このセクションでは、カスタム拡張機能が com.parasoft.api.jar のほかに Java ライブラリに依存するときの外部依存の構成方法について説明します。
カスタム拡張機能は、 com.parasoft.api.jar 以外の Java ライブラリに依存することがあります。たとえば、拡張機能にオープン ソースの Java ライブラリを使用するものとします。SOAtest がその拡張機能をロードできるようにするには、依存関係を示す必要があります。拡張機能のロードを可能にするには、その拡張機能で使用するすべての JAR (com.parasoft.api.jar は除く) を、拡張機能の JAR の MANIFEST.MF ファイルの "Class-Path" ヘッダーにリストする必要があります。Java のチュートリアルでは JAR が他の JAR に依存するための設定方法の詳細が提供されています (詳細については、 http://docs.oracle.com/javase/tutorial/deployment/jar/downman.html を参照してください)。
あるいは、ユーザーの拡張機能とその依存関係をひとつの JAR ファイルにまとめます。これはユーザーの拡張機能を、複数の JAR ではなく、ひとつの JAR として分散したい場合に便利です。カスタム拡張を Apache Maven でビルドする場合、maven-shade-plugin を使用してこの作業を自動化できます。詳細については、 http://maven.apache.org/plugins/maven-shade-plugin/ を参照してください。
カスタム拡張機能は内部 JAR やパブリックではない JAR に依存するべきではありません。これは、 com.parasoft.api.jar を除く、SOAtest/Virtualize によってインストールされたすべての JAR を含みます。そのような JAR に依存する拡張機能はサポート対象外となります。また、後のリリースで機能しない可能性があります。