Data Collector ディレクトリをバックアップするには、DTP と Data Collector の両方を実行している必要があります。Data Collector のバックアップ プロセスに関連する 2 種類のエンドポイントが存在します。
POST: https://<address>:8082/api/v2/dataCollector/backup/start
このエンドポイントは POST リクエストを受け取り、認証を要求します。
Data Collector はすでに開始しているレポートの処理を終了し、スタンバイ状態になります。
新しいファイルは処理されませんが、Data Collector はファイルを受け取って待ち行列に入れることができます。
バックアップを格納した zip ファイルが <INSTALL_DIR>/data/_DEFAULT_/backup に生成されます (入力ディレクトリの内容はバックアップされません)。
エンドポイントでバックアップのステータスをチェックします。
GET: https://<address>:8082/api/v2/dataCollector/backup/status
このエンドポイントは GET リクエストを受け取り、認証を要求します。
このエンドポイントは、現在進捗しているバックアップのステータスまたは直近のバックアップ プロセスのステータスを提供します。
次の情報が含まれます。
- 継続時間 (ミリ秒)
- バックアップ ファイルのパス
- byte の合計
- ファイルの合計
- 処理された byte
- 処理されたファイル
- 日付
Data Collector の復元
入力ディレクトリの内容はバックアップ プロセスによってバックアップされません。バックアップの zip からの入力ディレクトリは空になります。
- POST エンドポイントで作成されたバックアップ ファイルを展開します ( 「Data Collector のバックアップ」を参照)。
- <INSTALL_DIR>/data/_DEFAULT_/data のフォルダーを、展開したバックアップ フォルダーの内容で置き換えます。