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概要

Parasoft Kafka Listener Extension は、Apache Kafka メッセージ フォーマットをサポートし、Virtualize のアセットがトピックから単一のメッセージを読み取って別のトピックに単一のメッセージで応答することを可能にします。 

要件

  • Apache Kafka brokers 0.10.0.0 以降
  • Parasoft Virtualize 2020.2 以降

インストール

Parasoft Kafka Transport Extension は UI またはコマンドラインからインストールできます。

UI からのインストール

  1. [Parasoft] メニューの [設定] を選択します。
  2. [システム プロパティ] ページで [JAR の追加] をクリックします。
  3. 表示されたファイル選択ダイアログで com.parasoft.virtualize.listener.kafka-1.0.jar を選択します。
  4. [適用] をクリックし、Virtualize を再起動します。

コマンドラインからのインストール

設定プロパティ ファイルで、system.properties.classpath プロパティに kafka.jar ファイルを追加します。例:

system.properties.classpath=<path to jar>/kafka-listener-1.0.jar

使用方法

インストールすると、仮想アセットのデプロイメント設定に Kafka Listener オプションが表示されるようになります。Kafka の実装は、SQL レスポンダー以外のすべてのレスポンダーに使用できます。

  1. 仮想アセットの設定を開き、[トランスポート] タブをクリックします。  
  2. [カスタム] タブをクリックし、リスナーを設定します (「Configuration」を参照)。システムに複数のカスタム拡張機能がある場合、[実装の選択] ドロップダウン メニューから [Kafka Lister] を選択します。

設定

リスナーにはプロデューサーとコンシューマーの両方が設定されている必要があります。

Connection 設定

BrokersKafka が実行されているサーバーのリストをカンマ区切りで指定します。ポートを含めます。
Security Protocol

セキュリティ プロトコルを指定します。次の値を指定できます: 

  • PLAINTEXT - 認証を行わない、暗号化されていないチャネルです。
  • SSL - SSL チャネルです。 
  • SASL_PLAINTEXT - SASL 認証を行う、暗号化されていないチャネルです。このオプションには追加の設定が必要です (「SASL_PLAINTEXT and SASL_SSL」を参照)。
  • SASL_SSL - SASL 認証を行う、暗号化されたチャネルです。

Transport Layer Security (TLS) 設定は、この Security Protocol に SSL または SASL_SSL が指定されている場合にだけ適用されます。

SASL_PLAINTEXT および SASL_SSL

SASL_PLAINTEXT および SASL_SSL セキュリティ プロトコルは、UI フィールドでは指定できません。これらのセキュリティ プロトコルを使用するには、設定ファイルを作成し、sasl.jaas.config プロパティを変更して com.parasoft.soavirt.kafka.shaded パッケージ接頭辞を含める必要があります。次のサンプルは、プレーン ログイン モジュールのパッケージを設定する方法を示しています。

com.parasoft.soavirt.kafka.shaded.apache.kafka.common.security.plain.PlainLoginModule 

Producer Settings または Consumer SettingsAdditional Settings File Path フィールドに設定ファイルを指定します。

コンシューマー設定

Topic

コンシューマーがサブスクライブする単一のトピック名または複数のトピック名をカンマで区切ったリストを指定します。

トピックにコロンとパーティションを表す整数値を付加することで、トピック内のパーティションを指定できます。例: topic1:0

Group Idコンシューマーが所属するグループを指定します。トピックとともにパーティションが指定されていない場合、このプロパティは必須です。
Offsetレコードの読み取りを開始するトピック/パーティション内の位置を指定します。
Max Poll Records各回でポーリングするレコードの最大数を指定します。デフォルト値は 500 です。
Commit Offsets

オフセットをコミットする際のモードを指定します。コミットは、コンシューマーがレコードの処理を再開できるパーティション内の位置です。

  • autocommit: このモードでは、Kafka がコミットのオフセットを決定します。
  • lastProcessedMessage: このモードでは、最後に処理されたメッセージかコミットのオフセットとして設定されます。
  • off: このモードでは、オフセットはコミットされません。

