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メッセージ レスポンダーは、サポートされる仮想アセット プロトコルや API デプロイメント オプション上であれば、あらゆるコンテンツを受信および応答できます。すなわち、HTTP、 JMS、WebSphere MQ、あるいはカスタム拡張によって処理されるプロトコル/API などです (詳細については 「カスタム トランスポート、メッセージ形式、およびツールの使用Using Custom Transports, Message Formats, and Tools_Virt」を参照)。メッセージ レスポンダーのオプションをカスタマイズすることで、手動で指定したさまざまなリクエスト/レスポンスのユース ケースで、あるいはデータ ソース、エラー条件、遅延などを介して、仮想アセットの振る舞いをカスタマイズできます。
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- データ ソース: ツールの値を提供するために使用するデータ ソースを指定します。このメニューは、データ ソースをプロジェクトに追加した場合にだけ使用可能です ( 「データ ソース値、変数、および抽出した値でツールをパラメータライズ」で説明)。
XML 変換オプション
これらのオプションは、 XML に変換される、あるいは XML から変換されるフォーマットにだけ使用可能です。
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これらのビューは、複数の Parasoft ツール間で類似しています。次のエリアで説明されています。
- フォーム入力 ビューのオプションForm Input View Options
- フォーム XML ビューのオプション
- リテラル ビューのオプション
- スクリプト ビューのオプション
- フォーム JSON ビューのオプション
- Form ISO 8583 フォーム ビューのオプションView Options
注意
- フォーム ベースのビューでは、データ ソースからレスポンスやパラメータライズした値をビルドできます。
- [フォーム入力] ビューまたは [フォーム JSON] ビューで操作セレクターが有効な場合、操作セレクターを使用してレスポンスの操作を選択できます。操作を選択すると、フォーム入力/JSON ビューに適切な値および UI コントロールが設定されます (たとえば、ブーリアン値に対してはラジオ ボタン、数値または整数に対しては適切なコントロール、列挙型に対してはドロップダウンなど)。
- フォーム入力モードでは、操作セレクターは、次の条件を満たすすべての操作を表示します。 1) 関連付けられたサービス定義がレスポンスを XML として定義している。 2) 関連付けられたサービス定義が XML スキーマを指定している。
- フォーム JSON モードでは、操作セレクターは、次の条件を満たすすべての操作を表示します。 1) 関連付けられたサービス定義がレスポンスを JSON として定義している。 2) 関連付けられたサービス定義が JSON スキーマを指定している。
- [複数レスポンス] モードでは利用可能なレスポンスのそれぞれが、着信リクエスト、静的レスポンス メッセージ、パフォーマンス (時間) オプションに独自の応答条件を持ちます。
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- トランスポート: この特定のレスポンダーでメッセージを処理するかどうかを判断する、メッセージ内の HTTP ヘッダー、 JMS メッセージ プロパティ、または MQ メッセージ フィールドを指定できます。詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」 を参照してください。
- リクエスト ボディ: メッセージを処理するかどうかを決定する XPath を指定します。詳細については、 メッセージ応答条件 を参照してください。
- URL パラメーター (RESTful サービス用): メッセージを処理するかどうかを決定する URL パラメーターを指定します。「特定のパラメーターを含むすべてのメッセージに一致する応答条件 (設定される値は問わない)」、または「特定のパラメーターに特定の値が設定されたメッセージだけに一致する応答条件」を設定できます。URL パラメーターは繰り返すことができます (同じパラメーター セットの違う値を指定できます)。詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」 を参照してください。
- URL パス: メッセージを処理するかどうかを判断する URL パスを指定できます。詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」 を参照してください。
- HTTP メソッド: メッセージを処理するかどうかを判断する HTTP メソッドを指定できます。詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」 を参照してください。
- カスタム: Java またはスクリプト言語で書かれたカスタム メソッドの戻り値に基づく、カスタム レスポンダー応答条件を指定できます。詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」 を参照してください。
- ISO 8583 応答条件: ISO 8583 メッセージの応答条件を指定できます。詳細については、「Using ISO 8583 の使用」 を参照してください。これらのオプションは特に SOAP Message Responder、プレーン XML Message Responder、およびリテラル Message Responder のために設計されています。
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- Message Responder で使用するデータ ソースが Virtualize に存在していることを確認します。
- [データ ソース応答条件] タブの適切な場所で [追加] ボタンをクリックし、 XPath、 URL パラメーター、あるいは条件式を入力し、適切な列名を選択します。デプロイされた仮想アセットが実行されるとき、 Virtualize はリクエストから指定の値を抽出し、抽出された値に対応する列名を検索します。一致するデータが見つかった場合、該当するデータ ソース行のデータを使用してレスポンスに値が設定されます。
- 同じ列名を (たとえば URL パラメーターと URL パスで) 複数回指定した場合、1 個の値だけが設定されます。前の値は上書きされます。
- WSDL が指定されている場合、[編集] ボタンをクリックして XPath を生成できます。ダイアログはリアルタイムで XPath 式および列名を検証します。
