You are viewing an old version of this page. View the current version.

Compare with Current View Page History

Version 1 Next »

このセクションの内容:

概要

DTP をデータベースに接続する前に、まずデータベースを準備する必要があります。これはコマンドラインや DTP UI から行うことができます。データベースの準備には 3 つのステップがあります。

  1. データベースを作成する: DTP
  2. ユーザーを作成する: dtp
  3. データベース内にスキーマを作成する

前提条件

  • データベース サーバーがインストールされ、実行されている必要があります。

コマンドラインによるデータベースの準備

ご使用のデータベースに応じて、以下の指示に従ってください。データベースの準備ができたら、DTP とデータベースの接続について以下の「Connect to an Existing DTP Database」を参照してください。

コマンドラインによる MySQL DB の準備

<DTP_INSTALL>/dtp/grs/db/dtp/mysql/ ディレクトリにある create.sql スクリプトを root として実行します。このスクリプトは以下のことを行います。

  1. データベースを作成する: DTP
  2. ユーザーを作成する: dtp
  3. データベース内にスキーマを作成する

コマンドラインによる Oracle DB の準備

  1. <DTP_INSTALL>/grs/db/dtp/oracle/ ディレクトリにある create_tablespaces.sql スクリプトを root として実行します。このスクリプトはデータベースを作成します: DTP
  2. <DTP_INSTALL>/grs/db/dtp/oracle/ ディレクトリにある create_user.sql スクリプトを root として実行します。このスクリプトはユーザーを作成します: dtp
  3. <DTP_INSTALL>/grs/db/dtp/oracle/ ディレクトリにある create.sql スクリプトを、前の手順で作成したユーザー dtp として実行します (このスクリプトは管理者として実行しないでください)。このスクリプトはデータベースにスキーマを作成します。

コマンドラインによる PostgreSQL DB の準備

  1. <DTP_INSTALL>/grs/db/dtp/postgresql/ ディレクトリにある create_db_and_user.sql スクリプトを root として実行します。このスクリプトはデータベース DTP とユーザー dtp を作成します。
  2. <DTP_INSTALL>/grs/db/dtp/postgresql/ ディレクトリにある create.sql スクリプトを、前の手順で作成したユーザー dtp として実行します (このスクリプトは管理者として実行しないでください)。このスクリプトはデータベースにスキーマを作成します。

UI によるデータベースの準備

まず、「DTP アプリケーションの起動」の指示に従って DTP サーバーを起動します。次に、「DTP の起動とライセンス設定」の指示に従って DTP を開いてライセンスを取得します。DTP のライセンスを取得すると、データベースの作成ページにリダイレクトされます。次の手順を実行して、新しい DTP データベースとスキーマ、および新しいユーザー認証情報を作成できます。

  1. [データベース設定] をクリックし、表示されたウィンドウで [新規 DTP データベース、ユーザー、スキーマの作成] を選択します。
  2. [次へ] をクリックします。

  3. データベースの種類を選択します: MySQLOracle、または PostgreSQL
  4. データベース URL とルート認証情報を入力し、[接続のテスト] をクリックして正しいことを確認します。

    MySQL データベースの場合、root ユーザーに GRANT OPTION 権限が必要です。


  5. [次へ] をクリックします。

  6. 新しいユーザーと認証情報を入力し、[データベースの作成] をクリックします。

    既存の Parasoft ユーザー

    Parasoft のデフォルトの "dtp" ユーザーがすでに存在する場合、処理は失敗します。この稀な状況では、データベースとユーザーを手動で作成し、後述の「既存のデータベースに対する DTP スキーマの作成」を行うことができます。別の方法としては、この処理を実行する前に、"dtp" ユーザーを削除できます。

その他の UI オプション

既存の DTP データベースへの接続

既存のユーザー認証情報を使用して既存の DTP データベースに接続するには、以下の操作を行います。

  1. [データベース設定] をクリックし、表示されたウィンドウで [既存の DTP データベースに接続] を選択します。
  2. [次へ] をクリックします。

  3. データベースの種類を選択します: MySQLOracle、または PostgreSQL
  4. データベース URL とユーザー認証情報を入力し、[接続のテスト] をクリックして正しいことを確認します。

  5. [保存して接続] をクリックし、データベースに接続します。

既存のデータベースに対する DTP スキーマの作成

既存のユーザー認証情報を使って既存データベースの DTP スキーマを作成するには、次の操作を行います。

  1. [データベース設定] をクリックし、表示されたウィンドウで [DTP データベース スキーマの作成] を選択します。
  2. [次へ] をクリックします。

  3. データベースの種類を選択します: MySQLOracle、または PostgreSQL
  4. データベース URL とユーザー認証情報を入力し、[接続のテスト] をクリックして正しいことを確認します。
  5. [スキーマの作成] をクリックします。

トラブルシューティング

MySQL 8.x JDBC コネクターの欠陥のためにデータベース作成プロセスが失敗する可能性あり

以下のエラーについては dtpconsole-db.log log を参照してください (ログには他のメッセージが含まれる場合もあります):  

The server time zone value 'PDT' is unrecognized or represents more than one time zone.You must configure either the server or JDBC driver (via the serverTimezone configuration property) to use a more specifc time zone value if you want to utilize time zone support.

エラー メッセージがタイムゾーンを指定します。データベースの作成スクリプトが失敗した後にこのエラーがあった場合、MySQL の serverTimezone プロパティに適切なタイムゾーンを設定し、スクリプトを再実行してください。

  • No labels