プロキシのポートとテスト作成オプションを指定して API にアクセスすると、自動化されたワークフローでツールを使用できます。このセクションの内容

プロキシ システム プロパティ

Web Proxy 管理コンソールから、または .jar ファイルから実行している場合はコマンドラインからシステム プロパティを指定することで、Web Proxy を設定できます。以下のプロパティを指定できます。  

-DapiPortAPI のポート番号を指定するシステム プロパティです。デフォルト値は 40090 です。
-DproxyPortStart

空きポートのスキャンを開始するポートを指定するシステム プロパティです。デフォルト値は 40443 です。

-DproxyPortRange

スキャン開始ポート (proxyPortStart 引数で指定された値) からスキャンするポートの数を制限するシステム プロパティです。0 を指定すると、スキャンは行われません。

-DproxyAutoConfigURL

プロキシ自動設定 (PAC) ファイルの URL を指定するシステム プロパティ。例:

-DproxyAutoConfigURL=<protocol>://<host>:<port>  

-DuseSystemProxy

ネットワーク レベルのプロキシの使用を有効/無効にします。デフォルトは true です。

-Ddebugシステム デバッグ情報を有効化/無効化します。デフォルトは false です。
-DenableHTTPCacheControlHTTP キャッシュ ヘッダーがプロキシを通過することを有効/無効にします。デフォルト値は false です。デフォルト モードでは、HTTP キャッシュ ヘッダーがアクティブに削除されます。

Web Proxy 管理の例

[Java] タブの [Java Options] フィールドにシステム プロパティを追加します。次の例では、API ポートに 45000 を指定し、デバッグを有効化しています。

コマンドラインの例

コマンド ラインからの起動時に設定オプションを指定します。次の起動コマンドは、API ポートに 10090 を指定し、ポート番号範囲をスキャンし、デバッグを有効化しています。

%INSTALLDIR%/jre/bin/java -DapiPort=10080 -DproxyPortStart=20443 -DproxyPortRange=10 -Ddebug=true -jar com.parasoft.traffic.proxy.jar

Java のサポート

Parasoft Recorder には Java インスタンスが付属していますが、すでにシステムにインストール済みの Java 11 以降の Java を使用することもできます。

テスト作成プロパティ

テスト作成のプロパティは、tst_creation.properties ファイルで設定できます。このファイルは SOAtest に同梱されており(Smart API テスト生成の設定 を参照)、TestAssets フォルダーの SOAtest サーバー ワークスペースにデプロイされます。SOAtest サーバーに接続するすべての Web Proxy が、このファイルの設定を使用します。

Parasoft Recorder は、ローカルマシンに tst_creation.properties.examples ファイルもインストールします。ローカルファイルの名前を tst_creation.properties に変更し、useServerSettings プロパティを false に設定することで、SOAtest サーバー ワークスペースの tst_creation.properties ファイルで構成された設定を上書きできます。設定ファイルは、com.parasoft.traffic.proxy.jar ファイルと同じディレクトリに保存して、テストの作成中に自動的に読み取れるようにする必要があります。

テスト作成プロパティの詳細については「Smart API テスト生成の設定」を参照してください。

API の使用

Web Proxy を開始した後、次の URL に移動すると、API の定義を参照できます。

http://<host>:<port>/api/openapi.json

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