- ビジュアルな [編集] オプションではなく手動で XPath をカスタマイズした場合、XPath 式の入力/編集中に XPath の構文が検証されます。
- データ ソース列ではワイルドカードを使用できます。
- 式 (例:
[> "55"]、 [like "alpha?beta*"]、 [like "*b*" or like "*a*" and like "*z*"]
) を使用できます。詳細については、「値を照合するための条件式Criteria Expressions for Matching Values with the Message Responder」を参照してください。 - 利用可能な構成オプションの詳細については、以下の メッセージ レスポンダーの概要 を参照してください。
- (フォーム入力、フォーム XML などと) 同じデータ ソースの別の列を参照し、Message Responder の [レスポンス] エリアをパラメータライズします。列名マッピングに複数の XPath または URL パラメーターを追加できます。
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リクエスターにエラーが返されるとき、エラー イベントは [イベント詳細] ビューにも記録されます (仮想アセットのモニタリングが有効になっている場合。詳細は 「サーバーイベントの可視化Gaining Visibility into Server Events」を参照してください)。
リクエスト ボディ
ここでは、1 つ以上の値を抽出するために、着信メッセージで実行する XPath を 1 つ以上指定できます。抽出された値は、マッピングされたデータ ソース列の値とマッチングされます。
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一致する行が見つかった場合、その行はメッセージ レスポンダーのレスポンス メッセージでパラメータライズした値に使用されます。そうすることで、仮想アセットは着信メッセージの値に基づいた任意のメッセージ値で応答できます。
処理に関する詳細な情報については、 「値を照合するための条件式Criteria Expressions for Matching Values with the Message Responder」を参照してください。
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テスト対象アプリケーションが対応する (そしてレスポンダーがシミュレートすべき) URL に特有のまたはそれを代表する URL を入力します。パラメータライズされたトラフィック ウィザード (「パラメータライズされたメッセージ レスポンダーのトラフィックからの作成」で説明) でレスポンダーが作成された場合、このフィールドは、このレスポンダーに対応するトラフィック中のリクエストの 1 つからの URL を使ってデータ投入されます。
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- パフォーマンス グループ: パフォーマンス プロファイルを使用している場合、ここでレスポンダーのパフォーマンス グループの設定や変更ができます。パフォーマンス プロファイルについての詳細は、「パフォーマンス プロファイルの使用」を参照してください。
- 思考時間: エミュレートしたいメッセージ遅延の時間 (ミリ秒) を入力します。この時間は次の時間に追加されます。 a) 「サーバーがリクエストの受信を完了した時間からレスポンスの送信が開始するまでの時 間」から計算される実行時間。および、 b) パフォーマンス プロファイルを介して指定された追加時間 (「パフォーマンス プロファイルの使用」を参照)。また、データ ソースが利用できる場合は、この値をパラメータライズすることが可能です。
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ISO 8583 のパッケージャー ファイルを構成できます。詳細については、「ISO 8583 メッセージ パッケージャーの構成」を参照してください。このオプションは特に SOAP Message Responder と プレーン XML Message Responder のために設計されています。
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リクエスト パラメーターおよび対応するレスポンス パラメーターの値が定義されたデータ ソースが既に存在する場合、次の操作を行って、それらの値を使用できます。
- データ ソースを追加します (「Virtualize のデータ ソース使用方法Understanding How Virtualize Uses Data Sources」を参照)。
- 適切なリクエスト列でメッセージ レスポンダーのデータ ソース マッピングを構成します (詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」を参照してください)。
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使用可能なデータ ソースがまだ存在していないが、複数のリクエスト/レスポンスのセットをすばやく指定したい場合、次の操作を行います。
- 「メッセージ要素にデータ投入するためのデータ ソース テンプレートの生成Generating a Data Source Template for Populating Message Elements」の手順に従って、メッセージ レスポンダー ツールの [フォーム入力] ビューから CSV ファイルを作成します。データ ソースが生成され、レスポンダー スイートに追加されます。この生成されたデータ ソースには、レスポンスの列が含まれています。Message Responder ツールの [フォーム入力] ビューは自動的にパラメータライズされます。
- レスポンスを決定するために使用する必要があるリクエスト パラメーターの分だけデータ ソースに新しい列を追加します (Excel、OpenOffice などのスプレッドシート アプリケーションを使用して)。ワイルドカードを使用できます。
- 追加した新しいリクエスト列を使用して Message Responder のデータ ソース マッピングを構成します。詳細については、「メッセージ レスポンダーの概要」 を参照してください。
- データ ソースに新しい行を追加し (Excel、OpenOffice などのスプレッドシート アプリケーションを使用)、リクエスト パラメーターおよび対応するレスポンス パラメーターに値を指定します 。
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