このセクションでは、 カスタム アプリケーションから仮想アセットおよび Virtualize サーバーを管理するために Virtualize API にアクセスする方法について説明します。
このセクションの内容:
Virtualize サービス API とは
Parasoft Virtualize は、 Web サービスの管理インターフェイスを備えています。このインターフェイスは Virtualize インストール間の通信を可能にし、仮想アセットの移動やコピー、エンドポイント URL などのデプロイメント設定を調整できるようにします。 ALM ツール、アプリケーション管理ツールなどの、デプロイメントおよびテスト環境内の他の統合目的のために、同じインターフェイスを利用できます。 Parasoft Virtualize は、ユーザーの環境によりしっかりと統合するための開放性と柔軟性を提供します。
Virtualize Web サービスは各リモート Virtualize サーバー上で実行します。 Virtualize Web サービスの WSDL は、ユーザー任意の統合目的のために利用可能です。開発者が Virtualize サーバーと連携するカスタム アプリケーションを作成することを可能にします。 Virtualize サービス API と連携することで、カスタム プログラムはネットワーク上で Virtualize のサーバーを管理できます。
Virtualize は次のようにサービス モードで開始できます。
virtualizecli -startServer -data <workspace_dir> -localsettings <localsettings_file>
-data
および -localsettings
属性は任意です。
- -data は、仮想アセットのケース (.pva ファイル) がある Eclipse ワークスペースの場所を指定します。
- -localsettings は、ライセンス パスワードやチーム サーバー設定など、一定のグローバル設定を管理するプロパティ ファイルを指定します。同じオプションを Parasoft Test 製品全体で使用できます (Parasoft SOAtest など)。 Virtualize および CTP に固有のオプションも使用できます。詳細については「ローカル設定」を参照してください。
この方法で Virtualize を起動する場合、 [起動時にラインセンスを無効にし、アイドル時に自動的に開放する] オプション ([Parasoft] > [設定] > [Parasoft] > [ライセンス]) は無効にする必要があります。このオプションを有効にする場合、このサーバーを別の Virtualize インストールの GUI から追加できません。
操作
利用可能な操作の詳細については、WSDL http://VIRTUALIZE_SERVER_NAME/axis2/services/StubService?wsdl およびドキュメント http://VIRTUALIZE_SERVER_NAME:9080/axis2/wsdl-docs/StubService.wsdl.xml を参照してください。