このセクションの内容:
概要
階層データ セットは、トランザクションを記録し、テスト時にデータ ベースに追加したときに Test Data に追加されます。Data Repository ツールを使用して手動で直接リポジトリにデータをインポートすることもできます。Test Data のインターフェイスでデータを参照して修正し、複数のテスト シナリオでデータを利用できます。
重要な概念および用語
このセクションで使用される用語の定義については「データ リポジトリについて」を参照してください。
メイン ツールバー
メイン ツールバーには、Data Repository に関連する機能があるほか、現在のビューに応じて追加の機能が表示されます。
メイン ツールバーでは、以下のアクションを実行できます。
- [エクスポート] をクリックして選択した Data Repository のコピーを作成します。このコピーは [データ] タブのメイン ページからダウンロードできます。「リポジトリの作成と管理」を参照してください。
- 他のユーザーが選択されたリポジトリを変更するのを防ぐには、[ロック] をクリックします。「リポジトリのロックおよびロック解除」を参照してください。
- 接続されたアプリケーションで行われた変更をロードするには、[リフレッシュ] をクリックします。
- 選択されたリポジトリに新規データ セットを手動で追加するには、[データ セット] をクリックします。「Manually Creating a Data Set」を参照してください。
- 選択されたリポジトリを削除するには、[削除] をクリックします。「リポジトリの作成と管理」を参照してください。
Data Repository ビュー
[データ] タブでリポジトリをクリックすると、Data Repository ビューが開きます。
Data Repository ビューでは、以下のアクションを実行できます。
手動でのデータ セットの作成
- サーバー メニューからリポジトリを選択し、メイン ツールバーの [データ セット] をクリックします。
- データ セット名およびレコード タイプ名を指定します。デフォルトでは、データ セット名がレコード タイプ名になりますが、テスト シナリオに固有の名前付け規則が適用される場合、[レコード タイプ名] フィールドをクリックして別の値を指定することもできます。
- [空] オプションを有効にし、[作成] をクリックします。
リポジトリ ページにデータ セット名が追加されます。次の手順については、「Add and Modify Data」を参照してください。
データ セットとレコード タイプのダウンロード
データ セットまたはレコード タイプを JSON ファイルとしてダウンロードできます。
- 省略記号メニューの [ダウンロード] をクリックし、エンコーディング オプションを指定します (デフォルトは UTF-8 です)。
- プロンプトが表示されたら、[ダウンロード] をクリックして続行します。
データ セットとレコード タイプの削除
省略記号メニューの [削除] をクリックし、確認ダイアログが表示されたら、データ セットまたはレコード タイプの削除を確定します。他のコンポーネントを参照しておらず、他のコンポーネントから参照もされていないレコード タイプがデータ セットに含まれている場合、[孤立したレコード タイプを削除] オプションをオンにすると、該当するデータ セットが完全に削除されます。このオプションは、レコード タイプには適用されません。
データ レコード ビューを開く
データ セット列のデータ セットをクリックすると、Data Record Viewが開きます。
データ レコード ビュー
データ レコード ビューは、データを変更するためのインターフェイスです。Data Repository ビューでデータ セットをクリックすると、レコードを表示できます。
以下のアクションを行うことができます。
データ セット ツールバーの使用
- リフレッシュ ボタンをクリックすると、データの変更がロードされます。
- データを JSON ファイルとしてダウンロードできます。
- ダウンロード アイコンをクリックし、エンコーディング オプションを指定します (デフォルトは UTF-8 です)。
- [ダウンロード] をクリックします。
- ゴミ箱のアイコンをクリックし、確認ダイアログが表示されたらデータ セットの削除を確定します。他のコンポーネントを参照しておらず、他のコンポーネントから参照もされていないレコード タイプがデータ セットに含まれている場合、[孤立したレコード タイプを削除] オプションをオンにすると、該当するデータ セットが完全に削除されます。
- 検索フィールドに検索語を入力して ENTER キーを押すと、データ セットを検索できます。検索は、検索語と完全に一致するレコードを返します。検索を絞るには、キーワード フレーズを入力します。
行と列の追加と削除
データ セット ヘッダーの省略メニューをクリックし、キー列および値列の追加や、最初または最後の行の追加を行います。新規値列は常にテーブルの終端に追加されます。
新規キー列はテーブルの先頭 (行番号列の右隣) に、以下の規則に従ってアルファベット順に追加されます。
