Parasoft PCAP Parser は、ネットワーク プロトコル解析ツール Wireshark によって作成されたパケット キャプチャ (PCAP) ファイルを読み取り、Parasoft 仮想アセットまたはテストシナリオで使用できるトラフィック ファイルを作成します。

このセクションの内容:

前提条件

  • Java 8 or 以上
  • PCAP ライブラリ (「Troubleshooting」を参照)
  • Wireshark PCAP ファイル
  • Parasoft SOAtest/Virtualize 2020.1 以上

使用方法

com.parasoft.soavirt.utilities.pcapparser-<version>.jar を実行して PCAP ファイルをトラフィック ファイルに変換します。トラフィック ファイルは、Parasoft SOAtest、Virtualize、Continuous Testing Platform (CTP) で仮想アセットまたはテスト シナリオを生成するのに使用できます。

ユーティリティを実行する基本的なコマンドは次のとおりです。

java -jar com.parasoft.soavirt.utilities.pcapparser-<version>.jar -pcap <inputPcapFile> -traffic <outputTrafficFileName>.txt

次のコマンド例は、output.txt ファイルを作成します。

java -jar com.parasoft.soavirt.utilities.pcapparser-1.0.0.jar -pcap parabank_soap_wireshark.pcap -traffic output.txt

このファイルを仮想アセットまたはテスト シナリオに変換できます。 REST および SOA 機能テスト を参照してください。「仮想アセットの作成」を参照してください。「仮想アセットの作成」および「REST および SOA 機能テスト」を参照してください。利用可能なすべてのコマンドを参照するには、java -jar com.parasoft.soavirt.utilities.pcapparser-<version>.jar を実行してください。

トラブル シューティング

PCAP Parser を利用するには、ネイティブな PCAP ライブラリがシステムにインストールされている必要があります。Linux および Mac では、libpcap をインストールする必要があります。Windows では、利用可能なライブラリが 2 つあります。WinPcapNpcap です。どちらを使用してもかまいませんが、Npcap では追加の設定が必要な可能性があることに注意してください。詳細については、PCAP Parser 配布パッケージに付属している README ファイルを参照してください。

PCAP Parser 配布パッケージには、テスト目的で使用できるサンプル PCAP ファイルが付属しています。

サード パーティのコンテンツ

この拡張機能は、以下のサード パーティのコンテンツを含みます。

  • pcap4j
  • pkt


  • No labels