このセクションでは、サードパーティ製のツールを SOAtest/Virtualize 環境に統合する方法について説明します。
セクションの内容:
External Tool の定義
External Tool を作成して適切に構成することで、任意のサードパーティ製ツールを SOAtest/Virtualize に統合できます。External Tool はトランスポート ヘッダー出力としてだけ利用できます。
外部 (サードパーティ製) ツールの統合
サードパーティ製ツールを統合するには、次の手順で External Tool を構成します。
- ツールのノードをダブルクリックします。
- 各フィールドを次のように入力します。
- [名前] フィールドにツールの名前を入力します。
データ ソース値でツールをパラメータライズする場合は (たとえば [引数] 列など) 、[データ ソース] ドロップダウン メニューからデータ ソースを選択してください。このオプションは、データ ソースがテスト スイートに追加されている場合だけ利用可能です。
[実行ファイル] フィールドで、統合するツールの実行ファイル名とパスを入力します。
ツールにフラグや引数を渡す場合は、まず [追加] ボタンをクリックします。そして [変更] ボタンをクリックして、ダイアログにフラグと引数の値を指定します。データ ソースからパラメータライズした値を選択する場合、特定のデータ ソース列のそれぞれの値が引数として使用されます。
フラグを指定する必要がない場合は、フラグ列は空のままにできます。フラグと引数の使用例
たとえば、 Windows 上で FTP の実行ファイル ([実行ファイル] フィールドに定義したもの) を呼び出すと仮定します。呼び出しコマンドには、すべてのフラグと値がスペース区切りで続きます。
実行ファイルは "ftp" で、フラグは次のように定義されているとします。フラグ 値-cp test.jartest最終的な実行コマンドは次のようになります。ftp -cp test.jar test
% 引数% 引数を指定しなくても External Tool は呼び出せば開始しますが、選択したファイル、ブラウザー項目上などで動作しません。%F: この引数は選択した項目のファイル名とパスを渡します。選択した項目上でツールが動作することを可能にします。この引数を使用してツールを呼び出す場合、呼び出された項目は “非実体化” し、一時ファイル名が割り当てられます。適用できる場合は、%u 引数を使用して非実体化を避けることができます。%F は最も一般的に使用される引数です。%f: この引数は、選択した項目のファイル名を渡します。パスは渡しません。%u: この引数は、選択した項目の URL を渡します。関連するツールが URL で動作する限り、シンプルな URL (フォームのサブミットがないページの URL) で有効です。%l: この引数は、関連する行番号の情報を渡します。- このツールの終了値がツールの成功を表す場合、[成功を表す終了値] チェックボックスをオンにします。終了値が失敗を表す場合、このオプションはオフにします。
- [MIME タイプ] フィールドに、このツールがどのタイプのファイルを扱うことができるかを指定します。
- [出力の MIME タイプ] フィールドに、このツールに送付してほしい出力のタイプを指定します。