このセクションでは、SOAtest Web サービス API からテストを実行する方法について説明します。

このセクションの内容:

関連 API

このセクションで説明する SOAP ベースの API は、テスト アセットの管理、デプロイメント、および実行に特化しています。

REST API (「REST API によるテスト」の説明を参照) は、アセットの作成および更新に関する操作に特化しています。

前提条件

  • Web サービス API を使用するには、 SOAtest Automation Edition が必要です。
  • Web サービス API からテストを実行する前に、プロジェクト、 .tst ファイル、テスト スイートを設定する必要があります。詳細については、「プロジェクト、.tstファイル、テスト スイートの追加」を参照してください。

Web サービス API とは

SOAtest の Web サービス API は、Web サービス クライアントが SOAtest が起動しているリモート マシン上でテストを実行できるようにします。Web サービス モードは、SOAtest の Automation Edition で利用できます。SOAtest は次のようにサービス モードで開始できます。

soatestcli -startServer -data <workspace_dir> -settings <settings_file>

-data および -settings 引数の使用は任意です。

  • -data は、テスト ケース (.tst ファイル) を格納している Eclipse ワークスペースの場所を指定します。
  • -settings は、ライセンス パスワードなど、一定のグローバル設定を管理するプロパティ ファイルを指定します。これらのコマンドライン引数の詳細については「コマンドラインからのテスト実行 (soatestcli)」を参照してください。

この方法で SOAtest を起動するときは、[Parasoft] > [設定] > [Parasoft] > [ライセンス] の [起動時にライセンスを無効にし、アイドル時に自動的に開放する] が無効である必要があります。そうでない場合、別の SOAtest インストールの GUI からこのサーバーを追加できません。

ライセンスが SOAtest Server をサポートしていることを確認してください

SOAtest/Virtualize が 1 つになったディストリビューションを使用している場合、SOAtest Server を実行するには Virtualize のライセンスが必要です。場合によっては SOAtest のライセンスしかないケースもあります。つまり、Free License から有償ライセンスにアップデートしている場合です。ライセンス オプションの詳細については Parasoft 製品カスタマーセンターにお問い合わせください。

SOAtest Web サービスは、WSDL 文書で表現されます。SOAtest がサーバー モードで実行されているとき、WSDL は http://localhost:9080/axis2/services/SOAtestService?wsdl にあります。WSDL は Web サービス クライアントの生成に使用できます。ほとんどの Web サービス プラットフォームは、WSDL 文書から Web サービス クライアントを生成できます。

オペレーション

Web サービスには 3 つの主要なオペレーションがあります。

  • startTestExecution: 1 つ以上のテストを実行します。
  • getExecutionStatus: SOAtest サーバーで開始されたテスト実行のステータスを取得します。
  • getResult: SOAtest サーバーで開始されて終了したテスト実行の結果を取得します。

これらのオペレーションおよび他の利用可能なオペレーションの詳細については、(SOAtest がサーバー モードで実行中のときに) http://localhost:9080/axis2/wsdl-docs/SOAtestService.wsdl.xml を参照してください。

  • No labels