このセクションでは、複数の Parasoft Test 製品で使用できるコード レビュー用のテスト コンフィギュレーションを構成する方法について説明します。たとえば、C、C++、Managed C++ で開発を行っているチームが、C++test と dotTEST の両方で同じコード レビュー用テスト コンフィギュレーションを使用できます。
このセクションの内容:
概要
Parasoft Test は、Java、.NET 言語、C/C++、PHP、Cobol など、任意の言語のコード レビューをサポートしています。
複数言語のコードに対してコード レビューを実施するチームは、以下の 2 つの方法でコード レビュー プロセスをセットアップできます。
各言語のコード レビュー プロセスの分離
各言語用のコード レビュー プロセスを個別に管理したい場合 (レポート、レビューアーの構成などを分離する)、言語ごとに個別の Parasoft Test 製品を使用します。つまり、C、Java、Managed C++ 用のコード レビューのプロセスを個別に管理したい場合、Java のコード レビューには Jtest を使用し、C のコード レビューには C++test、Managed C++ のコード レビューには dotTEST を使用します。
これは、これまでのコード レビューのセクションで説明してきた方法です。
全言語のコード レビュー プロセスの集中化
集中化された、製品に依存しない全言語用のコード レビュー プロセスを確立したい場合 (レポート、レビューアーの構成などを集中化する)、Parasoft Test (製品非依存) のコード レビュー用テスト コンフィギュレーションを作成し、各 Parasoft Test 製品でそのテスト コンフィギュレーションを使用するよう構成します。
この方法については以下で説明します。
構成
Parasoft Test (製品非依存) テスト コンフィギュレーションの有効化
製品非依存のコード レビュー用テスト コンフィギュレーションを構成するチーム内のすべての Parasoft Test 製品で次の操作を行います。
- [Parasoft] メニューの [設定] をクリックします。
- 一番上の [Parasoft] をクリックします。
- [Parasoft Test コンフィギュレーションの表示] チェックボックスをオンにします。
- [適用] ボタンをクリックしてから [OK] をクリックします。
- 製品を再起動します。
Parasoft Test (製品非依存) テスト コンフィギュレーションの作成
共有の製品非依存テスト コンフィギュレーションを作成するには、次の操作を行います。
- Team Server に接続している Parasoft Test でテスト コンフィギュレーションの [Parasoft Test] カテゴリに移動します。
- コード レビュー用テスト コンフィギュレーションを構成します (詳細については 「 コミット前コード レビューのためのテスト コンフィギュレーション設定」または 「コミット後コード レビューのためのテスト コンフィギュレーション設定」を参照してください)。
- Team Server にコンフィギュレーションをアップロードします (詳細については「チームテスト コンフィギュレーションの共有」を参照してください)。
使用方法
GUI
このテスト コンフィギュレーションを GUI から使用するには、次の操作を行います。
- テスト コンフィギュレーションの Parasoft Test カテゴリからコンフィギュレーションを選択します。
コマンドライン
このテスト コンフィギュレーションをコマンドラインから使用するには、次の操作を行います。
- テスト コンフィギュレーション名の前に xtest 接頭辞を使用します。例:
-config "xtest.team://Code Review"