デフォルト値は autocommit です。

Worker Threads各インスタンスで実行するワーカー スレッドの数を指定します。最少でも 1 が必要です。デフォルト値は 50 です。
Additional Settings File Path

Virtualize UI には表示されない追加の Kafka コンシューマー設定を指定します。ファイルは各行に key=value という値を含む通常の Java プロパティ ファイルの形式に従う必要があります。コンシューマー設定プロパティの詳細については Kafka のマニュアルを参照してください。

https://kafka.apache.org/0100/documentation.html#consumerconfigs

プロデューサー設定

Topicプロデューサーがメッセージを書き込むトピックの名前を指定します。
パーティション

トピックのパーティションの番号を整数で指定します (例: 0, 1, 2)。

空の場合、レコード キーを使用してパーティション番号が生成されます。

Record Key Serializerキーを文字列と null のどちらとして書き込み/送信するかを指定します。デフォルト値は string です。
Record Keyレコード キーを指定します。
Idempotent

1 つのメッセージだけがブローカーに送信され、重複がないようにするには、true を指定します。デフォルトは false です。

Request Timeout確認応答の送受信がタイムアウトするまでに待機する時間をミリ秒単位で指定します。デフォルト値は 30000 です。
Additional Settings File Path

Virtualize UI には表示されない追加の Kafka プロデューサー設定を指定します。ファイルは各行に key=value という値を含む通常の Java プロパティ ファイルの形式に従う必要があります。プロデューサー設定プロパティの詳細については Kafka のマニュアルを参照してください。

https://kafka.apache.org/0100/documentation.html#producerconfigs 

Transport Layer Security

TLS Protocol

セキュアな接続を確立するために使用する トランスポート層プロトコルを定義します。

デフォルト: TLSv1.2 

Security ProviderTLS 接続に使用するセキュリティ プロバイダーの名前です。デフォルト値は JVM のデフォルトのセキュリティ プロバイダーです。
Key Store File Locationアセット (.tst、.pva、.pvn) の [キーストア ファイル] への絶対パスまたは相対パスを定義します。
Key Store Type

[キー ストア ファイル] の種類を定義します。JVM にロードされるセキュリティ プロバイダーに合わせて、異なるキーストア タイプを処理できます。JVM にセキュリティ プロバイダーを追加した場合は、そのセキュリティ プロバイダーのドキュメントを参照し、利用できるキーストア タイプ名を確認してください。

Key Store Password

[キー ストア ファイル] からキー/証明書を抽出するために使用するパスワードを定義します。

空白にした場合、パスワードなしでキーの抽出を試みます。

Key Passwordキー ストア ファイルの秘密鍵のパスワードを指定します。クライアントに関しては、この設定はオプションです。
Trust Store File Location

アセット (.tst、.pva、.pvn) の [トラスト ストア ファイル]への絶対パスまたは相対パスを定義します。

デフォルト: Trust All Certificates 

Trust Store Type

[トラスト ストア ファイル] の種類を定義します。JVM にロードされるセキュリティ プロバイダーに合わせて、異なるトラスト ストア タイプを処理できます。JVM にセキュリティ プロバイダーを追加した場合は、そのセキュリティ プロバイダーのドキュメントを参照し、利用できるトラスト ストア タイプ名を確認してください。

Trust Store Password

[トラスト ストア ファイル] からキー/証明書を抽出するために使用するパスワードを定義します。空白にした場合、パスワードなしでキーの抽出を試みます。

ロギング 

Log Level

コンソールに表示する情報の量を指定します。デフォルト値は 2 (警告)です。

サード パーティのコンテンツ

この拡張機能は、以下のサード パーティのコンテンツを含みます。

その他のライセンスの詳細については、プラグインの licenses フォルダーを参照してください。

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