このリリースでは、新機能の追加のほか、既存の機能の拡張が行われました。
このリリースでのアップデート:
Web アプリケーションに対するマルチセッション アプリケーション カバレッジ
カバレッジ収集機能が拡張され、1 つの Web アプリケーション サーバーに同時アクセスする複数のユーザーのカバレッジを追跡できるようになりました。dotTEST のカバレッジ エージェントは、カバレッジ情報を個々のユーザーに関連付けるよう設定できます。これにより、複数の QA エンジニアが並行して Web アプリケーションをテストできます。
デスクトップでローカルに指摘事項を抑制
IDE で指摘事項を抑制する場合、抑制情報をデスクトップに保存できます。そうすると、DTP やソース管理システムを通じてチームで共有される抑制には影響を与えません。ローカルで抑制された指摘事項は、IDE 内で参照したり抑制を解除できます。詳細については「違反の抑制」を参照してください。
ルール マップを使用した静的解析のカスタマイズ
拡張されたルール マッピング機能を使用すると、組織の開発ポリシーをすばやく簡単に実装することができます。ルール マップを作成し、ルールの重要度やカテゴリなど、dotTEST が実行する静的解析ルールのプロパティを変更したり、Development Testing Platform に保存されたテスト コンフィギュレーションにルールを 関連付けたりできます。
その他の更新および拡張
- ライセンス: ライセンス マシン ID の計算方法が更新され、AWS およびAzure クラウド環境へのデプロイメントをサポートするようになりました。
- IDE での解析実行のパフォーマンスが向上しました
- .asmx ファイルのコードビハインドの解析をサポートしました
解決済みの FR および PR
PR/FR ID | 説明 |
---|---|
DT-8998 | IIS アプリケーションから動的にカバレッジを収集できない |
DT-9321 | 複数の Web プロジェクトを実行した場合、UI で無効なコマンドラインが生成される |
FA-4924 | BD.TRS.MUTEX ルールの誤検出の可能性 |