このセクションの内容:
一般的なコマンドラインの実行
コマンドラインからテストするための基本手順は、次のとおりです。
- コマンドライン モードで解析を起動するには、適切なオプションで soatestcli ユーティリティを使用します。オプションの一覧については「 CLI オプション」を参照してください。以下は重要なオプションです。
- -data: Eclipse ワークスペースの場所を指定します。-data オプションを使用しない場合は、 次のデフォルト ワークスペースが使用されます。 [SOAtest_workspace]\parasoft\workspace ("SOAtest_workspace" には C:\Users\yourname などが入ります。)
- -config: 実行するテスト コンフィギュレーションを指定します。
- -resource: 実行するテスト スイートを指定します。1 つのテスト スイートを実行するには、 ワークスペースから <テスト スイート名.tst> への相対パスを指定します。複数のテスト スイートを実行するには、テストを実行する順序で複数の -resource パラメーターを指定します。ディレクトリ内のすべてのテスト スイートを実行するには、 ワークスペースからそのディレクトリへの相対パスを指定します。
- -publish: DTP へのテスト結果のパブリッシュ
- -report: テスト実行レポートの場所を指定します。
- -settings: 高度な構成設定を含む .properties ファイルを指定します。オプションに関する説明は「設定ファイル (オプション)」にあります。
SOAtest インストールへのパスが通っていない場合は、フルパスで soatestcli の実行ファイルを起動します。
CLI の呼び出し
soatestcli の呼び出し形式は、次のとおりです。
- Windows:
soatestcli.exe [OPTIONS]
- UNIX:
soatestcli [OPTIONS]
一般的に次のパターンで呼び出します。
- Windows:
soatestcli.exe -data %WORKSPACE_DIR% -resource resource_to_test -settings %LOCAL_SETTINGS_FILE% -config %CONFIG_URL% -report%REPORT_FILE%
- UNIX:
soatestcli -data %WORKSPACE_DIR% -resource resource_to_test -settings %LOCAL_SETTINGS_FILE% -config %CONFIG_URL% -report %REPORT_FILE%
例
soatestcli.exe -config "user://Example Configuration"
- "Example Configuration" という名前のユーザー定義のテスト コンフィギュレーション で、デフォルトワークスペースにあるすべてのテストを実行します (スタンドアロン インストールの場合は通常、 c:\documents and settings\<username>\soatest\workspace)。
注意
ユーザー定義のコンフィギュレーションは、 指定されたワークスペースとコンフィギュレーションに固有のものです。 "Example Configuration" はワークスペースが最初に作成されたときに SOAtest によって自動的に作成され、デフォルト コンフィギュレーションとして設定されます。
soatestcli.exe -import c:\myProject
- c:\myProject からデフォルト ワークスペースにプロジェクトをインポートします。
soatestcli.exe -config "user://Example Configuration" -data "c:\myWorkspace"
- c:\myWorkspace にあるワークスペースのすべてのテストを実行します。インポートしていないプロジェクト中のテストは実行されません。 "Example Configuration" テスト コンフィギュレーションが使用されます。
soatestcli.exe -config "user://Example Configuration" -resource "tests/myTest.tst"
- デフォルト ワークスペースにある tests プロジェクトの myTest.tst テスト スイート ファイルを実行します。"Example Configuration" テスト コンフィギュレーションが使用されます。tests プロジェクトはあらかじめワークスペースにインポートされている必要があります。
soatestcli.exe -config "user://Example Configuration" -resource "tests" -report c:\reports\Report1
- デフォルト ワークスペースにある tests プロジェクト フォルダー のすべのテストを実行し、レポートを c:\reports\Report1 に保存します。 tests プロジェクトをあらかじめワークスペースにインポートしておく必要があります。