XML Assertor ツールを使って、XML メッセージ中のデータの正しさを強制することができます。XML Assertor ツールは通常、サービスが返すデータを検証するために、SOAP Client または Messaging Client に接続されます。XML Assertor ツールは、スクリプトを必要とすることなく、複雑なメッセージ検証のニーズを支援します。ユーザーは、XML メッセージの違反アサーションを簡単に作成して保守することができます。
XML Assertor を使用するには、以下の操作を行います。
- 前の演習で作成した テスト 1: getItemByTitle ノード を右クリックしてショートカット メニューから [出力の追加] を選択します。
- [出力の追加] ウィザードで、左側から レスポンス > SOAP エンベロープ を選択し、右側から XML Assertor を選択して [終了] をクリックします。
- 表示された [XML Assertor] パネルで、[構成] タブを開いて [追加] ボタンをクリックします。
- [アサーションの選択] ウィザードで、[値アサーション] の [文字列比較アサーション] を選択し、[次へ] をクリックします。
[文字列比較アサーション] 画面に XML メッセージのツリー ビューが表示され、強制する単一の値を選択することができます。 - name 要素を選択し、[終了] をクリックします。
XML Assertor の [構成] タブに文字列比較アサーションが表示されます。 - XML Assertor の [構成] タブで、[要素は] ドロップダウン メニューから [次を含む] を選択し、[期待値] に Linux と入力します。
- XML Assertor 構成に対する変更を保存します。
- ツールバーの [テスト] ボタンをクリックします。テストが成功します。
XML Assertor の [構成] タブで [追加] ボタンをクリックすることで、メッセージに適用するアサーションをさらに追加することもできます (たとえば price 要素で強制する数値アサーションなど)。