- ハイフン (-) で始まる列
- 大文字
- 小文字
キー列および値列名について
列名には以下の制限があります。
- 空白が含まれていてはいけません。
- 非英数文字が含まれていてはいけません。
- 先頭に数字を使用できません。
- 最初または最後の文字としてアンダースコアを使用できません。
ファイルにこれらの文字が含まれている場合、データ セットにインポートしたときにアンダースコアに置き換えられます。
列名の変更および列の削除を行うには、列のアクション メニューをクリックします。キー列の値に従ってデータの表示順序をソートすることもできます。ソートはデータの構造には影響を与えません。
インライン行の追加、データ行の複製、または行の削除を行うには、行のアクション メニューをクリックします。
行を展開すると、JSON ビューアーでデータを表示できます。
Null フィールドおよび Exclude フィールドの参照
Null
および exclude
は、 CTP の特別な値です。プリミティブ フィールドに null/exclude が設定されている場合、[null]
/ [exclude]
と表示されます。たとえば、次の画面ショットの Age
を参照してください。
プリミティブ リスト フィールドに null/exclude が設定されている場合、 [null]
/ [exclude]
を値に持つアイテムの配列として表示されます。たとえば、次の画面ショットの key
を参照してください。
record リスト フィールドに null/exclude が設定されている場合、[null record]
/ [exclude record]
を値に持つアイテムの配列として表示されます (null/exclude プリミティブ リストと区別するため)。たとえば、次の画面ショットの string
を参照してください。
フィールドに null または exclude を設定するには (つまり、このデータ ソースから値が設定された要素がメッセージに表示されないようにするには)、編集時に [null]
または [exclude]
を使用します。
データの編集
値を変更したり、データの構造を変更したりできます。値を編集可能にするには、えんぴつのアイコンをクリックします。
ロックされたリポジトリ
リポジトリが他のユーザーによってロックされている場合、リポジトリを変更したり、レコードを削除することはできません。
編集可能な値はアクティブになります。テーブルのデータ キー値や JSON ビュー エディターのプリミティブ値を編集できます。
データの構造を変更するには、[Modify Structure] ボタンをクリックします。
構造の変更が有効な場合、次のアクションを実行できます。
- ノードのハンドルをドラッグ&ドロップして順序を変更します。
- アクション メニューを開いてデータ タイプを変更したり、新規フィールドを追加したり、フィールドを複製したり、フィールドを削除したりできます。
- 配列またはオブジェクト フィールドを追加または変更する場合、ノードのアクション メニューに [追加] オプションが表示されるので、これを使用してレコードに子を追加できます。
- また、配列およびオブジェクト フィールドの子をソートすることもできます。
設定が完了したら [保存] をクリックします。
インポート時にデータ セットを作成
現時点では、CSV および CSV 形式のファイルのインポートだけがサポートされています。
- データ タブで、サーバー メニューからリポジトリを選択し、データ セットの追加ボタンをクリックします。
- データ セット名およびレコード タイプ名 (任意) を指定します。
- [CSV ファイルから] オプションを選択し、[次へ] をクリックします。
- データが保存されたファイルを選択します。アップローダーが列ヘッダーを検出します。デフォルトでは、エンコーディングは UTF-8 に設定されます。デフォルトで区切り文字および引用も一般的な文字に設定されます。他のエンコーディング、区切り文字、引用符を使用する場合、ドロップダウン メニューで変更します。
(任意) データのインポート方法を設定します。[ファイル] オプションのフィールドをクリックし、利用可能な設定から選択します。[空白を除去] オプションを有効にすると、データから余分なスペースが削除されます。フィールドをキー、値、または両方として指定できます。キーを指定すると、メッセージ レスポンダーはレスポンスを構築する際に使用する適切なデータ行を選択できます。
- データ セットの設定が完了したら、[作成] をクリックします。インポート タスクが Test Data のタスク キューに追加されます (「Test Data のタスクの参照」を参照)。データ セットがすぐにはリポジトリに表示されなかったり、利用可能にならない場合があります。インポート タスクが進行している最中も CTP を使い続けることができます。インポートが完了すると、メッセージが表示されます。
- データ セットをクリックしてデータを編集します。「Adding and Modifying Data」を参照してください。