PIE 1.x から Extension Designer にアップグレードするには、データベースとフローを手動で移行する必要があります。

ノードの変更点については以下の表のとおりです (詳細については「ノードの使用」を参照)。

PIE ノードExtension Designer ノード種類説明

Endpoint5.3.2 で新規

このノードは、フルスタックな Web コンポーネントを作成するために必要なすべての機能をカプセル化するサービス エンドポイントを公開します。このノードは "http in" ノードとして振る舞いますが、実際のエンドポイントは UUID の代わりにユーザーから抽象化されます。代わりに、ユーザーは エンドポイントに関連付けるべきフロントエンド UI コンポーネントの選択と作成に集中するだけでなく、そのようなコンポーネントを推進するデータを生成するフローの実装に集中します。これは、ユーザーから実装の詳細を抽象化し、ユーザーがビジネス ロジックにのみ集中することを可能にします。

機能:

  • DTP カスタム ウィジェット: DTP ダッシュボードに自動的にデプロイされる DTP カスタム ウィジェットで使用されます。

  • DTP カスタム レポート: DTP レポートまたはカスタム レポートにさらに展開されるカスタム ウィジェットで使用されます。例については「Risky Code Changes」を参照してください。

  • Policy Center のプラクティス: Policy Center のプラクティスを有効にするために使用されます。

  • General: サード パーティの統合のための一般的な REST API エンドポイントや、データをエクスポートするための CLI 呼び出しとして使用できます。

PIE Event In

PIE Event Out

DTP MQTT

Event In

Event Out

5.3.2 で更新

これらのイベント ノードは、Event In および Event Out ノードで置き換えられました。

Event In/Event Out ノードは Extension Designer 独自の MQTT イベント ブローカーに接続し、サービスまたは外部コンポーネント間でイベントを管理します。また、起動時に DTP のイベント ブローカーをサブスクライブするため、ユーザーが DTP イベントをサブスクライブするために個別の DTP 接続を用意する必要はありません。

アーキテクチャ面での変更によって、内部的な PIE イベントはすべて Extension Designer イベント ブローカーのカスタム イベントに置き換えられました。

DTP イベントは “DTP” グループと共に使用できます。詳細についてはノードの説明を参照してください。

DTP イベントの詳細については「DTP イベントのサブスクリプション」を参照してください。

ビルトインの PIE イベントは利用できなくなりました。新規の違反イベントと修正済みの違反イベントは、Extension Designer のメニューから [読み込み] > [ライブラリ] > [ Common] > [Violation Events] を選択してデプロイすることができます。DTP 5.3.0 より、API の更新を受けて、再発する違反のイベントはサポートされなくなりました。


PC REST API5.3.2 で新規

このノードは、Policy Center REST API を介した Policy Center とやり取りを可能にするために Policy Center のプラクティス (Policy Center Practice - Code Coverage など) によって使用されます。

Model SettingsProfile Search5.3.2 で更新

Model Settings ノードは Profile Search ノードで置き換えられました。プロパティの変更はありませんが、PIE Slice Designer (バージョン 1.x)  から古いフローをインポートすると、エラーが発生します。

Profile Search ノードを使用するには、Model Settings ノードを使用するフローを再構成してください。

Project Filter

Violation Filter

Violation Grouper


5.3.2 で削除

これらのノードは DTP REST API バージョン 1.1 以前と互換性があります。静的解析ペイロードはバージョン 1.2 で更新され、もうこのノードとの互換性はありません。

静的解析ペイロードをフィルタリングするために、function の lodash ライブラリを使用できます。lodash ライブラリの詳細については、「ノードの使用」の function ノードの説明を参照してください。lodash の使用例については「違反のメタデータの更新」を参照してください。

Prioritization View

Test Case Metadata


5.3.2 で削除

これらのノードは DTP REST API バージョン 1.2 以前とのみ互換性があります。

詳細については「REST API」ドキュメントを参照してください。

メタデータの設定の詳細については、[読み込み] > [ライブラリ] > [Examples] > [Static Analysis Prioritization] または [Dynamic Analysis Metadata] を選択して説明を参照してください。

PIE MailMail5.3.2 で更新

以前の PIE Email ノードは、引数として渡された受信者を検証しませんでした。そのため、セミコロン区切りのリストで複数のユーザーにメールを送信することができました。バージョン 5.3.2 では、PIE Email ノードは受信者を検証します。Mail ノードに複数の受信者を渡すことはできません。



























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