次の操作手順は、Software AG webMethods Integration Server (IS) v8.0 で確認された手順です。 

この操作手順は、JDBC アダプターを使用するサービス フローに対して適用できます。アプリケーション コードが IS の JDBC アダプター フレームワークを迂回して直接データベースに接続する場合 (つまり独自に JDBC ドライバーおよび接続をインスタンス化して管理する場合) は、「スタンドアロンまたはその他のアプリケーション サーバー プラットフォームでの JDBC の設定」の手順を行ってください。

設定手順:

  1. Applying the Parasoft JDBC Driver to IS
  2. Configuring IS JDBC Adapter
  3. JDBC アダプター接続をテストするためにフロー サービスを作成 (任意)

Parasoft JDBC ドライバーを IS に適用

Parasoft JDBC ドライバーを IS のクラスパスに追加する必要があります。設定するには、次の操作を行います。

  1. Parasoft JDBC ドライバーを IS のクラスパスに追加する必要があります。設定するには、次の操作を行います。
  2. Parasoft JDBC ドライバーの jar ファイルを <SOFTWAREAG-INSTALL-DIR>/IntegrationServer/lib/jars にコピーします。
  3. IS サーバーを起動します。

webMethods Integration Server での設定

IS JDBC アダプターを構成する方法は 2 つあります。

  • IS JDBC アダプターを新しく作成して Parasoft JDBC ドライバーを設定し、目的のサービス フローがその新しいアダプターを使用するよう切り替えます。この方法は、すべてのサービスではなく一部のサービスだけにデータベース仮想化を適用する場合に、仮想化対象のサービスが使用しているアダプターを切り替えることが可能なときにだけ行ってください。
  • サービスが現在使用している JDBC アダプターの構成を変更します。

2 番目の方法で IS を構成するには、次の操作を行います。

  1. IS 管理 Web インターフェイスに移動します。
  2. [Adapters] セクションを展開し、[JDBC Adapter] をクリックします。

  3. 仮想化する JDBC アダプター接続の設定をメモします。後でこれらの設定を変更するため、IS 以外の場所に設定を保存しておくと、必要な場合により簡単に設定を復元できます。 
  4. 元の接続を無効化します。
  5. [Edit] アイコンをクリックします。次のアダプター編集ページが表示されます。
  6. [DataSource Class] を利用可能な値から選択します (使用する値は現在使用中のデータベース ベンダーの JDBC ドライバーによって異なります)。詳細については「JDBC ドライバーの実装クラス」を参照してください。たとえば、元のデータ ソース クラス名が oracle.jdbc.pool.OracleDataSource だった場合、新しい値として com.parasoft.xtest.jdbc.virt.driver.oracle.OracleDataSource を指定します。
  7. [Other Properties] フィールドについては、既存のプロパティはそのままにします (新しいアダプターを作成している場合は、元のプロパティを追加します)。それに加えて Parasoft JDBC ドライバー固有のプロパティを追加します。プロパティはセミコロン (;) で区切ります。以下のプロパティを定義する必要があります。
    • virtualizeServerUrl
    • virtualizeGroupId
      例: virtualizeServerUrl=http://VirtualizeServerHostName:9080;virtualizeGroupID=ParaBank
  8. 変更を保存します。
  9. JDBC アダプター接続を再び有効化します。

変更された JDBC アダプターを使用している webMethods サービスを仮想化する準備が整いました。

JDBC アダプター接続をテストするためにフロー サービスを作成 (任意)

変更した IS のアダプター接続構成を使って設定をテストしたい場合、次の操作を行って簡単なサービスを作成することができます。

  1. webMethods Developer を起動して IS に接続します。
  2. データベース アダプター サービスを追加するフォルダーを右クリックし、[New] > [All Choices] をクリックします。
  3. [Adapter Service] を選択し、[Next] をクリックします。
     
  4. [JDBC Adapter] を選択します。
  5. [Adapter Connection Name] の下のフィールドで、Parasoft JDBC ドライバーを使用するよう変更した既存のアダプターを選択します。
  6. 使用するサービス テンプレートを選択します。
    • 単に SQL クエリーをコピー/ペーストする場合、[Custom SQL] を選択します。その他の場合は、詳しい情報については『webMethods JDBC Adapter User’s Guide』を参照してください。
  7. アダプター サービスを作成するフォルダーを選択し、有効なサービス名を指定します。
  8. [Finish] をクリックします。
  9. アダプター サービスをダブルクリックしてエディターを開きます。
  10. 任意のクエリーを実行するよう構成します。詳細については『webMethods JDBC Adapter User’s Guide』を参照してください。

これで新規アダプター サービスを使用する準備が整いました。webMethods Developer から、または Parasoft SOAtest の SOAtest webMethods ツールを使用してサービスを呼び出すことができます。Parasoft SOAtest には、エラーが発生した場合に詳細な診断情報をレポートし、設定の問題をデバッグする機能があります。

  • No labels