作業中のリポジトリを他のユーザーが変更したり削除したりできないよう、リポジトリをロックすることができます。ロック機能が利用できるのは、有効なユーザー名とパスワードを使って Parasoft CTP によって Virtualize が認証している場合だけです。また、ロック機能がサポートされるのは次の場合のみです。a) CTP に正常に接続している、および b) CTP が匿名アクセスを許可していない。詳細については、「Continuous Testing Platform」を参照してください。
ロック/ロック解除機能が利用できるのは、リモートの Data Repository サーバー (つまり組込みではない Data Repository サーバー) です。 ロック/ロック解除機能は、[Virtualize サーバー] ビューで表示される Virtualize サーバー成果物 (たとえば仮想アセット、メッセージプロキシ、JDBC コントローラー、ファイル) でも利用できます。詳細については「Virtualizeサーバー成果物のロックとロック解除」を参照してください。認証されたユーザーは、現在ロックされていないリポジトリをロックしたり、自分がロックしているリポジトリを修正したり、自分がロックしたリポジトリをロック解除したりすることができます。
管理者レベルのユーザーは、どのリポジトリでもロック解除できます (どのユーザーがロックしたかは関係ありません)。ただし、他のユーザーがロックしているリポジトリを変更することはできません。ロックされたリポジトリを変更したい場合は、まずロック解除してから変更する必要があります。
CTP による認証
ユーザーの認証情報は、[サーバー接続設定] ダイアログで指定します (このダイアログは、新規に Data Repository サーバーを追加するとき、あるいは [データリポジトリ] ビューで Data Repository Server ノードをダブルクリックしたときに利用できます)。([ロックのために認証を設定] チェックボックスをオンにし、使用する CTP サーバーの URL ( たとえば http://ctpserver:8080)、および CTP サーバー用のユーザー名とパスワードを指定します。
リポジトリのロックとロック解除
リポジトリをロックするには、以下の操作を行います。
- [データ リポジトリ] ビューでリポジトリを右クリックし、[リポジトリのロック] を選択します。
該当するリポジトリのアイコンに、鍵のマークが追加されます。ラベルには、このリポジトリをロックしている自分のユーザー名が表示されます。この時点でこのリポジトリを変更したり削除したりできるのは、自分だけです。
リポジトリのロックを解除するには、以下の操作を行います。
- [データ リポジトリ] ビューでリポジトリを右クリックし、[リポジトリのロック解除] を選択します。管理者レベルのユーザーでない限り、ロック解除できるのは自分がロックしたリポジトリだけです。