest.execution.api.web.report_successful_traffic=true
com.parasoft.xtest.execution.api.web.report_traffic_limit
テスト実行セッションの最中に保存するトラフィック データの総量を KB で指定します。テストごとに保存するデータ量ではありません。このプロパティが効力を発揮するには、com.parasoft.xtest.execution.api.web.report_successful_traffic を有効にする必要があります。com.parasoft.xtest.execution.api.web.report_successful_traffic プロパティが有効な場合、成功したテストのデータだけが加算されます。デフォルトは 500
です。
例
com.parasoft.xtest.execution.api.web.report_traffic_limit
=500
com.parasoft.xtest.execution.api.web.coverage_ref_by_tests
サービス定義のカバー可能なリソースを API カバレッジ レポートに含めるかどうかを指定します。(カバレッジ リソースについては「API カバレッジ - 概要」を参照してください)。です。制約に従う SOAP Client、REST Client、Messaging Client ツールがカバー可能なリソースにアクセスする場合、カバレッジ情報は適切なリソース/操作に関連付けられます。サポートするサービス定義は以下のとおりです:
- OpenAPI/Swagger
- RAML
- WADL
- WSDL
デフォルトは false
です。
例
com.parasoft.xtest.execution.api.web.coverage_ref_by_tests=true
com.parasoft.xtest.execution.api.web.perform_service_coverage_calculation
カバレッジ リソースのユーザー定義リストについて API カバレッジを計測するかどうかを指定します。カバレッジ リソースは com.parasoft.xtest.execution.api.web.service_coverage_table で指定できます。
自動的に計測されるカバレッジ リソースに加えて、あるいはそれらの代わりに、カバレッジを計測できます。 「API カバレッジ - 概要」も参照してください。
デフォルトは false
です。
com.parasoft.xtest.execution.api.web.service_coverage_table
API カバレッジの計測に含めるリソースのリストを指定します。次の書式で、定義のリストをセミコロンで区切って指定します。
<definition_type>@<URI>
サポートする定義タイプは以下のとおりです:
- OpenAPI/Swagger
- RAML
- WADL
- WSDL
例
com.parasoft.xtest.execution.api.web.service_coverage_table=WSDL@http://soatest.parasoft.com/calculator.wsdl;OpenAPI/Swagger@file:///C:/openapi3.0/examples/v3.0/petstore.yaml;OpenAPI/Swagger@http://localhost:8080/soavirt/api/v5/def
この例の場合、次のリソースについてカバレッジ情報が含まれます。
- WSDL@http://soatest.parasoft.com/calculator.wsdl
- OpenAPI/Swagger@file:///C:/openapi3.0/examples/v3.0/petstore.yaml
- OpenAPI/Swagger@http://localhost:8080/soavirt/api/v5/def