このセクションでは、カスタマー サポートに連絡する方法とサポート アーカイブを作成する方法について説明します。  

このセクションの内容:

カスタマーサポートへの連絡方法

テクマトリックス株式会社では、ユーザーの方々に対し、きめ細かなサポート サービスを行って います。Parasoft 製品の使用中にトラブルや疑問が生じた場合は、次の手順に従って、弊社テクニ カル サポートにご連絡ください。

  • マニュアルの内容を確認してください。
  • 使用している SOAtest のバージョンを確認してください。バージョンを確認するには、[ヘルプ] メニューの [Parasoft SOAtest について] をクリックして [SOAtest] アイコンを クリックします。
  • 電子メール ([email protected]) でトラブルの内容を送信してくださ い。


SOAtest をメモリ枯渇から防ぐには

SOAtest のメモリ枯渇を防ぐには、SOAtest 起動時に使用されるスクリプトまたはショートカット にメモリパラメーターを追加します。 JVM (Xms) の初期サイズと JVM (Xmx) の最大サイズの 2 つのパラメーターがあります。一般的には、両方とも同じサイズに設定します ( たとえば 256MB ず つなど)。しかし、時折生ずる問題はあるが常に大量のメモリを割り当てていたくない場合は、パラ メーターを異なる値に設定します ( たとえば、初期サイズとして 256MB 、最大サイズとして 512MB など)。

例:

  • SOAtest スタンドアロン版:soatest.exe -J-Xms256m -J-Xmx256m
  • SOAtest Eclipse プラグイン版: soatest.exe -vmargs -Xmx384m

注意: 設定できる最大サイズは、ご使用の OS や JVM に依存します。 

レポート生成のためのメモリの増加

SOAtest は、コードがテストされた後、別の JVM を使用してレポートを生成します。parasoft.report.separate_vm.xmx システム プロパティを設定することで、SOAtest のレポートを生成するために割り当てられるメモリの量を増やすことができます。さらに、parasoft.report.separate_vm.java_home システム プロパティを設定することにより、より大きな最大メモリ サイズで Java を使用するように、レポートを生成する JVM を設定できます。

例:

  • parasoft.report.separate_vm.xmx=1280m
  • parasoft.report.separate_vm.java_home=C:/Program Files/Java/jdk-12.0.1

サポートアーカイブの作成と送信

重要

サポートアーカイブの自動送信先は米国 Parasoft 社のカスタマー サポートです。日本のカスタマー サポートに送付するには、手動でサポート アーカイブを作成し、Parasoft 製品テクニカル サポート センター宛 (parasoft_support@techmatrix.co.jp) に送信してください。

ビルドの失敗などのテストの問題が起こった場合、問題の原因となったオリジナル ソース ファイル (可能な場合) および関連するテスト情報を zip ファイルにアーカイブしてテクニカル サポートに送信できます。 

デフォルトでは、テストで問題が発生してもアーカイブは作成されません。必要に応じて手動でサポートアーカイブを作成して送信するか、テストで問題が発生したときに製品が自動的にアーカイブを作成して送信するように Parasoft アーカイブ作成オプションを変更できます。
テストで問題が発生したときに自動的にアーカイブを作成して送信するように設定するには、次の操作を行います。

  1. [テクニカル サポート] パネルを開きます。[Parasoft] > [設定] を選択し、[Parasoft] > [テクニカル サポート] カテゴリを選択します。
  2. [サポート アーカイブの自動生成を有効にする] をオンにします。
  3. 必要に応じて詳細オプションをカスタマイズします。以下のオプションがあります。
オプション説明
E-mail でアーカイブを送信するサポート アーカイブを自動的に送信します。このオプションをオンにする場合、必ず [Parasoft] メニューの [設定] > [E-mail] で電 子メール オプションを設定してください。
全般 > 環境データ環境変数、JVM システム プロパティ、プラットフォームの詳細、その他のプロパティ (メモリなど)。
全般 > アプリケーション ログさまざまなプラットフォーム/アプリケーションのログ。
詳細ログを有効にする

アーカイブに詳細ログを含めます。なお、ロギング システムにカスタム コンフィギュレーションがある場合、このオプションを true にすることはできません。

詳細ログは、一時ディレクトリの xtest.log ファイルに保存されます。

  • Windows:
    • <USER>\AppData\Local\Temp\parasoft\techsupport
  • macOS では、ランダム パスが生成されます。
    • var/folders/<PATH>/<USER>/parasoft/techsupport
  • Linux:
    • /tmp/<USER>/parasoft/techsupport

詳細ログの状態は、セッションを越えて保持され、アプリケーションの起動時に復元されます。

ログファイルは、一定のサイズ以上に大きくなることはありません。最大サイズに達するたびに、バックアップが作成されます。

ソース管理出力を有効にする詳細ログにソース管理コマンドの出力を含めます。出力にソース コードの一部が含まれることがあります。
拡張オプションサポート チームから拡張オプションを入力するように要求された場 合、このチェック ボックスをオンにして拡張オプションを入力します。
アーカイブ ロケーション

アーカイブの場所として、リストに表示される以外の場所を使用したい場合、

新しい場所を指定します。

      [適用] をクリックし、[OK] をクリックします。

サポート アーカイブを手動で作成するには、次の操作を行います。

  • [Parasoft] > [設定] を選択し、 [テクニカル サポート] カテゴリを選択します。任意のアーカイブ オプションを選択し、 [アーカイブの作成] をクリックします。

最新のサポート アーカイブの確認や、 E-mail 送信、削除ができるテクニカル サポート アーカイブ マネージャーを開くには、次の操作を行います。

  • [Parasoft] > [設定] を選択し、 [テクニカル サポート] カテゴリを選択します。[最新のアーカイブを参照] をクリックします。

サポート アーカイブを作成するときは、問題に関連するすべての情報が含まれており、問題に関連しない情報は含まれていないことを確認すると良いでしょう。

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