このセクションでは、グループのポリシーを定義し、共有する方法を説明します。

このセクションの内容:

グループ ポリシーの定義

SOAtest では、ポリシーはアサーションまたはルールのセットで構成されます。それらのルールをチェックするテストを作成することによって、ポリシーが適用されます。ポリシー ファイルを指定して WSDL からテストを作成すると、「policy enforcer」テストが作成されます。

SOAtest には、デフォルトのポリシー ファイルが付属しています。デフォルトのポリシー ファイルは、相互運用性や業界標準ほか、保守性やベスト プラクティスへの適合性など、SOA で Web サービスを使用するうえでの主要な課題に対処します。チーム固有のニーズに合わせてアーキテクトがこのポリシーをカスタマイズすることを強く推奨します。

カスタム SOA ポリシーを定義するには、次の操作を行います。

  1. [ファイル] メニューの [新規] > [ポリシー構成] をクリックします。
  2. ポリシーの名前および場所を指定し、[終了] をクリックします。
    • SOAtest GUI の右側に [ポリシー構成] パネルが表示され、ポリシー適用ルールおよび WSDL に対応するアサーションのリストが表示されます。
  3. ポリシー構成パネルで以下の操作を行うことができます。
    • 個々のルールやルールのグループを有効/無効にするには、チェック ボックスをオンまたはオフにします。
    • パラメータライズ可能なルールを右クリックして [View/Change Rule Parameters] をクリックし、必要に応じて設定を変更します。パラメータライズ可能なルールには、特別なアイコン (ラジオボタンが付いた帽子のマーク) が表示されます。
    • ルールを検索するには、[検索] をクリックします。
    • 無効なルールを非表示にするには、[有効なルールのみ表示] をクリックします。後で再びすべてのルールを表示するには、[すべて表示] をクリックします。
    • RuleWizard でカスタム ルールを定義するには、[新規] をクリックし、RuleWizard のグラフィカルな エディターを使用するか、自動化されたジェネレーターを使用して、新規ルールを作成します。カスタム ルールを定義したら、ルール ツリーで [追加] をクリックしてルールを追加し、ルールを有効にします。詳細については、このパネルで [新規] をクリックし、RuleWizard GUI で [Help] > [Documentation] をクリックして 『RuleWizard User Guide』を開きます。
    • ルールの説明を参照するには、ルールのノードを右クリックし、[ルール ドキュメントの参照] をクリックします。
  4. カスタム ポリシーを以前に指定した場所に保存するには、[保存] をクリックします。後で 「WSDL、スキーマ、SOAP メッセージにポリシーを適用」の説明に従って、定義したポリシー構成からポリシーを適用するテストを自動生成できます。今後、定義したポリシー構成を使用して、ポリシーを適用するテストを自動的に作成できます。

グループ間でポリシー ファイルを共有

ポリシー設定ファイルとカスタムルールの作成が完了したら、それらを共有することで、チームメンバー全員がソース管理を介して各自のテスト環境でアクセスできるようになります。

  • No labels