チームが CTP の使用を開始する前に、CTP 管理者はユーザーおよびアクセスレベルを定義する必要があります。アカウントが適切にセットアップされ、CTP と同期されていない場合、管理者アカウントだけが CTP にログインできます。
前提条件
- Parasoft Concerto 4.8.2 以降
- Parasoft Development Testing Platform
- CTP および単体の pstsec.war (Parasoft User Administration) ファイル
ユーザー構成について
CTP にアクセスするすべてのチーム メンバーにユーザー アカウントが必要です。各ユーザーのアクセス レベルは、ユーザー アカウントの構成によって異なります。
ユーザーごとにパーミッションを定義できます。あるいは、ユーザー グループで共通のパーミッションのセットを使用する予定がある場合、ユーザー グループで一度パーミッションを定義すると、あとは単にユーザーをユーザー グループに割り当てるだけです。
Parasoft Concerto または Parasoft Development Testing Platform (DTP) がインストールされている場合、ユーザー構成は User Administration モジュールで実行されます。アクセスするには、Concerto/DTP インターフェイスにアクセスし、 [管理] メニューの [ User Administration] をクリックします。
Parasoft Concerto/DTP ではなく Parasoft User Administration モジュールを使用している場合、「Parasoft User Administration のインストール」で説明されているとおりにモジュールがインストー ルおよび構成されていることを確認してください。
CTP のユーザー認証を構成する
ユーザーまたはグループを追加するためのコントロールを表示するには、[管理] > [セキュリティ構成] ページを開くか、http://localhost:8080/pstsec/ を直接に参照します。
ユーザー グループの追加
定義済みのパーミッションのセットを持つユーザー グループを追加するには、次の操作を行います。
- [グループ] > [ 新規追加]をクリックします。
- グループ名および説明を指定し、[保存] をクリックします。
- 表示された [権限と階層] タブを開きます。
- 適切なアクセス レベルを選択します。
- パーミッションの追加が完了したら [保存] をクリックします。.
ユーザーの追加
個別のユーザー アカウントを追加するには、次の操作を行います。
- [ユーザー] > [ 新規追加]をクリックします。
- ユーザーの詳細 ( ログインおよびパスワードは必須です) を指定し、[ 保存] をクリックします。
- 表示された [権限と階層] タブを開きます。
- 以下のいずれかの操作を行います。
- (「ユーザー グループの追加」で説明されているように)グループに定義されたパーミッションを継承する場合、[グループの追加] エリアでグループを検索し、[グループ メンバーシップ] エリアにグループをドラッグします。
直接ユーザー アクセス レベルを指定するには、「アクセス レベルの指定」の手順に従います。
ヒント
グループからパーミッションを継承するようユーザーを構成し、必要に応じてグループのパーミッションを微調整することで、ユーザーのパーミッションを一元管理できます。
- [追加] をクリックします。
アクセスレベルの指定
前提条件
このセクションで説明しているアクセス レベル (管理者、システム、セットアップ) を設定するには、以下のいずれかがインストールされている必要があります。
Parasoft Development Testing Platform
- Parasoft Concerto 4.8.2 以降
CTP および単体の pstsec.war (Parasoft User Administration) ファイル
- [ツール] で [em] を選択します。
- [名前] で [role] を選択します。
- [値] で適切なアクセスレベルを選択します。ロールテスト権限環境のセットアップシステムおよび環境の定義アクセス パーミッションの指定テスト データ管理Administrationすべて常に可常に可可サーバーの切断 + すべてのリポジトリ操作Systemすべて可*可*不可すべてのリポジトリ操作*Provisionテスト ジョブの作成および実行が可能可*不可不可読み取り専用アクセス*
* 適切なリソースパーミッションがある場合。詳細については「特定のリソースへのアクセスの指定」を参照してください。
- [追加] をクリックします。
CTP とのユーザーおよびグループ設定の同期
定義済みのユーザーおよびグループ設定を CTP で利用できるようにするには、次の操作を行います。
- 管理者アカウントで CTP にログインします。
- [管理] > [セキュリティ構成] をクリックします。
- ユーザーおよびグループが構成された Concerto または Development Testing Platform への接続方法を指定します。
- [保存] をクリックします。
特定のリソースへのアクセスの指定
管理者権限を持たないユーザーの場合、システム、環境、および Virtualize/SOAtest サーバーおよびデータ リポジトリ サーバー (SOAtest Virtualize 9.9 以降の場合) へのアクセス レベルは、設定されたパーミッションによって決定されます。リソースはすべてのユーザーに対して利用可能にする ことも、特定のユーザー グループまたはユーザーだけにアクセスを制限することもできます。
たとえば、「provision」ロールを持つユーザーは、指定された環境または制限のかけられていない環境だけを、指定された Virtualize/SOAtest サーバーまたは制限のかけられていない Virtualize/SOAtest だけにセットアップできます。さらに、このユーザーは制限がかけられていない、またはアクセス権限を付与されたデータ リポジトリ サーバーだけを参照できます。
CTP でリソースへのアクセスを指定するには、次の操作を行います。
- ページ上部の [パーミッション] リンクをクリックします。
[設定] > [ リソース パーミッション] をクリックし、ページ上部のコントロールを使用して、パーミッションを指定するリソースを選択することもできます。
- リソースへのアクセスを許可するユーザー/グループを指定します。
ユーザー アカウントのデアクティベートおよびリアクティベート
ユーザー アカウントをデアクティベート (およびリアクティベート) する方法の詳細については、「構成設定の確認と修正」を参照してください。