このセクションの内容:
環境変数の設定
チュートリアルで使用するコンポーネントの環境変数の設定は必須ではありませんが、設定することで分かりやすくなる場合があります。
DTP_HOME = DTP サーバーのインストール ディレクトリ。
JTEST_HOME = Jtest のインストール ディレクトリ。
WORKING_DIR = このチュートリアルのベース ディレクトリ。
MONITOR_DIR = CAM エージェント モニター ファイルの場所。
PROJECT_DIR = Calculator プロジェクトの場所。
REPORT_DIR = テスト結果のディレクトリ。
TOMCAT_DIR = CAM のために使用する Tomcat のインストール ディレクトリ。
JAVA_HOME = Java JDK のインストール ディレクトリ。
M2_HOME = Maven のインストール ディレクトリ。
CYGWIN_HOME = Cygwin のインストール ディレクトリ。Cygwin は、このチュートリアルで cURL のためだけに使用します。
環境のセットアップ
以下の内容で、作業ディレクトリにある envSetup.bat バッチ ファイルを設定します (C:\Working\CAM\)。
@echo off REM Set environment variables set DTP_HOME=C:\Parasoft\ParasoftTest\DTP set JTEST_HOME=C:\Parasoft\ParasoftTest\jtest\10.2.3_64 set WORKING_DIR=C:\Working\CAM set MONITOR_DIR=%WORKING_DIR%\monitor set PROJ_DIR=%WORKING_DIR%\calculator set REPORT_DIR=%PROJ_DIR%\Reports set TOMCAT_DIR=%WORKING_DIR%\tomcat set JAVA_HOME=C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101 set M2_HOME=C:\maven set CYGWIN_HOME=C:\Cygwin6449 REM Configure Path set PATH=%PATH%;%JTEST_HOME% set PATH=%PATH%;%M2_HOME%\bin set PATH=%PATH%;%CYGWIN_HOME%\bin
このバッチ ファイルは、このチュートリアルで使用するコマンド ウィンドウを開いた後に実行します。あるいは、システム変数でセットアップすることも可能です。
DTP のセットアップ
ブラウザーで DTP ホームページを開き、Report Center にログインします。 ローカル マシンのデフォルト URL は http://localhost:80 です。デフォルトのユーザー名とパスワードはどちらも admin です。これは、一般的な使用のために DTP をデプロイする前にデフォルトから変更するべきです。このチュートリアルのデフォルト ユーザーは、DTP プロジェクトを作成および設定できなければなりません。DTP のセットアップについては「アプリケーション カバレッジのための DTP の準備」で説明しています。
作業ディレクトリのセットアップ
- サンプル プロジェクトと関連ファイルのための作業ディレクトリを作成します: C:\Working\CAM
- %JTEST_HOME%\Examples から C:\Working\CAM に Calculator サンプル プロジェクト フォルダーをコピーします。コピーする理由は、ディストリビューションのオリジナル プロジェクトの完全性を保つためです。
Jtest のセットアップ
- コマンド ウィンドウを開き、 C:\Working\CAM\envSetup.bat スクリプトを実行します。
- %WORKING_DIR%\calculator フォルダーに移動します。
- 次のコマンドを実行します:
jtestcli -list-configs
- 実行する Jtest で利用できるテスト コンフィギュレーションの一覧が出力されます。
- この一覧が出力されない場合、またはライセンスに関連するエラーが出る場合、%JTEST_HOME%\jtestcli.properties 構成ファイルの設定を確認してください。ほとんどの場合、少なくとも以下を設定する必要があります。
jtest.license.use_network=true jtest.license.network.type=dtp jtest.license.network.edition=server_edition dtp.server=localhost dtp.port=8443 dtp.user=admin dtp.password=admin
cam.war ファイルの取得
CAM パッケージは http://marketplace.parasoft.com から取得できるようになる予定です。それまでは、cam.war のダウンロード情報については Parasoft テクニカル サポート センターまでお問い合わせください。
Tomcat サーバーのセットアップ
現在、CAM は CAM およびテスト対象アプリケーション用に環境設定された Tomcat サーバーを必要とします。
- Tomcat が %TOMCAT_DIR% にインストールされていることを確認します(「CAM チュートリアルの要件」を参照)。
- デフォルトでは、Tomcat は以下のポートを使用するよう設定されています。
- 8080
- 8009
- 8005
- 8443
- Web ブラウザーで http://localhost:8080 を開くか、あるいは他の方法でこれらのポートが利用できることを確認します。
- デフォルト ポートを利用できない場合は、%TOMCAT_DIR%\conf\server.xml 構成ファイルで以下のようにポートを変更してください。
- 8080 => 7080
- 8009 => 7009
- 8005 => 7005
- 8443 => 7443
- 各ポートをファイル全体で置換し、変更を保存します。
- コマンド ウィンドウを開き、 C:\Working\CAM\envSetup.bat を実行します。
- catalina start コマンドを実行して Tomcat サーバーを起動します。
- Web ブラウザーで以下の URL を開き、サーバーが正常に実行していることを確認します:
http://localhost:7080
Tomcat のホームページが表示されるはずです。 - ブラウザーを閉じて catalina stop コマンドを実行し、サーバーを停止します。
Maven のセットアップ
詳細については、Jtest の Maven Plugin ドキュメント を参照してください。
- すでに Maven をご使用の場合、settings.xml ファイルは C:\Users\<YOUR_LOGIN>\.m2\ ディレクトリにあるはずです。このファイルが存在しない場合、settings.xml ファイルを %MAVEN_HOME%\conf\ ディレクトリからこのディレクトリにコピーしてください。
- 以下のように settings.xml ファイルを編集します。
<pluginGroups> 要素に以下のプラグイングループを追加します。
<pluginGroup>com.parasoft.jtest</pluginGroup>
<profiles> 要素に以下のプロファイルを追加します。
<profile> <id>jtest-settings-profile</id> <activation> <activeByDefault>true</activeByDefault> </activation> <properties> <jtest.home> C:/Parasoft/ParasoftTest/jtest/10.2.3_64</jtest.home> </properties> <pluginRepositories> <pluginRepository> <id>jtest-local</id> <url>file://${jtest.home}/integration/maven</url> </pluginRepository> </pluginRepositories> </profile>
<mirrors> 要素に以下のミラーを追加します。
<mirror> <id>jtest-local-mirror</id> <mirrorOf>jtest-local</mirrorOf> <url>file://<your_jtest_directory>/integration/maven</url> </mirror>
- 変更を保存します。