CTP の仮想アセットページから、接続された Virtualize サーバー上に直接仮想アセットおよびレスポンダー スイートを追加できます。このページにアクセスするには、Service Virtualization モジュールを開きます。

API 記述からの仮想アセットの作成

CTP を使用して OpenAPI、RAML、WSDL API 定義から仮想アセット (.pva ファイル) を作成するには、次の操作を行います。

  1. 左側のペインで新規仮想アセットを追加するサーバーまたはフォルダーを選択します。
  2. ページレベルのアクション メニューの [仮想アセットの作成] をクリックします。
     
  3. (任意) 新しく作成される仮想アセットの名前を変更します。
  4. [作成] ドロップダウン メニューから定義タイプを選択します。以下のタイプを選択できます。
    • RAML: RAML 定義のエンドポイントに基づいてテスト シナリオを自動生成する場合、[作成] を [RAML] に設定し、RAML 定義の場所の絶対 URI を入力して、[アセットの作成] (または Virtualize 9.9.x の場合は [保存] ) をクリックします。RAML 0.8 および 1.0 がサポートされています。
    • OpenAPI (Swagger): Swagger 定義のエンドポイントに基づいてテスト シナリオを自動生成する場合、[作成] を [Swagger] に設定し、Swagger 定義の場所の絶対 URI を入力して、[アセットの作成] (または Virtualize 9.9.x の場合は [保存] ) をクリックします。Swagger 仕様 1.0-2.0 がサポートされています。
    • WSDL: WSDL に定義された操作の .pva を自動生成する場合、[作成] を [WSDL] に設定し、WSDL の場所を入力して、[アセットの作成] (または Virtualize 9.9.x の場合は [保存] )をクリックします。

.pva (生成されたレスポンダーを含む) が、指定された Virtualize サーバーに追加されます。該当するツリー ノードを選択すると、追加されたレスポンダーを参照できます。 

.pva が RAML または Swagger 定義から作成された場合、次のアイテムが作成され、構成されます。

  • 指定された Virtualize サーバーに .pva ファイルが作成されます。
  • 定義に含まれるリソース/メソッド/ステータス コードにつき 1 つの Message Responder。レスポンダーの応答条件、ステータス コード、レスポンスは、それぞれの定義に応じて設定されます。レスポンスにはサンプル ペイロードが含まれます (利用可能な場合)。サービス定義に JSON スキーマが含まれている場合、JSON スキーマからサンプル ペイロードが構築されます。

.pva がWSDL 定義から作成された場合、次のアイテムが作成され、構成されます。

  • 指定された Virtualize サーバーに .pva ファイルが作成されます。
  • WSDL に定義された操作およびエラー メッセージに対応する Message Responder


動画チュートリアル

トラフィックからの仮想アセットの作成 (Virtualize 9.10)

Virtualize 9.10 以上が CTP に接続されている場合、トラフィックから仮想アセットを作成するための高度なインターフェイスが使用できます。詳細は「トラフィックからの仮想アセットの作成」を参照してください。

トラフィックからの仮想アセットの作成 (Virtualize 9.9.x)

Virtualize 9.9.x が CTP に接続されている場合、Parasoft プロキシ ドライバーの記録または他のユーティリティを使用し、次の手順に従って仮想アセット (.pva ファイル) を作成できます。

  1. 左側のペインで新規仮想アセットを追加するサーバーまたはフォルダーを選択します。
  2. ページレベルのアクション メニューの [仮想アセットの作成] をクリックします。
     
  3. (任意) 新しく作成される仮想アセットの名前を変更します。
  4. [作成] に [トラフィック] を指定します。
  5. テンプレートまたは Data Repository 設定を指定し、[保存] をクリックします。 

ヒント

  • トラフィックから新しい仮想アセットを作成するには、a) Parasoft Virtualize、b) 実行中の Parasoft Data Repository へのアクセス、c) VirtualAssets プロジェクトの recorded_traffic フォルダーに保存された少なくとも 1 つのトラフィック ファイル (プロキシの記録またはイベント メッセージのエクスポートによって作成されたものなど) が必要です。
     
  • Parasoft Virtualize で作成したテンプレートに保存された「トラフィックからの作成」構成を使用して仮想アセットを作成するには、使用するテンプレートを指定します (Virtualize サーバーの traffic_templates フォルダーにある任意のテンプレートを選択できます)。テンプレートを指定すると、関連するフィールドが自動的に設定され、編集不可になります。
     
  • Data Repository を指定する場合、TDM に接続された既存のリポジトリ サーバーを選択できます。既存のリポジトリを選択するか、新しいリポジトリを作成します。ただし、他のユーザーによってロックされたリポジトリ (ロックされているかは、ロック アイコンで示されます) は使用できません。
     
  • トラフィックのメッセージ コンテンツは整形式でなければなりません (たとえば、XML の場合は整形式であること。EDI の場合は有効な EDI メッセージであることなど)。整形式でない場合、トラフィックからの仮想アセットの自動生成が失敗する可能性があります。SOAP メッセージには、最上位の XML 要素が 1 つだけ存在しなければなりません。

.pva (生成されたレスポンダーを含む) が、指定された Virtualize サーバーに追加されます。該当するツリー ノードを選択すると、追加されたレスポンダーを参照できます。以下のアイテムが作成され、設定されます。

  • 指定された Virtualize サーバーに .pva ファイルが作成されます。
  • 要素がパラメータライズされ、レスポンダー応答条件およびデータ ソース応答条件が設定された Message Responder が追加されます。
  • 適用可能なデータ セットおよびレコード タイプが追加された Data Repository が追加されます。トラフィックの解析によって識別されたメッセージの「グループ」ごとに 1 つのデータ セットが追加されます。
  • 追加されたデータ セットごとに 1 つのリポジトリ データ ソースが追加され、Message Responder がこのデータ ソースを使用するよう設定されます。

空の仮想アセットの追加

CTP から空の仮想アセット (.pva) を作成するには、次の操作を行います。

  1. 左側のペインで新規仮想アセットを追加するサーバーまたはフォルダーを選択します。
  2. ページレベルのアクション メニューの [仮想アセットの作成] をクリックします。
     
  3. (任意) 新しく作成される仮想アセットの名前を変更します。
  4. [作成] を [] のままにし、[アセットの作成] (または Virtualize 9.9.x の場合は [保存]) をクリックします。他の操作は必要ありません (後でレスポンダーを追加できます)。

レスポンダー スイートの追加

既存の仮想アセット (.pva ファイル) に空のレスポンダー スイートを追加するには、次の操作を行います。

  1. 左側のペインで新規レスポンダー スイートを追加する .pva またはレスポンダー スイートを選択します。
  2. ページレベルのアクション メニューの [レスポンダー スイートの追加] をクリックします。
     
  3. (任意) 新しく作成されるレスポンダー スイートの名前を変更します。

指定された Virtualize サーバーの指定された .pva ファイルにレスポンダー スイートが追加されます。

Message Responder の追加

CTP インターフェイスから Message Responder Tool を追加できます。その他のレスポンダーは、デスクトップ 版の Virtualize から追加できます。
詳細については、「Message Responder の追加と編集」を参照してください。

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